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お題SS  作者: 湯城木肌
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どこへでもお届けします

#Twitter300字ss

お題[贈り物]


「またか」

 差出人と宛名のみが付記されたきれいな箱を持ち上げ、小さく息を吐く。

 グローバルの気運が高まったせいか、固定の住所を持たないものが増えてきている。特に私たち有翼人種のような移動が得意な種族が特に顕著だ。気持ちがわかるだけに、強く非難できないのももどかしかった。

「早く届けられないのは、許してね」

 他の手紙類とは別の鞄に入れ、背伸びをして立ち上がる。

 

場所なんてわからなくても、みんな誰かに想いを届けたいのだ。

時間や距離は、人の想いを遮らない。私はその手伝いをする。そのことが私はとても誇らしい。




 他の手紙類を配るために各地を回りつつ、箱の入った鞄を一瞥する。

「…中身が食べ物だったら、嫌だなあ」


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