伊坂幸太郎
新作がでると必ず購入して読む作家さん。全作品所持していたのであるが、初期の作品については、貸出してかえって来ないものもあるので、全部そろえなおしたいと常々おもっているものの、足りない本をきちんと把握しないまま古本屋等にいってしまうため、不足のままになっている。
伊坂さんを読むきっかけは、出身校が一緒で先輩ということ。そのまま、はまってしまって現在に至る。
この人の作品は、引き込まれて一気に読破してしまう。作品同士のリンクやシリーズも楽しめる。個性豊かなキャラクターが生き生きと話の中で駆け回り、いろいろなことが絡み合って、あちこちに広がっていったものが、揺さぶられながらも最後にはまとまって終わりに向かっていく。読後感も満足なことも多い。だから新しい作品が出るたびに出会いたくなってしまうのかもしれない。
読書はすきでよく本を読む者の、記憶力が乏しいのか、読んだ作品の内容は、数か月もすれば忘れていたりする。なんとなくこんな話と覚えていたり読み返して最後のほうにこういう話だったと思い出したりすることが多い。だから好きな作家さんの話をするときに、作品名と内容がリンクしないことが多かったりする。ただ、覚えていない分、再度読んだときにまた楽しめたり、前回と違う感想になるだろうことも楽しめるのかもしれない。
これ書くにあたり、伊坂さんの作品についてタイトルを追ってみたのであるが、タイトルに見覚えがあっても内容が思い出せない話というのがほとんどであり、また出会いにいくのもありなのかなと思ったのであった。面白かったと認識しているはずの好きな作品をいくつかいかに載せてみた。
好きなシリーズ作品
陽気なギャングシリーズ
チルドレン、サブマリン
死神の精度、浮力
ガソリン生活