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【小説家になる前に、まずは人間になる必要がある】(^ω^)ようです

作者: 日曜日夕



(^ω^)「どうなっとるんじゃボケェッ!」



(・∀・)「なにが?」



  ('A`)「なにが?」



(^ω^)「これじゃボケェ!」



挿絵(By みてみん)



(・∀・)「評価付いてんじゃん。ありがたすぎるじゃん」



  ('A`)「むしろ評価してくれた人に感謝だろ。こんなクソみたいなポイント稼ぎに協力してくれて」



(^ω^)「俺に人権は無いんか!?」



(・∀・)「お前って人間だったの?」



  ('A`)「顔面に金玉付いてんぞお前」



(・∀・)「百歩譲って妖怪人間だろ」



(^ω^)「人間じゃアホボケカスゥッ!」



(^ω^)「……というわけで反省会です」



(・∀・)「どんだけ反省するんだよ」



  ('A`)「反省の意味分かってる?」



(^ω^)「猿でもできる奴だろ?」



(・∀・)「お前は人間なんだろ?」



  ('A`)「初っ端から躓いてんじゃねぇよ」



(^ω^)「早く小説家になりたぁいッ!」



(・∀・)「まず人間になれ」



(^ω^)「まぁ、さっきはああ言ったけどね。結果として14点もの高評価を頂いたわけで。これはもう立派な人間と言っても過言ではないかと」



(・∀・)「平均3.5ポイントは決して高評価ではないだろ」



  ('A`)「そもそも2人からしか評価を頂けてねぇぞ」



(^ω^)「そういう細かい部分は置いといて」



(・∀・)「そこ置いといたら何が残るんだよ。虚無か?」



(^ω^)「読者の真心です」



挿絵(By みてみん)



(・∀・)「これ見る限り、ほぼ全ての読者がブラウザバックされてますけど」



  ('A`)「あれだな。花壇のレンガを持ち上げたら、想像以上に大量の虫がいて『うわッ!キモッ!』ってなった感じ」



(・∀・)「そこに真心は有るんですか?」



(^ω^)「クリックの数、それが真心です。クリックは祈りに似ている。タイトルをクリックし、作品ページに飛んだ瞬間、既に徳は積まれているのです。この作品には41人の方からの徳が積まれたと言う訳ですね。ありがたやありがたや……」



(・∀・)「こいつ、底辺に居る期間が長すぎて、遂に変な宗教を開いているぞ」



(^ω^)「クリックは祈り。評価ポイントは喜捨。感想は信仰告白。レビューは布教」



  ('A`)「小説家じゃなくて神になってんぞオイ」



(・∀・)「目を覚ませ!」



(^ω^)「私の目は既に啓いております故……」



(・∀・)「虚無を見つめて喋るな!お前には何一つ見えちゃいない!」



  ('A`)「まぁ、叩けば直るだろ」



 ドカン

  ∨

(^ω^)「あ痛」



(・∀・)「どうだ?直ったか?」



(^ω^)「ああ……どうやら俺は永い悪夢を見ていたようだ……今は霧が晴れたような気分だよ」



  ('A`)「それは良かった。次からは真面目に投稿するか?」



(^ω^)「いや、俺は芸人になるよ、とっつぁん!」



  ('A`)「小説家になれっつってんだろ」



(^ω^)「俺はこれから"なろう芸人"になる!」



(・∀・)「まだ直ってねーぞコイツ。いいのか?」



  ('A`)「バカは治せん」



(^ω^)「"なろう芸人"で検索したら誰も居なかったから、今がチャンスだ!征け若人!」



(・∀・)「地獄に逝きたい奴は居ねぇだろ」



  ('A`)「そもそも"なろう芸人"ってなんだよ」



(^ω^)「そりゃあ活字で人を笑顔にする天才だよ」



(・∀・)「それを小説家っていうんだよ世間では」



  ('A`)「終わっちゃったよ」



(^ω^)「じゃあ、なんだよ!俺は小説家になるしかねぇのかよ!?」



(・∀・)「小説家になろうに居る限りはそうだろ」



  ('A`)「まぁ、居たところでなれる訳じゃないけどな」



(^ω^)「……いや、しかし名乗ることはできる!俺は"小説家"だと名乗れば、それは立派な小説家なのでは?」



(・∀・)「自称だけどな。まぁでも肩書きって言った者勝ちなあるし、いいんじゃないの?」



  ('A`)「コイツにしては珍しく前向きな案が出たな」



(^ω^)「反省したからな」



(・∀・)「聖帝から一歩成長したな」



  ('A`)「それじゃあ、早速さっき置いといた細かい部分にも目を向けないとな。それを踏まえて、何か改善点を……」



(^ω^)「……」



(・∀・)「……」



(^ω^)「俺は"なろう芸人"だァッ!!!!!!!!!!!」



(・∀・)「はい人間未満」



  ('A`)「反省しても学ばなきゃ意味が無いんだよ」




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