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街へ

本当に何も考えてないので、最後までこのままですね(最後まで行けば!)

「街に着いたー!」

「着きましたねえ」

「早く休みたいです」

「とりあえず宿へ」

「お腹すきました」

「早く早く!」


1週間ほど前、俺達は魔族との大規模な戦闘によりかなり消耗した。

幸いなことに次の目的地が大きな街だったので、それなりに急いできたのだが良い判断だったようだ。

「それにしても、なんか賑やかすぎないか?」

「そうですね。ここは確かに大きな街ですが、ここまで賑やかなのも珍しいですね」

「衛兵にでも聞いてみましょう」


「あの、すみません。お祭りかなにかですか?」

「まあ祭といえば祭だな。長い間この街を悩ませていた窃盗団がいたんだが、全員がお縄になったって

知らせが昨日あってな。こりゃもう皆で祝うしかねえ!ってことさ。…うん?あんたたち…?いやあなた様たちはもしかして勇者さま御一行では…?」

「はい」


「うおおおおおおおおおおおおい!みんなあああああああああああああああ!勇者様たちが来たぞあああああああああああああああ!」

「なに?」

「なんだと?」

「勇者様たちだって?」


「あ、これは面倒なパターンですね」

「そうだな」

「あーあ」


「勇者!」「勇者!」「勇者!」「勇者!」「勇者!」「勇者!」「勇者!」「勇者!」「勇者!」


「さあさあ勇者様!うちの串焼きは街で一番うまいよ!

「何言ってやがる!うちの木の実ジュースだって最高だぜ!」

「うちのベットで寝れば体力魔力絶好調!」

「うちは風呂が一番の売りだぜ!」


「ま、ばれた以上は素直に歓迎されますか!」


こうして「勇者様ご一行」とあっさりばれた俺達は、街をあげて歓迎されることになった。



「…で、俺達は何をしてるんだ?」

「監視に決まってるだろ」

「それは分かってる。俺が言いたいのは、何で勇者たちが食った物から睡眠時間まで報告してるんだって言いたいんだよ」

「それこそ俺が知るかよ。魔王様からの命令なんだからさ。」

「それはそうなんだが…あ、あれうまそう。俺も食いてえ」

「別に食っても良いぞ。勇者の目の前で串焼きを食う根性があればな」

「最後の晩餐じゃねえか!」




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