プロローグ
私の名は服部白亜(38)只今病院のベットで絶賛死にかけ中!薬の効かないウィルスに感染してて多分もうすぐ死ぬ。元々体が弱く病院を出たり入ったりしての繰り返しの人生だった。まぁよくもった方だと思うけど、もっと色んな人生を経験したかったなぁ~今思うと本ばかり読んだっけ、そこには様々な物語が私をワクワクさせてくれた、こんな冒険を私もしてみたい…もうすぐ終わるけど。
あぁもう目が見えないや…
音もなくなっちゃった…
声「…しもし」
ん?
声「聞こえますか?」
えっ!あれ?ここはどこ?確か病院のベットだったはずもしかしてたすかった?
しかし周りに何もない白い空間が広がっていた。
声「初めまして服部白亜さん。私は別世界の女神です、残念ですが貴女は死んでますよ。今のままではね」
私「助かる方法があるんですか?死んでるのに?」
女神「あります。私が管理している世界限定ですがそこで第2の人生を送っていたたければすぐにでも転生できますよ。今ならなんと若返りもしてあげますどうですか破格ですよ」
私「どんな世界何ですか?」
女神「元いた世界に魔法と魔物とが混じりあった世界と言えばいいかしら、まだこの世界は誕生して間もないの。人の文明ヨーロッパの古代の後半あたりの文明レベルよ。どうかしら、今なら出血大サービスでアイテムボックスもつけちゃいます」
私「わかりました。やめときます!」
女神「えっ?どうしてですか、ここまでは死んだままですよ」
私「いえ、結構です。普通に大地にたった瞬間に死ねる。不安要素しかないわ。マジないわーバットエンドしか見えん、最低でも半年位の食料と水、ナイフ、しばらく生活できるお金ぐらいくれないととんぼ返りで戻りますよ、現代人なめんな、戦いのない国の住民だよ?別の人でも同じですからね現実見ようか。」
女神「ですよねー。」
私(言わなきゃサラッとスルーするつもりだったな!あぶな)
女神「解りました!今回は特別に支給しますね。何故かとゆうと人間の皆さんが勇者召喚しようと魔方陣を研究してる最中なので、このまま服部さんがこの世界に召喚されると無条件で森にポイってなっちゃうので私としても心苦しかったんですよ」
私(絶対知ってたよね)
私「それならサバイバルのやり方がのっている本もつけて下さ
い、生存率あがるので」
女神「解りました、いいですよ」
女神「それでは次にステータスを開いて下さい、これは今現在の服部さんの能力値です、ステータスオープンと言えばいいですので、さぁどうぞ」
私「ステータスオープン」
~ステータス~
名前 服部白亜
職業 無職
LV (1/5)
HP 20
MP 0
STR 2
DEX 3
VIT 1
MND 0
LUK 4
『ユニークスキル』
アイテムボックス
ゲノム「解析/吸収」
『スキル』
~~~~~~
私(あれ?弱い。限界値低い!えっナニコレ)
私「あの~突っ込みどころ満載なんですけど、冒険する前に詰んでますねコレ。泣くぞ」
女神「今思うとウケる」
私「ひど」
女神「あ~それと服部さんはこの世界で生まれた訳では無いので今のままだと魔法やスキルが使えません、なのでユニークスキルでこの世界の遺伝子情報を手に入れて取り込んでくださいね普通の人と仕組みが違いますから」
私「そうなんですか!説明雑すぎませんか?」
女神「あらかた説明したのでそろそろ転生しましょうか」
私「まだ心の準備が…」
女神「あ~いい忘れてました私の名前はトールです女神トールと覚えて下さい、崇めて下さいね。いってらしゃい」
私「えっ今なの最初に言わないとダメなやつだよね、完全に忘れてたでしょ」
女神トール「はい、ボッシュート!!」
私の下に黒い穴が突然現れて私は落ちた
私「ヒャーー」
ひゅ~~ん
本編へ続く!