表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
外道の道も本能故  作者: モロモロ
第一章
3/90

3 いっぱい来た

翌日。


「旦那。こちらです」


町人 リム

商人 サルシュ


お、サルシュさん来た。

なんだか指輪から首飾りからジャラジャラと如何にも成金って雰囲気だな。


「おお、確かにこれは凄い群生地ですな」

「品質も一級品でさぁ」

「これは情報料ですとっておいて下さい」

「こんなに?旦那貰いすぎです」

「いいんですよ、貴重な情報は商人にとっては宝です。これからも末永くお付き合いよろしくお願いしますねリムさん」

「旦那に一生付いて行くだよ!」


ご満悦で帰っていく二人。

え?

入ってこないの?



それから一週間ほどスライム達と平穏な日々が続いた。

ダンジョンの全長は100m程になり、数々の分岐も作った。

スライムの数も増えている。


商人 サルシュ

冒険者 ライル

冒険者 ダウ

探索者 エレン

格闘家 ジウ

魔導師 ゴルス

僧侶 エレレル


え?

なんか30人ぐらい来てるけど…


「さて、皆さんこちらが件の洞窟です。新規の洞窟ですので、調査及び、魔物や野獣等いた場合は討伐をお願い致します」

「「「「オウッ!」」」」


気合十分で団体さんが入ってきた。


俺はスライムをテレポートさせて先頭を歩く探索者エレンの頭上に。


ザシュッ!


すぐ後方を歩いていた冒険者ライルに一刀両断された。


「頭上注意!スライムの生息を確認!」


凄いスピードで奥に進んでくる。

スライムがサクサクと減っていく。


敵に倒されたからなのか?魔物が死んでもDP(ダンジョンポイント)増えない…


大誤算だよ……


「どうやら、ここが最奥みたいだな」

「このモグラがダンジョンマスターって事かな?」

探索者エレンと冒険者ライルは話し合う。

「まだ新規のダンジョンの様だし、育てる方法もありますが?」

冒険者ダウがサルシュに問いかける。

「ここは町からも近いからな、ダンジョンマスターがいないダンジョンでも大切に管理すれば優秀な薬草の牧草地になると思う。ここは先々の危険を排しておきたい」


「「「了解しました」」」


冒険者三人が俺を見下げ囲む。

DP(ダンジョンポイント)は空だ。


剣が頭上から振り下ろされる。

鋭い痛みは一瞬で、すぐに全身の感覚が無くなった。

薄れる意識。




リトライ


<YES>

<NO>


リトライ?

これ<NO>ってどうなるんだよ…



<YES>←

ピコッ






<生き方>

<生きる>




<生き方>←

「ピコッ」


「出来ること」

・魔物召喚 要DP(ダンジョンポイント)

・ダンジョン作る 要DP(ダンジョンポイント)

・直接戦闘 ダンジョンレベルと共に上昇

・繁殖 欲求が一定以上必要 欲求は対象との相性によって溜まりやすさ違う

・魔物移動(ダンジョン内のみ)要DP(ダンジョンポイント)

・自分移動(ダンジョン内のみ)要DP(ダンジョンポイント)

・魔物視界認識(ダンジョン外可)

・ダンジョン内認識

・アイテムを土塁内に設置


ダンジョンポイント 要DP(ダンジョンポイント)

増やし方


①ダンジョンレベルによって毎日少しずつ増える

②ダンジョン生まれの魔物が他の生命を奪う

③魔物の生命を奪う





まぁ、なんとなく分かってた。



<生き方>

<生きる>


<生きる>←

「ピコッ」





<アニマル系>

<人系>

<魔物系>

<妖精系>

<植物系>

<昆虫系>

<ランダム>


<魔物系>←

「ピコッ」



<インプ型>

<オーガ型>

<サイクロプス型>

<ゴブリン型>

<オーク型>

<ドラゴン型>

<スライム型>

<サキュバス型>


<ドラゴン型>←

「ピコッ」



俺は森の中にいた。

デカイ。

首を伸ばすと、10mはあるだろう森の木々から頭が出る。

広大な森だ。

デカイ強い。ドラゴンなら……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ