【用語】Key Words
霊海
:生命を育む根源的エネルギー・マナの雲海。セカイ全体の空を隈なく覆い、流れ満たす。
本来マナは魔導の素人には知覚することはできないのだが、霊海のそれは非常に高い濃度
であるため、素人にも“乳白色の靄”として視認できる。
(メカニズムとしては、生命が多い場所→マナの消費が多い→濃度が薄くなる→見えない。
これが霊海だと基本的に生命がうろついている訳ではないので、常時高い濃度となる)
尚、霊海──空に生身を投げることは“自殺”行為である。
(物理的に“落ちた”先の大地に激突して死ぬか、霊海のマナに揉まれて“原初に還る”)
世界樹
:マナの大流・魔流の内、その中枢となっている巨大なストリームの通称。
セカイの中心にそびえ、各世界層を縦断している「世界の楔」であり、人々が世界の地理
を把握する際の基点となっている。マナの輝きは鮮やかな金色。
故に長らくその近辺の大陸群は、各国が領有を巡って争い続けてきた。
現在は各世界層の世界政府が掌握し、都を置いている為、現在はこの手の争いは解消済。
四大支樹
:ユグドラシィルに次ぐ規模の巨大な四つのストリームであり、それぞれ真東西南北に位置
している。故に人々が方角を見定める基点ともなっている。
北には「風」の力を強く宿す“黄の支樹”。
南には「地」の力を強く宿す“緑の支樹”。
西には「火」の力を強く宿す“赤の支樹”。
東には「水」の力を強く宿す“青の支樹”がそれぞれ存在する。
ちなみに、この名称の色の通りこれらは実際に其々その色の輝きを帯びている。
瘴気
:マナが生命ある者に取り込まれ、消費・排気されて劣化してゆく中で悪性変異を起こし、
本来の効用とは逆に生を蝕む毒と化したマナ。汚染された状態のマナ。
多くの場合、マナ全体の総量の中で中和されてゆっくりと汚染が取り除かれる(また元の
マナに戻ってゆく)のだが、往々にしてそんな自然の自浄作用が追いつかず、こうして命
を蝕むどす黒い靄として人々の脅威となる。
魔導の乱用(=精霊を働かせ過ぎる=マナの浪費)や、セカイ開拓に伴う環境破壊が原因
と言われているが現状抜本的な解決策はなく、人工的に浄化を促進するくらいしかない。
(瘴気自体を消すことができない。仮に可能になってもそれはマナの消滅と同義である)
魔獣
:瘴気に中てられた末に怪物化した者達の総称。
本来なら死する所を生き延びたが故か、非常に高い不死性を持っており、並の方法だけで
は殺すこともできない。人々に忌むべき害獣とされ、古くより討伐の対象となってきた。
主に冒険者(特に傭兵畑の)や軍隊ら専門家の武力を以って駆除されている。
──尚、瘴気に中てられるのは人間も当然、含まれる。
故に「もしかしたら元は人間だった者を殺しているかもしれない」という倫理的な批判も
存在するが、多くの場合は現実的な脅威であることを理由に黙殺されがち。
また、魔獣の姿にならずに瘴気に中てられ生き残ったヒトを、特に『魔人』と呼ぶ。
魔導
:このセカイの文明を支える基盤技術の片翼。その起源は機巧技術よりも古い。
精霊達と呪文という共通語で交渉し、自身のマナを捧げて彼らの奇蹟(現象)を借り
受ける術。古くは特権的な術者階級らによって独占されていた技術だが、魔導開放
運動の末に広く人々に伝わり、今日のセカイを支える基盤となった。
その性質上“精霊に力を借りる”という人的な性格が強く、たとえ知識を十二分に蓄えて
いても術者個々人によってその発動の如何は大きく差がついてしまう特徴を持つ。
この道の専門家は『魔導師』と呼ばれ、世の中の多くの場面で活躍している。
導力
:魔導師の力量を測るものとしてよく用いられている指標。単位はMC。
その身一つでどれだけのマナを御することができるか、そのキャパシティを示す。
一般人は平均100MC前後。一方で鍛錬を積み導力を大きく鍛え上げていることが前提
である魔導師に関しては1000MCを超えれば一人前、とされている。
しかしこれらはあくまで「容量」でしかなく、肝心の精霊達との交渉が上手くできなけれ
ば意味がない為、必ずしも導力が高い=優秀な魔導師とは言えない。
(とはいえ、高度な魔導を行使するには相応量のマナ制御が必須なため充分条件ではある)
先天属性
:魔導は大きく分けて十四の系統に分類される。即ち、
「焔」「蒼」「鳴」「流」「墳」「天」「魄」「銕」
「聖」「冥」「意」「虚」「刻」「界」の十四種類の属性である。
魔導の系統は勿論、更にセカイに生れ落ちた者は全てこれらの何れかの力に属しており、
ひいては扱える(得意な)魔導の系統を決定付ける大きな要素となる。
また各属性間には互いの効力を補強し合う“親和関係”や、互いの効力を相殺してしまう
“相反関係”といった関係法則が解明されている。
これらの性質を充分に理解し、実践に組み込んでゆくことでより効果的に魔導が扱える。
<親和関係>
【火門】=「焔」属性+「銕」属性、【水門】=「蒼」属性+「流」属性
【地門】=「墳」属性+「魄」属性、【風門】=「鳴」属性+「天」属性
【光門】=「聖」属性+「意」属性、【闇門】=「冥」属性+「虚」属性
【空門】=「刻」属性+「界」属性(※但しこの二属性は同門でありながら“相反関係”)
<相反関係>
「焔」属性⇔「蒼」属性、「鳴」属性⇔「流」属性、「墳」属性⇔「天」属性、
「魄」属性⇔「銕」属性、「聖」属性⇔「冥」属性、「意」属性⇔「虚」属性、
「刻」属性⇔「界」属性
尚、これらを図式化した“門属図”は、魔導関連の入門書では必ずといっていいほど掲載
されている事項の一つでもある。
持ち霊
:精霊達の内、特定の術者と専属契約を結んだ精霊のこと。
日頃から寄り添うパートナーであるが故に、詠唱を短縮しても術を行使できる利点などが
あるが、何よりそうして持ち霊を連れていること自体、精霊を惹き付け認められた証拠に
等しいため「持ち霊付き」であることは、魔導師にとって大きなステータスである。
一方で、術者自身がその持ち霊の得手不得手に(彼の者が強力な精霊であればあるほど)
影響されてしまうといったデメリットもある。
精霊伝令
:魔導を使い手がしばしば用いる連絡手段。要するに精霊に伝言を頼むこと。
なので、こちらが彼らを知覚できていても、連絡先の相手が魔導の使えない素人だと意味
を成さない。導話というツールの発明によって活躍する場面は減ってきているが、今でも
魔導師同士のやり取りや緊急用連絡手段として使われる。
障壁
:魔導の使い手がよく用いる簡易防御術。対象地点周辺のマナの流れに干渉し、その密度を
操作することで一時的な防御壁を形成することができる。
魔導による攻撃は勿論、刀剣や銃弾などの物理的な攻撃もある程度防ぐことができる為、
直接的な戦闘能力に乏しい魔導師にとっては実戦において必須の技能と言える。
ただ個人では張れる強度には限界があるため、多くの場合、複数人の術者が“重ね掛け”
をして強度や範囲を高めるといった使い方がされる。
錬氣法
:戦闘に特化したマナの制御法。単に「錬氣」と呼ぶ事も多い。発祥はトナン皇国。
体内のマナを能動的に配分することで、平素より高い身体能力(攻守速)を発揮すること
ができるようになる。
とりわけ、並のダメージでは倒せない魔獣に有効な術(もう一つは魔導による術攻撃)で
あることから、冒険者達にとって必須技能の一つとされている。
大きく『気装』と『色装』に分けられ、特に色装は相応の素質と力に溺れぬ資格を見極め
た上で伝えられてきた秘伝であり、猛者とそれ以外を分ける巨大な壁ともなっている。
------------------------
気装
:量的なマナの制御法。量配変化ともいう。
大きく、体内のマナ=オーラを掌握・配分する『錬氣』、意識的にマナを捉えて体内に
取り込む『集氣』、眼に集中して可視化する『見氣』、逆に体内に閉じ込めて気配を断っ
たり消耗を抑える『断氣』の四種類に分かれる。
一般に“錬氣”と単に呼ばれるのはこの気装を指し、習得する者も最初はこちらを集中
的に学ぶ事になる。基本から応用にまで幅広く求められる技術。
色装
:質的なマナの制御法。
形質変化ともいい、此方を修めた者は俗に「色持ち」とも呼ばれる(隠語)
使い手に共通である気装とは違い、個々人の魂の性質に依拠するためその発現する能力
は全く異なる。よって、この自身のオーラに備わった特性を如何に戦術に組み込むか、
相手の能力との相性はどうかが色装使い同士の戦いでは重要となる。
また理論上、系統の類似こそあれ、波長まで同一の他者は存在しない。仮にそのような
人間がいれば、それは過去存在した誰かと同じ魂の持ち主──生まれ変わりである。
大きく『強化型』『付与型』『変化型』『現出型』『操作型』『超覚型』のいずれかに
属しており、先人達の蓄積により、その能力の“銘”が割り当てられる。
大盟約
:魔導開放運動の末、新たに制定され精霊達との交渉のガイドラインとなった魔導法典。
これの成立によって魔導はそれ以前の特権階級らの“門外不出の個別”な呪文から、広く
人々が使える“定型化された”呪文へと移行した。
今日、セカイ中で行使されている魔導の大多数がこの“大盟約”を下に執られている。
ちなみに、この大盟約成立以前の独自な呪文による詠唱を特に『古式詠唱』と呼ぶ。
魔導具
:魔導の発動を補助するツールの総称。大掛かりな装置から装飾品タイプまで様々。
その性質上、魔導師は「詠唱中は無防備」という大きな弱点を抱えていたが、事前に必要
な呪文(この場合「術式」と呼ぶ)を媒体品に特殊な文字として刻んでおくことにより、
マナを注ぎ込みさえすれば術を発動できる……という仕組み。
この発明により、魔導研究は大きく進歩することになった。
また、戦闘用に特化させた『戦術魔導具』を狭義に魔導具と呼ぶことも少なくない。
しかし便利さの反面で
「術の柔軟性に欠ける(呪文を予め刻んでいるため、単品の状態では対応し切れない)」
「暴走・暴発の危険がある(発動媒体がモノのため、粗悪品だと出力に耐え切れない)」
といったデメリットも存在する。←高品質の物を複数所持する、くらいの対策しかない
聖浄器
:魔獣を滅する目的に特化し作られた魔導具の総称。
その多くは魔導開放運動の折、将来人々の魔導との関わりの中で魔獣の脅威が増すだろう
という懸念から作られた古代遺物でもある。
強力な瘴気浄化作用を持っており、魔獣・魔人に対して高い効力を発揮するが、使い手に
多大な消耗を強いる諸刃の剣。解放戦争の折にも解放軍・帝国軍双方が発掘・利用した。
そうした歴史的な経緯もあってか、その一部は各国の正統な権力の証──『王器』として
祀られている。
機巧技術
:このセカイの文明を支える基盤技術の片翼。その起源はゴルガニア帝国成立の前後。
それまでの魔導一辺倒なセカイを変革すべく、機械という物的要素によって作り上げられ
た技術体系。その成果は銃火器・飛行艇・鉄道・鋼車・導話など様々に及ぶ。
(ゴルガニア帝国は今でこそ“悪”とされているが、セカイ開拓の基盤を作った訳で)
この技術を修めた専門家は『機巧技師』と呼ばれ、魔導師同様に重宝されている。
近年では互いの技術交流が盛んであり、両者の特性を活かした新たな技術・発明が続々と
生まれている。
飛行艇
:機巧技術が生み出した成果の一つ。文字通り空──霊海を渡る為の乗り物。
生産国や運用目的などによって違いはあるものの、総じてずんぐりむっくりで多数のプロ
ペラが付いた外見をしている。マナを大量に取り込み排気しつつ、動力に変えて進む。
それまで各大陸同士を渡る術を多く持たなかった人々にとって非常に大きな発明であり、
以降セカイの交流と開拓が大きく前進することになる。
ただやはり一般人に所有できるような代物ではなく、所有者はその殆どが運行会社や国、
相応の資金力のある名士らで占められている。
鉄道・鋼車
:前者は、そのまま鉄道(但し電気ではなく油などの燃料で走る)。
まだまだインフラが整備されていない場所も少なくないが、既に主要な都市同士はこれら
鉄道網で結ばれている。飛行艇に比べると運賃も手頃で庶民もしばしば使う。
(ただそれよりも未だ「乗合馬車」の方が安いので、先ずは馬車というのが一般的)
後者は、我々にとっての自動車に相当する。
イメージとしてはT型フォードのようなフォルム。元は帝国時代に軍用車両として開発さ
れたものだが、現在は主に王侯貴族の移動手段となっている。庶民には未だ高い買い物。
写姿器・映像機(ディスプレイ単体の場合は「映像器」と表記)
:前者は、我々のいう所のストロボカメラに相当する。マナを照射して像を記録するもの。
後者は、我々のいう所のテレビカメラに相当する。ストリームに遠視の魔導で映った光景
を転送する仕組み。共にまだ庶民には敷居が高い品々。マスコミが主に所持している。
導話
:機巧技術と魔導のコラボレーションの代表例。我々にとっての電話に相当する。
本体や内部の部品は機械だが、回線は周辺のストリームを利用している。暗号化された声
をストリームに乗せ、相手先へと送るという仕組み。帝国が武力統一を終える頃には既に
実用化が始まっていたとされる。最近は庶民にも手が届くようになった。
導信網
:導話をより進化させたこのセカイの最新鋭の情報技術。ストリームに音だけでなく映像も
乗せて離れた場所同士でやり取りする。
利用には専用の“端末”が必要だが、まだまだ一般人には高い買い物。
多くは財友館や公官庁、大きな酒場などに設置されている。また近年では携行型のタイプ
も登場している(スマフォやらタブレットみたいな感じ。が……より一層に高級品)
人工魄
:冥界のエージェント、死神達が携行する特殊な黒丸薬。器たる肉体を持たない霊性の存在
である彼らに、仮初の身体を与える事ができ、現世での魂回収の任務を行う際には必須の
アイテム。技術係である南棟死神隊の発明。
いわゆる風船ガムのように噛み砕くことで、一旦大きく弾けて膨れた疑似器が、魂+精神
な使用者本体を包み、保護結界の外でもその霧散を防いでくれる。
導きの塔
:神竜王朝時代、各地に建立された石造りの塔。
大陸間を思うがままに渡る術を持たない人々を見て、当時の竜王が発動した事業。
内部にはセカイ各地を結ぶ空間転移の装置が設置され、人や物資を運ぶ役割を果たした。
(また各地に建立する=大型公共事業という側面──雇用創出という意味合いもあった)
こうした空間転移の他、地域の祭礼場としても活用されていたらしい。
しかし当の神竜王朝の終焉、何よりも帝国時代に飛行艇が発明されたことでその存在意義
は大きく失われてしまい、今では歴史を伝える遺跡となっている場所が大半。
それでも昨今は、その歴史的価値を見直そうという動きもあったりする。
共通言語
:神竜王朝時代、竜王の勅命の下、セカイが広がってゆく人々の為に創り出された公用語。
年代が年代なだけに「古典」の域ではあるが、今日も尚、最もセカイ中の人々に使われて
いる公用語の一つである(イメージとしてはアルファベット系を記号化した感じ)。
志士十二聖
:ゴルガニア帝国末期、解放戦争(ゴルガニア大戦)の折、解放軍の中核となって帝国打倒
に貢献した十二人の英雄達。
『英雄ハルヴェート』『忠騎士レイア』『大戦士ベオグ』『聖女クリシェンヌ』
『勇者ヨーハン』『賢者リュノー』『弓姫アゼル』『巨侠デュバル』『剣帝シキ』
『千面イグリット』『闇卿エブラハム』『精霊王ユヴァン』の十二人。
今日に至るまで「セカイを平和に導き今日の礎を作った」として祭り上げられているが、
十二聖の長・ハルヴェートは戦後の混乱が続く中、世界が統一されるのを見れずに病死、
弓姫アゼルは人族らに協力した事を責められ、後にエルフの長老達から追放処分を受け、
精霊王ユヴァンに至っては“皇帝オディウスと刺し違えて死亡”という最期だったなど、
必ずしも世で語られる英雄譚ほど、実際は“奇麗”なものではなかったようだ。
七三号論文事件
:およそ二百年前、魔導学司発行の公式論文集「アカデミアレポーツ」にてライルフェルド
博士が発表した『瘴気の存在理由と魔流循環に関する研究報告』こと通称“七三号論文”
を発端に巻き起こった一連の騒動・事件の総称。
(ちょうどこの論文が、その時のレポーツ内で73番目に記載されていたことに拠る)
それまで宗教的解釈でしか説明できなかった魔獣や瘴気の存在理由を、膨大な調査データ
と積み上げ練られた論理的思考を以って解き明かした。
だがしかし、その要旨が“魔獣とはセカイにとって必要悪”である──彼らが瘴気を体内
に抱え込む事で、マナ総体における瘴気の濃度が薄まり、結果その自浄作用を下支えして
いる──といったものであり、長らく「魔獣は忌むべき存在」として信仰のレベルで当然
だと思っていたセカイの人々に大きな衝撃を与え、その猛烈な反発を招いてしまう。
ライルフェルド博士は研究の同士らと共に各地に赴いて説明会を開き、何とか迷信に囚わ
れた人々の理解を求めて奔走していたが、そんな最中に論文に反発する一人の青年暴漢に
よる自爆テロに遭って帰らぬ人となってしまう。
だが皮肉にも、このテロ事件と博士の死を切欠に人々は(保身と恐れから)徐々に興奮を
治めてゆくことに──アカデミア史上最悪の不祥事となった。
後世、多くの研究者がこの論文を再検証して確かであると何度も発表しているが、今も尚
この事実を受けれない信仰勢力も少なからず残存している。
故にこの一連の事件は“真理の敗北”と呼ばれており、魔導師は勿論、多くの学識者らが
博士の死を悼んだ。
三柱円架
:“聖女”を信仰する「クリシェンヌ教」のシンボルマーク。穴抜き丸の下に下弦の曲線、
その上に上部で重なるように斜めに三本の直線が走るデザイン。その起源には諸説あるが
世界樹とヒトを表したものだという説が有力。
同教神父が着る法衣の装飾は勿論、一般にも墓標のデザインとして広く用いられている。
爵位
:武功や商才などで功績を重ね“名士たる者”として認められた者に与えられる称号。
即ち貴族の証であり、これを与えられた者とその一家は様々な特権を享受することが
許されている(『子爵』<『男爵』<『伯爵』<『侯爵』<『公爵』≦『皇爵』)
但し不祥事の頻発など、名士たる者に相応しくないと判断された場合には最悪その剥奪、
家財没収といった処分が下されることもある。
尚、与奪実務は各国政府が行っているが、その決定権は各層の世界政府が掌握している。
成人の儀
:このセカイでは『人族換算で十五歳を迎えると成人』とみなされる。
その際に既に成人した者を見届け人とし、形式的にも大人の仲間入りを果たす。
我々のいう「元服」に相当するもの。厳密には信仰宗派によって儀礼形式が違ってくるの
だが、特にこれといって拘らない場合は“成人する当人と見届け人の血判書類を作る”事
で済ませる場合が多い。




