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心の鎧甲  作者: 鴉山大樹
第05章 少しの日常・宇宙からの敵
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第70話 ソロリックを救え

後書きに重大なお知らせがあります。

野田目線。


レイガのスパルタ特訓を受け続けた俺だけど、今は休憩をしていた。上を脱いで俺は中庭で寝っ転がってた。汗だくな体が風に冷やされて結構気持ちがよかった…


「あらあら、疲れたなら疲れたって言えば良かったのに?」


なんて言ってくるけど…コイツ、俺が疲れたって言わせる隙を作らせないように扱いたくせに。


「ちょっと、私は本気でアンタを鍛えたかったのよ?むしろ感謝して欲しいんだから」


コイツ…なに俺の心の中を読んでんだよ!そりゃ、たしかに感謝はしているけど…限度があるんだよ。

まぁ、なんだか強くなって気がするけどな~~~そんな事を思っていると、火の玉が飛んできた。


「なんだあれ?」

「あれは私が町に飛ばした狐火よ。攻撃だけでなく、監視の機能もあるのよ♪」


なぜかウィンクをするけども、あんまり可愛く感じないぞ…すると狐火はレイガの耳に入ったけど熱くないのか?んな事を考えてると、いきなりレイガの表情が大きく変わった。


「ちょっと大変!アンタのお友達もソロリックと同じように写真にされたみたい!?」

「なにっ!?」


まさか…倉山達もアイツの犠牲になったのか!?


「んで、どうするの?」

「どうするって?」

「助け出すんでしょ?」


う…コイツ、また俺の心を…たしかに助けに行きたいけど、俺はまだ特訓の最中なんだけど…だが!


「もちろん、助けに行ってやるよ!」

「言うと思った」


おいおい、なんだか俺がその言葉を言うのを期待しているみたいだな?レイガが面白がって微笑んでいやがる。だけど、また別の狐火が飛んできた。


「またか?」

「これはどうやらそいつのアジトを見つけたようね?ディグット!」

「はい、ご主人様」


レイガの一声でディグットが一発で来たな…さすがメイドか?


「さっそくだけど、コイツを乗せてこの狐火の後を追いなさい」

「分かりました。では野田様、私の背中に乗ってください」


ディグットがグリフォンの姿になって準備してくれた。

さっそく俺は剣を持ってディグットの背に乗り、狐火の案内でカメラメカスのアジトに向かって飛んで行った!待ってろよな…ソロリック!










一方そのカメラメカスはというと、倉山達を写真に閉じ込めた後。丁度アジトの廃屋敷に到着していた。


「やれやれ…まさか見張られてたとはな。まぁ、コレクションが増えたから良いけど」


少しホッとしながらも倉山達も含んだ写真を確認して、さっそく写真を壁に飾ろうとした時に。


「待て!」

「ん?」


野田の声と共にディグットが窓から突っ込んできた。


「なっ、なんだ?!」


突然のことで驚愕するカメラメカス。だが、ディグットは大きなクチバシでカメラメカスの頭を加えて壁を突き破って外に出た。


「うわぁぁぁぁ!下せ、下せ!?」

「じゃあ、下ろそうか?」

「え?わぁぁぁぁぁぁ!!」


言われた通りにディグイットはクチバシを開けると、カメラメカスは地面に真っ逆さま。地面に叩き付けられて土煙が漂う中、ディグイットは静かに着地して野田はそのまま降りる。


「ほら、アンタは隠れてろ。後は俺がやる…」

「うん…でも気を付けてね」


心配しながらもディグイットはこの場から離れる。それからなんとか起き上がるカメラメカスは、野田の姿を見ると笑い出した。


「あはははは、まさかリベンジに来たのか?だが、あの姿にはなれないんだぜ?」

「…そんなことは分かっている」

「おやおや、随分と余裕じゃねぇか?」


指を鳴らした途端、大量のギガソルジャーが現れて野田を囲んだ。


「生身のお前がこれだけの数を相手できるのか?」

「今までは心の鎧甲に頼ってたけど…ここからはそうはいかない!」

「どうだかな?」


その瞬間、ギガソルジャーがいっせいにして野田に攻撃してきた。

襲い掛かるギガソルジャーをすぐに避けたり剣で攻撃するが、以前より素早さと適切が目立っていた。すぐに野田はこれが特訓の成果だと理解する。


「なんだか、勝手に体か動いてかわせたり適切に攻撃できる…」


こうして全てのギガソルジャーを野田1人で全滅させた。


「どうだ!」

「ぬぐぐぐぐ…」


さすがにこれは予想外だと焦るが、しばらくすると開き直ったかのような態度になる。


「良いのか?俺にこのまま攻撃しても」

「お前…この状況で何言ってんだ?残りはお前1人だろ」

「たしかにそうだけど、人質がいるんだぜ!」

「それはっ?!」


カメラメカスが取り出したのはソロリックの写真だった。じつは万が一のために、常に持ち歩くことにしていたのだ。


「まさか…初めから」

「そういう訳よ。切り札は最後まで取っとくもんだろ!」


そのままカメラメカスが野田を強く蹴って、容赦なく殴り続けたりした。


「あはははははは!どうしたどうした、人質がいたら手も足も出ないのか」

「くっ、クソ…」


笑いながらもカメラメカスが写真を片手に野田を痛め続ける。しかしそれでも何とか耐えるが、もはや限界と感じて来た。


「さぁて、これで最後にしようかな?」


すると攻撃を一度止めると右手のレンズによるレーザー攻撃に入ろうとする。まさに絶体絶命の危機になっていた。


[ゴメンな…ソロリック]


野だが諦めかけた次の瞬間、ソロリックの写真が光り出した。


「え?」

「こ、これって、うわっ!」


痛みを感じたのかカメラメカスは写真を話してします。

そしてなんとソロリックの写真から願望と悲劇が飛び出し、野田に装着されてアーマー形態になった。


「なっ、なんでだ!?」


カメラメカスはこの状況に理解できずに混乱する。


「さぁ、ここからが本番だ!」


さっそく願望からライフル銃を出してカメラメカスの、エレクトロニックフラッシュを撃った。


「なっ、なに!?」

「まだまだ!」


続けて野田はtragedブレードでカメラメカスのレンズを叩き割って、左脇腹の現像装置を破壊した。


「あああっ!?お前…なんて事を…」


自分の最大の武器を3つも壊されてしまい慌ててしまうが、悲劇をソードモードからキャノンモードにし照準をカメラメカスに合わせる。


「喰らえ、tragedyキャノン!!」

「ぐっ、ぐわぁぁ!」


tragedyキャノンを受けたカメラメカスは大爆発した。こうしてカメラメカスが倒された事で、写真に閉じ込められた妖怪たちは全て解放された。


「あれ?僕達は…」

「たしか…変な人間に写真を撮られて?」

「てか、これって?」

「出られてる…出られたぞぉぉぉぉ!!」


屋敷からは解放された妖怪達の歓喜の声が響き渡った。倉山達も同様に写真から出てきた。


「俺達…写真から?なんで?」

「んなもん、気づいてるだろ?」

「ええ、野田くんですね?」


そしてソロリックも写真から解放されると野田に顔を向ける。


「野田さん…」

「ソロリック…助けに来たぜ」


さっそく2人は抱き着こうとしたけども、いつのまにかディグットがジッと見ていた。


「お前…いつから?」

「さっきからですけど?続きますか?」

「出来るかよ!」

「あはははは」


苦笑いしか出来ないと理解するソロリック。

それから野田は勝手に動いた為。ミヤトに散々怒られる羽目になって、もう一週間謹慎を受けてしまった。

その帰り道、野田は1人で歩いているとソロリックがベンチに座って待っていた。


「ソロリック。待っててくれたのか?」

「はい、それにここって」

「あっ」


野田は気づいた。

この場所はかつて野田とソロリックが初めて出会った場所だと。


「ところでさぁ、なんで写真から心の鎧甲が?」

「きっと私が、写真の中で野田さんが傷ついているのを見て、一生懸命祈ったの…きっとそれが」

「そうかもな…ところで、あの時かなりイラついてたからゴメンな」

「いや、私の方こそ!」


2人はあの時の事を謝ったりする。


「じゃあ、仲直りしたから」

「え?うわっ!」


いきなりソロリックが大胆に抱き着いてきたので驚く野田。


「ちょっと…まさか?」

「ダメなの?」

「ダメじゃなくて…もちろんOKだよ」

「…うん!」


4つの月が輝く中で、野田とソロリックはお互い静かに唇を合わせたのであった。

一度ここで完結をいたします。

しかし後編=第二期を書いて投稿します。なので龍竜の出会いやギガメカスとの戦いに、そして心の鎧甲の秘密を後編に書きたいと思います。

だけど、また新作小説が先に投稿する可能性がありますし、いつ投稿するかは未定のままです。ご容赦下さい・・・


では、第二期の「心の鎧甲・2」と新小説の連載を楽しみにして待っていてください。

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