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エピソード13 体育倉庫閉じ込めイベントは激アツ


「一ノ瀬さんここ暑くないですか」


ラブコメの体育倉庫閉じ込めイベントで最も熱い言葉が三奈美の口から溢れ出た。


「まぁ体育倉庫だしな」


俺がそういうと三奈美は上着を脱ぎ始めた。この状況、俺としていや、男としてどうするべきか。葛藤していた。


悪魔:「西園寺のはだけた姿みたいだろ?」

天使:「だめだ!紳士としてそんなことできな             い!」


悩みに悩み抜いた末に俺が出した決断は、横目でチラッと見るだった。


しかしこの一瞬で目が合ってしまったら確実に気まずい雰囲気になる。


そんなことを思いつつも俺は横目で三奈美を見た。


──(あ、、、)


想定していた事が起きた。一瞬横目で見ただけだっただが合ってしまったこの目が。


目が合うと三奈美の顔はみるみる赤くなっていく。


「え、!あの!え!?」

三奈美は慌てて手ではだけた服を隠す。


──(うん、良いものを見た。俺は後悔していない)


「み、み、みま、、、した?」


「ミテナイヨ」

俺は目を逸らしながら言った


「……絶対、見ましたよね?」

三奈美の声は小さいけど、逃がしてくれない圧があった。


「いや、その……事故だ。不可抗力」


「横目で見る不可抗力って、なんですか……」

三奈美はそう言いながら、上着をきちんと直す。

顔はまだ赤いままだけど、怒っているというより、どう対応すればいいか分からない感じだ。


倉庫の空気が一気に重くなる。

──(王道イベント、ここで沈黙は一番ダメなやつ)


「……暑いな」

俺はどうでもいい感想を口にした。


「今さらです」

三奈美はそう言いつつ、倉庫の隅に置いてあった跳び箱に腰を下ろした。


「……一ノ瀬さん」


「ん?」


「男の人って、こういう時……どう考えてるんですか?」


いきなり難易度が跳ね上がった。


「どうって……」


頭の中では

ラブコメ的正解回答集

を必死に検索している。


「……あ、焦らないようにしてる」


「焦るんですね」


「そりゃする」

正直に答えたら、三奈美は少しだけ目を丸くした。


「一ノ瀬さんでも焦ることはあるのですね」

ふふっと笑いながらいった


「それは買いかぶりすぎだ」


「……そうですか」


「でも」

三奈美は視線を床に落としたまま続ける。


「変にからかったり、変なこと言わないのは……安心します」


──(それ褒められてるのか?)


「俺、そういうキャラじゃないだけだと思うぞ」


「それでも、です」

三奈美は小さく息を吐いた。


「さっき……目が合ったとき」


「……嫌じゃなかったです」


「……え」


「びっくりはしましたけど」

三奈美は慌てて付け足す。


「その……一ノ瀬さんが、変に欲張らない人だって分かったので」


──(俺、そんな評価され方してたのか)


「……あのな」

言葉を選ぶ。


「俺はただ、どうしていいか分からなかっただけだ」


「それでいいんです」

三奈美は顔を上げて、少しだけ笑った。


「分からないまま、踏み込まない鈍感なところも、、、好きなので」

三奈美は小さな声でぼそっとこぼした


「……」


──(今の、危ない発言じゃないか?)


「……まぁ、ありがとう」

結局、無難な返事しかできなかった。


そのとき、遠くで声がした。


「……あれ?倉庫の鍵、閉まってない?」

結希の声だ。

三奈美と同時に顔を見合わせる。


「助かった……」


「ですね」


でも、どこか名残惜しそうに三奈美は立ち上がった。


「……さっきのこと、忘れてくださいね」


「忘れるのは無理だと思う」


「……!」

また赤くなる。


ガチャ、と鍵が回る音。

扉が開いた瞬間、外の光が差し込んだ。


「ゆーと!何やって――」

結希が言いかけて、空気を察したように口を閉じる。

「……へぇ」

その視線が、俺と三奈美を交互に行き来した。


──(あ、これ、、、、、、うん、めんどくさくなるやつだ)


投稿の間空いてしまってすみません!いやー12月は師走と言うだけあって忙しいですね笑体育倉庫閉じ込めイベントもっと見たい人はいると思います。私ももっと書きたいです笑、でも1つの作品で1つまでって感じのあれがあるので書けません笑今回も読んでいただいてありがとうございました!よければブックマークといいねお願いします!感想もお願いします!

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