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青天の霹靂  作者: 水月
高校生編
5/8

禍福は糾える縄の如し 1

2002年5月公開作品

 九月に入り、新学期が始まった。大沢あゆみは久しぶりに制服姿で家を出た。

 久しぶりの通学定期、久しぶりの電車、だ。この電車に乗るのは学校に行くときだけなので、たった四十日とはいえなんだか懐かしい気分だった。

 駅から出て、学校に向かう。駅から学校に向かう道は、同じ高校の生徒たちで一杯だった。ああ、学校が始まったんだなあ、と実感する瞬間だ。

 八月が終わったばかりのこの時期は、朝とはいえ太陽がぎらぎらと照りつけている。あゆみはまぶしそうに目を細めた。

「おっはよ、あゆみ」

 という声と共に、突然背後から首に腕を回された。あゆみは「ぐえっ」とつぶやいて足を止めた。

 ぱっと腕を離して前に回ってきたのは、遥だった。いつも通り、にこにこ微笑んでいる。が、何かが違う。なんだろう……と考えて、あゆみはあっと息を呑んだ。

「遥! 頭……」

 そう言ったきり、絶句してしまう。

 そんなあゆみを見て、遥はえへへ、と照れ笑いをしながら自分の髪の毛を指でつまんだ。

「こんなの久しぶりだから、なんだか恥ずかしいよ。似合う?」

 あの金髪に近かった茶色の髪が、黒く変色していた。くるくるパーマもとれたのかとったのか、まっすぐなストレートになっている。

 これが遥の本来の姿なのだろうか?

「ど、どうしたの」

 まだ大きく目を見開いたまま、あゆみは訊いた。

 すると遥はあっけらかんと答えた。

「うん。こーゆーのが好きだって言われたから」

「言われた……って……誰に?」

「岩本さんに」

 岩本さん? 岩本さん、て。

「ああっ、スーパーのアルバイト店員!」

 素っ頓狂な声を上げるあゆみを、遥は呆れたように見た。ご丁寧に、どうしようもないという仕草でかぶりを振りながら。

「名前ぐらい覚えておいてあげなよー。告白までしてくれたのにさ」

「こく……!」

 慌てふためいているあゆみとは正反対に、遥はなんだか余裕の表情だ。それどころか、完全に立ち止まってしまっているあゆみの腕を引っ張るようにして歩き始めている。

「あたしさぁ、遊園地に行った次の日、スーパーに行ったんだよね」

「え、そうなの?」

「うん。そしたら岩本さん、あたしを見つけてなんか気まずそうな顔になってさ。それでわかったんだけど。ああ、この人はやっぱりあゆみのことが好きなんだなぁって」

 何とも答えようがなくて、あゆみは黙り込んだ。

 そのことに気付いた遥が、励ますようにあゆみの背中をばんばん叩く。

「やだなぁ、あゆみ、気にすることないったら! あゆみのせいじゃないじゃん!」

 ううーん……なんだか立場が反対のような。

 言うべき言葉を見つけることができずに、あゆみは黙り込んだままそう考えた。

 よっぽど難しい顔をしていたのだろう、遥は励ますような笑みをあゆみに向けた。

「だからぁ。あゆみのせいじゃないんだよ。誰のせいでもない。人を好きになるっていうのは、そういうことだからさ」

 あゆみはおずおずと顔を上げて遥を見た。その表情に見栄や我慢、妬みなどはなかった。遥は無理してなんていない。本当にそう考えているんだ。そう悟ると、あゆみの心にのしかかっていた重い荷物が、ふぅっと消えた。

 でも。私はやっぱり遥に謝りたい。

「遥」

「ん?」

「ごめん」

 あゆみの声に何かを感じたのか、遥はあゆみの生真面目な顔をしばらくじっと見つめていた。それから、ゆっくりと、まぶしくなるぐらいの笑顔を浮かべる。

「うん。ありがと」

「こちらこそ。ありがとう」

 遥は大きなため息をつくと、あゆみの腕に自分の手を絡ませた。ぐりぐりとあゆみの頭に自分の額をこすりつける。

「あー、好きだぁっ、あゆみっ」

 ふざけ半分、だがあとの半分は本気だった。遥は照れ隠しにあゆみに抱きつく真似をした。

 だが、返ってきたのは至極真面目な答えだった。

「うん。私も好きだよ、遥のこと」

 思わず顔を上げてあゆみの表情を探る。あゆみは、しれっと、なんでもないことのように真顔でそんなことを言っていた。

 遥は内心でため息をついた。

 あゆみのこういうところには一生かなわない、と思う。なんの打算もなく、こんなにも素直に他人に接することができる人間なんて、あゆみ以外に見たことがないもの。

 遥は更に力をこめてあゆみにしがみついた。

「おーい、そこの二人、じゃれ合ってないで学校行けよー」

 どこか遠くの方で男子が叫ぶ声がした。それを聞いた周りの人間がどっと笑う。遥とあゆみは顔を見合わせて笑ってから、また歩き出した。

「ねえ」

 しばらくして話し出したのは、遥だった。あゆみは(たず)ねるように小首を傾げた。

「兄貴、さ。落ちこんでるよ」

 要の話が出た途端にあゆみの顔が険悪になるのを、遥はいち早く察知した。思わず知れず、ため息が口をつく。

 兄貴ぃ、一体何したんだよぉ。あゆみのこんな顔見たことないよぅ。

「お兄さんの話はしないで」

 表情と同じように険悪な声で、きっぱりとあゆみが言う。何事もはっきりと言うあゆみのことだ、きっとこのあとも容赦ない言葉が続くぞ、と遥が危惧した通り、あゆみは本人の妹に向かってこともなげに続けた。

「もう顔も見たくないから」

 それを聞いて愕然とした遥を見つめながら、あゆみは最後に要に会った日の出来事を鮮明に思い出していた。

 まったく、あの人はどこまで本気なんだかさっぱりわからない。いい人だな、と思った次の瞬間には腹を立てさせられていたり。

 あの日だってそうだ。急にキスしてきたり、肩を抱いたり、手を握ったり……。でも、どれもふざけてそういうことをしたのだとすぐにわかった。

 私はあの人の数多い女性遍歴を飾る一人になるつもりはない。そう、彼はきっと付き合った女性のリストを作っているのだ。そうに違いない。そのリストに載りたいと思う人は他にたくさんいるだろうから、私の名前はそこから削除していただかなくては。

「もう顔も見たくないって、あいつ、あゆみに何したのよ」

 隣で遥がそんなことを()いているが、そんな質問に答えるつもりはない。あゆみは真面目な顔を遥に向けると、きっぱりと言い渡した。

「遥、お兄さんに言っておいて」

 遥がぎくりとした顔になる。それを無視してあゆみは続けた。

「あなたは私の中でランク六になりました。だから今後は私に近付かないで下さいって」

 それだけ言うと、あゆみはすたすたと歩き出した。

 慌てて後を追ってきた遥が、恐る恐る訊ねる。

「あ、あのー、あゆみ? そのランク六って……何」

「ランク一は『この世の中で一番大事』」

「いや、じゃなくて……」

 せっかちに問いかける遥を無視して、あゆみは続けた。

「ランク二は『とても大切』」

「……はい」

「ランク三は『普通』」

「あ、なるほどね。……って、あれ? じゃあここから下がるばっかり?」

「ランク四、『顔見知り』」

「顔見知り以下ぁ!?」

「ランク五、『できれば金輪際話したくない』。あ、ちなみに、遊園地の帰り、うちの前でふざけた時点でお兄さんにはここに入っていただいたから」

「……あゆみ、あんたって」

「で、最後のランク六」

「さ、最後……ですか」

 あゆみの脚がぴたりと止まった。つられて遥も立ち止まる。あゆみが真面目な顔を遥に向けたまま黙っているのを見て、遥は引きつった笑いを浮かべた。

「もしかして……さっき言ってた『顔も見たくない』、かな?」

「当たり」

 大真面目な顔のまま、あゆみが答える。そのまま校門を入っていくあゆみの後ろ姿を見守りながら、遥はその場にしゃがみこんだ。大きなため息をつきながら頭を抱え込む。

「兄貴ぃ、ほんとに何したのよ~」




 その日の昼休み、あゆみは遥に連れられて人けのない裏庭でお弁当を食べていた。学校週五日制のとばっちりで、始業式の日まで勉強に充てられているのだ。平日の授業時間も軒並み増えている。この上文化祭や体育祭まで削られてしまったら、学校に来る楽しみなんてほとんどなくなってしまうのではないかと思うあゆみだった。

「ねえ、お願いだから教えてよ。兄貴、一体あゆみに何したの?」

 遥がそう訊いてくるのは、これで何度目だろう。だが、あゆみは断固として口を割ろうとはしなかった。いくらひどい目に遭わされたとはいえ、他人の悪行を触れ回るのはポリシーに反するのだ。

 かわりに、あゆみはにっこりと微笑んで訊き返した。

「それより、遥こそ岩本さんとどうなってるの?」

 その効果はてきめんだった。途端に遥の顔が輝き、今まで何の話をしていたのか忘れたかのように、その後の経過を生き生きと語り出す。

 遥は朝からずっとこの話をしたくてたまらなかったに違いない。なのに私のことばっかり気にして……。

 あゆみの胸は、遥に対する申し訳なさで一杯になった。

「あたし、うじうじしてるのは性に合わないからさ、思いきって告白したのね」

 瞳をきらきらと輝かせながら、遥が言う。あゆみはお箸をぽろりと落とした。

「うわ、遥、エライ……」

「えらくなんかないよぅ。彼の仕事が終わるのを裏口で待ち伏せしててね、出てきた途端に思いきって、一気に」

「……なんて?」

「好きです!って」

「ストレートだね」

 妙に冷静に答えるあゆみの様子には構わず、遥は興奮した口調で一気にまくし立てた。

「だって、ストレートに言った方がこっちも楽じゃん! もー、心臓はばくばくするし目の前は真っ赤になるし、言ったはいいけど、どーするよこの後! みたいな」

「うん。で、どうしたの」

「そしたらさぁ、岩本さんが一言、ありがとうって」

 そこで初めて、あゆみの顔に微笑みが浮かんだ。

「良かったじゃない」

「うん! そう! そうなの! でね、彼、嬉しいけど好きな人がいるってきっぱり言ってくれたのね。それでかえって落ちついちゃってさ。あゆみですか、って訊いたの。そしたら、そうだって」

 そう言う遥は、どこか寂しそうだ。あゆみはかける言葉を見つけられずに、黙ったまま遥の顔を見つめた。

「良かったよ」

 しばらくの沈黙の後、遥がぽつりとつぶやいた。え? と訊き返すあゆみをまっすぐに見て、満面に笑みをたたえる。

「岩本さんが、そういう人で良かった。あゆみの良さをわかるような人で良かった。あたしに男を見る目があるって証明されて、良かった!」

「遥……」

「良かったんだよ! それを『良かった』って思える自分であるってことが嬉しいんだから! 良かったんだよ」

 遥の笑顔には、一点の曇りもなかった。

 遊園地に行ってから今日まで、ただの一度も遥から連絡がなかったことを考えると、やはり葛藤はあったのだろうと思う。あゆみと顔を合わせる自信がなかったのかもしれない。

 でも、遥は何もかもをふっきって今ここにいるのだ。そして、それが嬉しいと言っているのだ。あゆみはそのことにこそ感謝したい気持ちだった。

「ありがと」

 ぽつりとあゆみがつぶやくと、遥は、やだなぁ、と言いながらあゆみの背中を思いっきり叩いた。反動であゆみの上半身が地面に突っ伏す。ひりひりする背中を撫でながら起き上がったあゆみは、これが遥流の許すという意思表示だろうと勝手に解釈して、黙ったままお弁当を口に運び始めた。

「でも流石にしばらくは彼の顔を見られなくてさ。次に行ったのは一週間ぐらいしてからかなぁ。裏口で待ってるあたしを見つけて、彼びっくりしちゃって。どうしたのって言うから、お友達になってもらいに来ましたって言ったんだ」

 遥がなんだか懐かしそうな口調でそんなことを言うので、あゆみは笑ってしまった。せいぜい二、三週間ぐらいしか経っていないはずなのだから。

「そしたら、ちょっと困ったような顔をしてから、いいよって。いいよって言ってくれたんだよね」

 そう言う遥の顔が本当に嬉しそうだったので、あゆみの中の岩本株は跳ね上がった。

「だから、時々会ってるんだ。あ、もちろん、彼はあゆみのことをまだ諦めてないよ。それでも良かったら、ってきっちり言い渡されちゃったしね。もし、もしあゆみが岩本さんのことを好きになったらそう言ってあげて。あたしのことなんか気にしないで」

「ならない」

 友達が好きになった人を好きになんか、ならない。そういう含みを持たせないように言うのは骨が折れた。遥のことだ、岩本さんが可哀想だからあたしが諦める、なんて言い出しかねない。

 それに、本当にそんな心配はないと思う。彼のことはいい人だと思うし、かっこいいとも思う。多分真面目だろうから、話も合うような気がする。でも、それだけ。

 恋人って、もっと怒ったり笑ったり、喧嘩したりときめいたりってするもんじゃないの? 彼相手だと、そういう感情の起伏は起こらないんじゃないかな。

 そこまで考えて、あゆみはぎくりとした。

 怒ったり笑ったり喧嘩したり。そういうことを、要が相手だとしているではないか。ときめいたことも、実はある。彼にいきなりキスされた時だ。予想していたような嫌悪感は感じなかったくせに。

 それ以上突き詰めて考えるのが怖くなって、あゆみは故意に思考を途切れさせた。私はあの人が大嫌い、と胸に刻み込むようにつぶやきながら。

 その間もずっと遥の話は続いていた。

 二人は何度かデートまがいのことをしていたらしい。その度にあゆみのことを聞かれて困っちゃう、などと明るく言う遥の姿が痛々しくて、あゆみはぎゅっと拳を握り締めた。

「この間会った時にね、なんでそんな髪にしてるの、って訊かれちゃったのね。なんでって言われると困っちゃうよねー。ただなんとなくだから。で、正直にそう言ったら、黒髪の方が似合いそうなのにって。そんなこと家族以外に言われたの初めてだったから、もうびっくり」

 あ、だからその髪の毛か。

 ……遥って、本当に恋してるんだなぁ。うん、ホントに純情なオンナノコ。きっと岩本さんも、遥の魅力をいつかわかってくれるよ。

 何も言わずに微笑んでいるあゆみを見て、遥が急に慌て出す。

「じ、自分だって茶髪のくせに、何言ってんだか、ねぇ?」

 そんなことを言いながらも真っ赤になっていく頬が、遥の本当の気持ちを暴露している。あゆみはにこにこ笑いながら、慌てふためく遥という、世にも珍しいものを心ゆくまで堪能した。




 その日の帰り、別れ道に立った遥が妙に真面目な顔であゆみに向き直った。

「あゆみさ、あれ以来あのスーパーに行ってないって?」

「え……あ、う、うん……」

「それはツライよ。好きな人から避けられちゃうのってさ。でしょ?」

「……うん」

「それに、スーパーの売上も減るしさっ」

 がくり。

 ずっこけたあゆみを見て、遥がけらけら笑っている。あゆみは苦笑いを返した。

「ん、そうだね。あそこに行けないと、私も不便だし。遥がいいって言ってくれるなら行く」

 そう言った途端、あゆみは遥にがばっと抱きしめられた。

「あゆみ、あんたってほんっといい奴!」

「は、あ、ありがとう……」

「そのやさしさで、兄貴の方も考えてやって欲しいんだけど」

 あゆみは無言のまま体を強張らせた。遥が慌てたようにあゆみから離れる。

「あ、別に岩本さんになびいて欲しくないからそんなこと言ってるんじゃないよ! たださ……このところ、ほんと、見てられないぐらい落ちこんでるから……」

 あの伊崎要が落ちこんでる?

 あまりにも彼にそぐわない言葉を聞いて、あゆみは眉をひそめた。

「目もこーんなつり上げちゃって」

 と言いながら、遥が両手の人差し指を使って目尻をつり上げて見せる。なまじ顔が似ているものだから、妙にリアルだった。

 指を外すと、遥はふっと軽いため息をついた。

「妹として、放っておけないというか。最近食欲も落ちてるみたいだし。両親は夏バテだと思ってるみたいだけど、あたしは違うって知ってるから。なんでそんなにあゆみが怒ってるのかあたしにはわかんないけど、兄貴があゆみのことを本気で好きだってことはわかってやって欲しい。それだけ。じゃ」

 言うだけ言って片手をひらっと振ると、遥はあゆみと別れて歩き出した。が、数歩進んだところで振り返る。あゆみはまだそこから一歩も進んでいなかった。

「あゆみってさ、いつもすっごく冷静じゃん? なんていうのかなー、殻をかぶってる、みたいな? でも、兄貴のことを本気で怒ってるあゆみは、感情丸だしって感じで悪くないよ」

 殻をかぶってる? 別に、これがいつもの私だけど……。

 眉をひそめて考え込んでいるあゆみを見て、遥はちょっと笑った。

「兄貴もそうだったんだよね。なんか、何を考えてるんだかわかんない奴でさ。へらへらしてるくせに、氷柱(つらら)みたいな目をしてて。来るもの拒まずって感じで誰とでも付き合ったけど、誰とも長くは続かなかった。兄貴があんまり冷たいから、外見とのギャップの激しさに相手の方が音を上げちゃうんだよ」

 そこで遥はにこっと笑った。

「でも、今の兄貴は違う。あゆみに会うために涙ぐましい努力をしてるし、あゆみの態度に一喜一憂してる。男のくせに情けないって思うかもしれないけど、あたしは嬉しいんだ。人間らしい兄貴が見られて。だから、ありがとね、あゆみ」

 それだけ言うと、遥はくるりと踵を返して歩き出した。

 だんだん小さくなっていく遥の後ろ姿を、あゆみはいつまでも見送っていた。

『禍福は糾える縄の如し』=かふくは・あざなえる・なわの・ごとし

禍は福となり、福は禍となり、両者は常に合表裏して転変することを、

よりあった縄にたとえたもの。

by新潮国語辞典 現代語・古語 (久松潜一・監修/新潮社版)

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