口は禍の元
2002年5月公開作品
玄関を出て、きょろきょろとあたりをうかがう。誰もいない。
大沢あゆみはほっとしたように笑って、
「じゃあ、行ってきまーす」
と家人に告げてドアを閉めた。
妹の結花と親友の伊崎遥、その兄の要、そして遥が片想いしている岩本嵩と共に遊園地に行ってから十日ほど経っていた。
別れ際に要にからかわれてからというもの、あゆみの彼に対する人物評はかなり低くなった。はっきり言って、ランク五、『できれば金輪際話したくない』あたりをうろうろしている。
ちなみに、ランク一は『この世の中で一番大事』、これはもちろん家族だ。最近は遥もその中に入りつつある。ランク二は『とても大切』。今まではここに遥が入っていたのだが。ランク三は『普通』で、まあここはクラスメートなどだろうか。ランク四は『顔見知り』だ。これは読んで字の如く。ランク五は上述の通りで、ランク六は『顔も見たくない』。
今までのあゆみの人生に登場してきた人達は、関わりが深い人から浅い人まですべてをひっくるめても、ランク五から六に仕分けられることなどなかった。ところが……。
今思い返しても腹が立つ。
あゆみはあの日のことを思い出して、ぎゅっと唇を結んだ。
要はもちろん謝った。だがそれは、思う存分笑って気が済んでからということだ。涙を流すほど笑っておいて、ごめんねも何もないものだ。
その後何度か要から電話があったが、あゆみは電話口に出ることすらしなかった。遥に頼まれても、断固として拒否した。
ところが昨日は電話がなかった。やっと諦めてくれたのかと安堵していたのだが、なんと要は直接訪ねてきたのだった!
ドアを開けるとあのビジュアル系の顔が鎮座ましましていて、あゆみは咄嗟にドアを閉めてしまった。
「あゆみちゃん」
ドアの向こうから、要のくぐもった声が聞こえる。だがあゆみはドアに背中を押しつけたまま、だんまりを決め込んだ。
「この間はほんとに悪かった。あんなに笑うつもりはなかったんだ。でも、きみがあんまり面白いことを言うもんだから……」
面白い。またその言葉か……。
あゆみが苦虫を噛み潰したような顔になったのを見透かしたかのように、要が慌てた口調になった。
「あ、いや、面白いっていうのは悪い意味じゃなくて。えーと、そう、楽しい! 楽しいっていう意味! だからね……」
「もうわかりました!」
到底わかっていないような無愛想な声で言っても説得力も何もないものだ。しかし要はその迫力に押されて黙り込んだ。
「もう怒ってませんから。だから帰ってください」
ドスをきかせた声で、ぶっきらぼうに告げる。
しばらくの沈黙のあと、要の声が聞こえてきた。
「わかった。帰るよ。……ごめんね」
まるで叱られた犬のように気落ちした声だ。あゆみは不当な糾弾をしてしまったかのような、強い罪悪感に胸が締めつけられるのを感じた。
だがここで仏心を出してはいけない。あゆみは心を鬼にして、要が帰っていく足音をドア越しに聞いていた。
そして今日は土曜日。サラリーマンの父の休日だ。結花をプールに連れて行くというので、あゆみは図書館に勉強に行くことにした。だがドアを開けて要と鉢合わせ、という状況は避けたかったので、用心深く家を出たというわけだ。
図書館は冷房が程よく効いていて、快適だった。ここで勉強をしようと考えたのはあゆみだけではないらしく、ちらほらと受験生らしい姿が見える。あゆみは空いている場所に座って、鞄から問題集を取り出した。
どれくらいの時間、勉強に没頭していたのだろう。自慢ではないが、あゆみは集中力には自信がある。たとえ隣で結花が大泣きしていようが、自分がこうと決めたら勉強し続けることが可能だ。ただ、実際には妹可愛さに無視することなどできないのだが。
ふと、グリーン系の爽やかな香りが鼻腔をくすぐった。冷房の風が緩やかに室内の空気をかき混ぜて、誰かがつけているコロンの香りを運んできたのだろう。
そこで集中力が途切れた。ふっとため息をついて、背筋を伸ばす。休憩してジュースでも飲むか、と目を上げた途端、あゆみは顔を強張らせた。
いつの間に来たのか、テーブルの向かい側に要が座っていた。澄ました顔でぶ厚い本を読んでいる。視線を感じたのか、要も本から目を離して顔を上げた。
ばちっと目が合う。あゆみは迷惑そうな顔になったが、要は邪気のない笑顔を浮かべた。
すぐに目を逸らすと、あゆみは財布を持って立ち上がった。背後で要が立ち上がる気配を感じながら、図書館を出る。そこは休憩ルームになっていた。
この図書館は市の複合施設の中の一つで、施設には他にプラネタリウムや講演会場、喫茶室なども併設されている。図書館はその三階にあり、三階フロアは図書館と、自動販売機とベンチが置いてある休憩ルームだけだ。
「偶然だなんて言わないで下さいね」
図書館から出るなり、あゆみはぶすっとした口調で言い放った。周りに人影がないので、誰にも遠慮する必要がないのがありがたい。
「うん、言わない。きみの家に寄ったんだ。お父さんが出てこられて、きみはここだって教えてくださった」
しまった、お父さんに状況を説明してなかった……。
「まだ怒ってるの?」
無視、無視。
あゆみは財布から小銭を出して自動販売機に入れた。
「ほんとに悪かったと思ってるんだ。許してくれないか」
ちょっと迷ってから、レモン味の炭酸ジュースのボタンを押す。
「あゆみちゃん……」
ガコン、という派手な音がして、缶ジュースが取りだし口に落ちた。あゆみは腰をかがめてそれを取り出した。
「聞けよ」
吐き捨てるような口調で要が言う。その声の激しさに驚いて、あゆみは振り返った。
あっと思う間もなく両腕を強い力で掴まれて、自動販売機に押しつけられる。あゆみは目を見開いた。要の険しい表情を見返したのもつかの間、それはすぐに間近に迫って見えなくなってしまった。
そっと、押しつけられる唇。もっと乱暴にされるのかと思ったが、それは意外なほどやさしくソフトだった。
あまりの驚きに硬直しているあゆみの反応を促すように、柔らかい唇が何度も角度を変えて触れてくる。あゆみの頭の中は真っ白になった。
だが、嫌だとは思わなかった。要が意外に力強いことにも、自動販売機に背中を押しつけられて逃げられないようにされたことにも驚いたのだが、予想していたような嫌悪感は全くと言っていいほど湧きあがってはこない。そのことが、自分でも不思議だった。
ふわりと要の髪が揺れて、グリーン系の香りがたちのぼった。ああ、あの時の香りはこの人のコロンだったのか、などとどうでもいいようなことが頭に浮かぶ。
固まったままのあゆみの腕から、要の手が外された。唇も名残惜しげに離れていく。もう押さえつけられていないのに、あゆみは自動販売機に貼りついたまま、目を大きく見開いて要が離れていくのを見ていた。ただ、見ていた。
「……ごめん」
かすれた声で要がつぶやく。その顔があんまり苦しそうだったので、あゆみは全身から力が抜けるのを感じた。
へなへなとその場に崩れ落ちそうになるのを、要が慌てて支える。彼はゆっくりとあゆみを近くのベンチに座らせた。
「大丈夫?」
心配そうな問いに、こくこくと頷く。だが、要の顔を見ることはできなかった。
「……ファーストキス、だよね」
わかりきっていることを訊かれて、あゆみの頬に血が上った。耳まで真っ赤になっているあゆみの横で、要が大きなため息をつく。
「こんな場所で、しかも無理やり奪われたなんて、情けない思い出だよな……。ほんと、ごめん」
「あ、あ、あ、謝るぐらいならしないで下さいよ!」
相変わらず顔を背けたままで文句を言う。その声は自分でも素っ頓狂だと感じるほど上ずっていた。
だが、要の反応は意外なものだった。一瞬驚いたように目を見開いてから、嬉しそうににこっと笑ったのだ。それをあゆみは視界の隅にしっかりと捉えていた。
「やっとまともに話してくれた」
話した? ……苦情を申し立てた、の間違いなんじゃ?
「無視されるのはこたえたよ。文句でも嫌味でも何でも言ってくれていいから、これからは無視だけはしないでくれ」
文句でも嫌味でもって……私って、そんな奴ですか?
「ね?」
と言いながら要が顔をのぞきこんでくる。あゆみはびくっと、文字通り飛びあがりながら答えた。
「うわ、ははははいっ」
すると、要はやっとほっとしたかのように、ハニースマイルを浮かべた。その甘い微笑みに全身が溶けていきそうだ。あゆみはだらしなく緩みそうになる唇を、慌ててきつく結んだ。
「で、受験勉強してたの?」
自分も缶コーヒーを買いながら、何事もなかったかのように要が訊ねる。あゆみはこっくり頷いた。
「予備校とか、行ってないんだよね。それでも志望校に受かるだろうって遥が言ってたよ」
それにも頷く。要の唇が可笑しそうに歪むのが見えた。
「自信あり?」
あゆみはちょっと首を傾げた。
「うーん、多分」
プシュッという音。要が隣に座って、にこっと笑う。
「そっか」
と言うと、彼はコーヒーを一口飲んだ。あゆみもプルトップタブを開けて缶に口をつける。ひんやりしていて、心地よかった。
「伊崎さん……は、大学院ですか?」
おずおずと話しかけると、要はまた、嬉しそうににこっと笑った。
「いや、就職」
そして、あゆみが聞いたこともないような建築設計事務所の名前を挙げる。
「俺の尊敬する建築士さんがそこの所長をやっててね」
「建築士……。伊崎さんは建築士になりたいんですか」
「うん、そう。一級建築士になって、こういう公共施設とか、でっかいビルとか建てたいなぁ。あっ、ビルったって、高さばっかり意識した、味も素っ気もないビルじゃないよ。無機質じゃなく、有機質なビル。空中庭園であってもいいし、屋上にビオトープがあってもいい。とにかく人の心を和ませるビルを作りたいんだ。臨床心理学的な見地から見ても……」
静かな声で語り続ける要の瞳は、キラキラと輝いていた。あゆみはそんな彼の表情をじっと見つめながら、夢を持っている人は美しいなぁなどと考えていた。
情熱的に将来のことを語っていた要が、不意に口をつぐんだ。問いかけるように見上げるあゆみの顔を、申し訳なさそうに見下ろす。
「ごめん、この話をしだすと止まらないんだ。退屈しただろ」
あゆみはふふっと笑った。
「専門的な言葉はちんぷんかんぷんだけど、退屈じゃないですよ。一級建築士って、試験があるんですか?」
「あ、うん、そうなんだ。国家試験。でも、実務経験が二年以上ないと受けられないんだよ。受験資格にもいろいろと規定があってね……」
そこでまたぴたっと言葉を切る。見ると、要は前かがみになって頭を抱え込んでいた。
「くそーっ。気がついたら俺ばっかり喋ってるんだよな。今日こそはあゆみちゃんの話を聞こうと思ってたのに」
「はあ?」
がばっと身を起こした要が、唐突に問いかける。
「あゆみちゃんは将来何になりたいの?」
「え……。うーん、何だろう。目先のことばかり考えてるような気がする……」
「例えば?」
「今だったら、大学に合格すること、とか」
「うん」
「……それだけですよ?」
「そう? そうかな? 俺には言わないだけなんじゃない?」
ぎくっ。す、鋭い。
そう思ってすぐ、要にじっと見つめられていることを思い出す。慌てて表情を取り繕ったが、要にはそんなことぐらい簡単に見透かされているような気がした。
「何時までここにいるの?」
要が唐突に話題を変える。あゆみは腕時計を見た。十一時半。ここに来てからもう二時間ぐらい経っている。
「別に、決めてないですけど。できる時に勉強はしておこうかなぁと思ってるぐらいで」
「でも、お昼ご飯は食べるよね」
「ああ、ここの喫茶室で済ませようかなって」
すると要は情けなそうな、だがどことなく悲しそうな表情を浮かべた。
「ここじゃないとまずいのかな」
あゆみはきょとんとして要を見た。質問の趣旨を良く理解できなくて、眉をひそめる。
「意味が良くわかりませんが」
「うん、つまり、お昼を一緒に食べようって誘ってるんです」
要の答えを聞いて、あゆみの眉間の皺がますます深まった。
「それと、『ここじゃないとまずいのかな』という質問とがつながりません」
要はあゆみの生真面目な表情をじっと見つめたあと、観念したように目を閉じた。だが、彼の唇の端が今にも笑い出しそうにひくひくしていることに気付かないほど、あゆみは鈍感ではなかった。
「はい。言い直します」
突然そう宣言すると、要はベンチの上で体ごとあゆみに向き直った。その真剣な表情にどきっとする。
「あゆみちゃん、ここを出て一緒にお昼ご飯を食べに行って下さい」
「あ、は、はい……」
要の勢いに呑まれて、ついうっかりそんな返事をしてしまった。だが、後悔しても後の祭だ。あゆみはにっこりと甘いハニースマイルを浮かべた要に促されて、図書館から早々に退出することとあいなった。
要は車で来ていた。当然のことのように助手席側のドアを開けられて、あゆみはおずおずとそこに乗りこんだ。二人しかいないのに後部座席に乗るのも変だし、と自分に言い訳しながら。
あゆみがきちんと座席に落ち着いたことを確認してから、要がドアを閉める。すぐにボンネットの前を回って運転席に乗り込んできた彼は、シートベルトを締めるとサングラスをかけた。
それがまた似合っていて、あゆみはついつい気後れしてしまった。我とわが身を振り返ると、それもまたしょうがないなとため息の一つも出るというものだ。
要が連れていってくれたのは、意外なことに丼の専門店だった。店に入ってすぐお品書きを渡しながら、要がお勧めメニューを教えてくれる。それに相槌を打ちながら、あゆみはまたしても要の外見だけでイメージを作り上げてしまっていたことを反省した。
おしゃれな要のことだから、きっとイタリアンレストランとか、フレンチレストランなどに連れていかれるものとばかり思っていたのだ。あんな場所の喫茶店など論外、という要の反応を見て、一足飛びにそういう結論に達してしまったことを、あゆみは心の底から恥じた。
そのお詫びの意味も込めて、要が勧めてくれたものを注文する。だが、それは要が勧めるだけのことはあって絶品だった。
単なる親子丼なのだが、だしの旨みといい、卵のとろとろ加減といい、まさに絶妙なお味なのだ。そのことを素直に要に告げると、彼は思いきり嬉しそうに微笑んだ。ので、なんだかあゆみも楽しくなってしまった。
店を出た後、要は図書館に戻るかと一応訊いてはくれた。だが、あゆみが首を横に振るとほっとしたように微笑んだので、その質問が本意ではなかったことはあっさりと暴露された。
そのあまりにも素直な感情表現に、あゆみはびっくりした。と同時に、なんだか可笑しくなってしまう。大の男がそんなことであからさまにほっとした顔をするなんて、想像もつかなかったのだ。
要の前であるにもかかわらず、あゆみはけらけらと声を上げて笑った。が、一瞬後、そのことに自分でも驚いて口を閉じる。
要はと見ると、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。その顔があまりにも可笑しかったので、あゆみはまた笑い出した。そのことが、二人のムードを一変させた。
その日は天気が良くてすこぶる暑く、二人は涼を求めて水族館に行くことにした。
チケット販売窓口で当然のことのように要が二人分のチケットを購入しても、あゆみは文句を言わなかった。というより、文句を言える立場ではなかったと言った方が正しいだろう。今日は図書館で一日過ごそうと思っていたので、お昼代ぐらいしか財布の中に入っていなかったのだ。
だが、堅苦しく『後日きちんとお返しします』とは言わなかった。要になら奢ってもらってもいいかな、と考えたからだ。もちろん、そうしょっちゅうは奢ってもらいたくないが。
結花と一緒に何度も来た水族館だったが、要と二人で歩くのはまた違った趣だった。子供相手とは違って、対等に話ができるのが楽しい。二人はゆっくりと見学経路を辿りながら、魚やくらげを見てはあれこれと感想を話し合った。
その日は土曜日ということもあって、水族館の入口付近でペンギンのパレードを開催していた。パレードを見ようと押し合いへし合いしている人ごみの中にもぐりこんだ途端、かばうようにしっかりと肩を抱かれてしまう。あゆみは驚いたように要の顔を見上げたが、彼は端正な横顔を見せるだけで反応してはくれなかった。結局、あゆみはその姿勢を許したまま、ペンギンのパレードを堪能した。
パレードが終わって人ごみがばらけると、要の手も外れる。あゆみはほっとしたように彼から一歩離れ、にっこり微笑んで顔を上げた。
が、要の顔を見た途端にあゆみの顔から微笑みが消える。要はじっとあゆみの顔を見下ろしていた。その顔が怖いほど真剣なので、戸惑ってしまったのだ。不意に、図書館の前でキスされた時のことが思い出された。頬に血が上っていくのを止めようがなく、あゆみは慌てて顔を背けた。
ふっと、隣で要がため息をつく気配がした。次に、そっと手を取られる。あゆみは恐る恐る要を見上げた。
ぎゅっと手を握りながら、要が微笑みかけてくる。あゆみはへらっと笑って手を振り解こうとした。が、駄目だった。
「伊崎さん……あの……手……」
おずおずと言うと、要は邪気のない笑顔を向けてきた。握り締めた手をひょいと持ち上げ、何? という風に眉を上げる。
「いや……手……返していただきたいんですけど」
「やだ」
「や……って……」
さすが兄妹、言い方がそっくりだ。
「あゆみちゃんと手をつなぎたい」
って、いやあの、私の意思は?
「そんなにいや?」
いや……そんな……まるで捨てられた子犬のような目で私を見るのはやめて下さい……。
あゆみが無言のままじっと見つめていると、要は諦めたようなため息をついて手を離した。
自分の意見が認められて嬉しいはずなのに、なぜかあゆみは変な気分になった。可哀想に思う気持ちと罪悪感、それとほんのちょっぴりの……寂寥感?
だが、要が立ち直るのは早かった。可哀想に思う必要なんかなかった、とあゆみが憤慨するほどに。
「じゃあ、肩を抱いてもいい?」
にっこりと笑いながらそんなことを訊いてくる。あゆみはむっとした顔を彼に向けた。
「絶対に駄目」
冷たく言い放つあゆみの表情を見て、要はまたしても彼女の反感を買ってしまったことを悟った。
深く深く、海よりも深く反省して挽回を狙ったが、結局、へそを曲げてしまったあゆみの機嫌は最後まで直らなかった。送ると言う要の言葉を振り切って駅の改札口に入っていくあゆみの後ろ姿を、要は悲しげに見送ったのだった……。
『口は禍の元』=くちは・わざわいの・もと
ことばはわざわいのもとになることもあるから、何か言う時は気をつけたほうがいい
by「どうぶつことわざえほん」(きたやまようこ・著/のら書店)
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ちょこっと懺悔
すみません、ヒーローがクズでした……。
許可も得ずにキスをするなど、言語道断ですねぇ。
若さ故の過ち(←作者の)って、こういうことなんですね、シャ○さん……。