その10・小説の書き方~好きな作品に固執してみる
こんにちは。
書いた作品を忘れがちな仲町です。
今回は、それに反するような作品への固執について。
好きな作品に固執というのは、どういう意味かと言いますと。
作者にとっては3年前に書いた作品でも、5年前に書いた作品だろうと。
選考の方には、それは関係ないということです。
「ごめんね、もう少し」という作品があります。
わたしはこれが好きで…。
根底に、失恋好きといった性質が色濃く出ている物語です。
これを書く前に、短編でこの話のもとになるような失恋話を書いていて。
そこから発展して、この物語ができたと記憶しています。(たぶん……)
あと姉妹とか、家族とか。
そういった、恋だけじゃない愛情も書きたいなと思い、書いたのです。
以前に書いたその作品を、ふと、コンテストに応募しようと思いました。
少し書き直し…いざ、参戦!
参戦先は、エブリスタさん主催 新星ファンタジーコンテスト入賞作品(テーマ「やり直し」)。
結果、入賞し、賞金もいただけました。
嬉しかった……。
ていねいな書評もいただけました。
書評、ありがたいです。
自分でもわかっていた欠点がばっちり。
誤魔化せませんですな。
ここが弱いんだよな…と自覚しました。
選ぶ方が変われば、作品の評価も変わります。
また、募集のテーマにあっていれば、拾っていただくこともあると思います。
もう一回書き直して、違う話にしてどこかに応募しようかな…なんて野望も生まれます。
物語を描くのは楽しいけれど、先が見えない不安もあり。
迷走しながらも、よろよろと、わたしもそうやって進んでいます。
では、次回へ~




