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78 子供の護衛

 子供たちの護衛をする日まで、ダンジョンで戦い三十九階と四十階に進む。

 三十九階にはフレキバグというダンゴムシのようなモンスターがいて、四十階にはホワイトドッグという大型の犬がいた。

 フレキバグの大きさは丸くなると五十センチほどになる。甲殻はゴムのようで、回転しながら壁や天井ぶつかり跳ねて突進してきた。回転しながらの体当たりは、剣を当てると回転のせいで刃がそれてまともなダメージを与えることができなかった。

 ゲームだとただの強攻撃だった回転体当たりに、こんな厄介な特徴があるのは予想してなかった。

 弱点の打撃武器はこの回転の影響を受けづらいのだろうなと思いつつ戦っていった。

 ホワイトドッグは冷気を撒き散らしてきて、夏というのに寒さで震えることになった。

 数が集まれば、どんどん気温が下がっていくから凍死なんかもありえそうだった。まあそれは事前に聞いていた情報で、ある程度はなんとかなった。耐寒の薬が買えたからだ。その薬もどこまでも寒さを防いでくれるわけではなく、ホワイトドッグが五頭も集まると薬でなんとかなる範囲を超えてくるというので、戦う際にはこれまでのように少数の群れを選ぶ必要があった。

 あと冷えた金属に皮膚がくっつくことがあった。一度ホワイトドッグの攻撃を受けたときに、手が鎧に触れてしまった。ホワイトドッグはそんな状態でも襲いかかってくるんで、急いで剥がして激痛に涙目になって戦う羽目になった。

 ちなみにそれらのモンスターの強さは、護符とかなしの素の状態でフレキバグと一対一でちょうどよく、ホワイトドッグは素の状態で一対一だと劣勢だった。

 このことからまだレベル10にはなっていなさそうだとわかる。

 いつものように護符と魔力活性を使って差を埋めて戦っていき、四十階で楽に戦えるようになるまで留まる。

 ダンジョンの外は秋の始まりなのに、一足早い冬を過ごしている気分だった。


 そうして護衛の日が来る。

 昼食を買ってから集合場所である町の入口に向かうと、小学生くらいの子供たちがたくさん集まっていた。誰もが籠を背負っている。

 小学校一つ分くらいはいるんじゃないか?


(これが全員孤児なのか)


 あちこちに孤児院があるとは聞いてたけど、ミストーレにこれだけの孤児がいるとは思わなかった。

 ここに集まっている子たちの表情は暗いものではない。同じ境遇の子たちで励まし合ったり、孤児院の大人たちが頑張ったのだろう。

 思わず憐みとかそんな感情が湧き出てきたが、そんなものはこの子らには迷惑でしかないだろうなと思いつつ、到着を知らせるため教会関係者のところへ向かう。


「おはようございます。護衛依頼を受けてきたものです」


 年が近い修道士に声をかける。


「おはようございます。お名前をよろしいでしょうか」

「デッサと言います」

「確認しますので少しお待ちを」


 修道士は少し離れたところにいた年上の修道士のところに行き、声をかえて書類を確認する。

 確認が取れたようで修道士は戻ってくる。


「確認がとれました。今日はよろしくお願いします。バソーレ孤児院の面々は向こうにいると思いますので、そこで待機をお願いします」

「わかりました」


 修道士が示した方向へと歩いていき、周囲を見渡すと子供たちと話しているルザンさんがいた。


「ルザンさん、おはようございます」

「デッサ君、おはよう。護衛依頼を受けてくれてありがとう」


 礼は無事護衛を終えてからと返して、護衛する人数やほかに護衛する冒険者はいるのかといったことを話して出発を待つ。

 護衛する人数は十人。バソーレ孤児院の担当は俺一人だけど、ほかの孤児院と一緒に行くので、そっちを担当する冒険者と合同という形になるそうだ。

 ルザンさんが示した十人の中には、冒険者になりたいと言っていた少年たちはいない。


「冒険者になると言っていた少年たちがいるのはレナーデ院長から聞いてます?」

「うん、聞いているよ。今も君からの助言に従ってお金を貯めている」


 今も頑張っているのか。


「ここにはいないようですが。無理をしていませんかね」

「荷物運びといった祭りの手伝いに行ったよ。そっちの方が報酬がいいから。無理はしてないかな。働きすぎだと思ったら、院長が止める。心配そうに声をかけるんだ。あの子たちはそれを振り切って無茶ができない」


 院長がブレーキ役になっているのか。無茶をしていないようならよかった。

 話しているうちにコーンと鐘が響く。

 そろそろ出発ということを知らせる合図だそうだ。


「お知らせがあります。静かに聞いてください」


 四十歳を過ぎたシスターが良く通る声で説明していく。

 この集団を五つにわけて、別々のところに向かうそうだ。

 バソーレ孤児院を含めて五つの孤児院が集まることになる。向かう場所は南西に二時間ちょっとの花畑。子供の足でその時間なので、大人ならばもう少し早く着くだろう。

 事前に下調べをしていて、危険なモンスターや獣はいないとわかっているが、油断はしないでほしいと冒険者たちに注意が促された。

 説明が終わり、順番に出発する。

 

「俺たちの出発ですね。行きましょう」

「ええ。みんなー、出発だ。二人ずつ手を繋いではぐれないようにして行くぞー」


 ルザンさんの言葉に「はーい」と返ってきて、南の街道そばを歩き出す。街道には馬車などが行き来しているので、ひかれないように街道を歩かないようにしているそうだ。街道に比べると少し歩きづらいが、こけるような凸凹はほぼないらしい。

 俺たちの集団の先頭には、場所を知っている修道士とその修道士の護衛が歩いている。

 子供のペースにきちんと合わせてくれていて、大人の足にはゆっくりの速さで街道を進む。

 一時間ほど進むと、一度休憩になる。


「冒険者集まってくれ」


 修道士の護衛の声が響く。


「呼ばれているんで行ってきます。なにかあればすぐに大声を出してください」

「わかったよ」


 ルザンさんに一声かけて、修道士の護衛の方へと歩いていく。

 俺を含めて十人が護衛として雇われた冒険者だ。

 俺のように接近戦の武器を持った冒険者もいれば、弓や魔法使い用の杖を持った冒険者もいる。人間だけではなく獣人も二人いる。年齢は俺が一番若かった。


「集まってくれてありがとう。ここまでに獣などを見たか報告がほしい。そのあとは今のペースで大丈夫かどうか、それと向こうについてからの話をしようと思う」


 俺は特に見なかった。ほかの冒険者も同じなようで、見なかったという声がいくつも上がった。

 ペースも大丈夫じゃないかな。子供たちの表情に疲れたものはなかった。

 

「このままのペースで大丈夫そうだな。では向こうについてからの話をしよう。子供たちをまた休憩させて、その間に俺たちで花畑の中を見て回る。たまにモンスターや獣が潜んでいることがあるからしっかりやってくれ。そのあとは子供たちが採取している間、花畑の周囲を見張る。交代で昼食をとり、見張りをして帰還という流れになる」


 修道士の護衛は聞きたいことがあれば答えると俺たちを見て言う。

 どんなモンスターがいるのか、空からモンスターに襲撃を受けたことはあるのか、毒をもった植物があったりしないのかという質問がでた。


「モンスターは基本的に小物だ。ネズミとか虫とかだな。俺たちにとっては雑魚だが、子供にとっては脅威だ。空から襲撃を受けたことはないはずだ。少なくともここ十年でそういったことはなかった。毒性のある植物はない。事前の調査でそこはわかっている」


 ほかに質問は出ずに、解散になる。

 その後十分ほど休憩して、出発だった。

 花畑に着くまで、モンスターや獣の影すらなく、たまに鷹などが遠くに見えたくらいだった。

 到着した花畑は広かった。小学校の敷地を優に超える広さで、主に白と青と紫の花が咲き乱れている。

 これくらい広いならモンスターとかも潜んでいるわなと思いつつ、荷物を置いてからほかの冒険者と一緒に花畑に入っていく。

 膝に届くか届かないくらいの花の中を視線を下に向けて真っすぐ歩く。

 花と花の隙間に動く影は見当たらず、俺の見ているところにはモンスターはおそらくいない。

 

「いたぞ!」


 離れたところにいた冒険者から発見の声が出る。

 そちらを見ると不自然に花が動いているのが見えた。見つけた冒険者はそのままモンスターを追いかけて、花畑から追い出した。

 いたのは大根くらいの虫のモンスターだったようだ。たぶんシロコムシかな。毒とかを持たない雑魚の部類だ。噛みつくだけのモンスターで、しっかりとした武具を身に着けた俺たちだとダメージはないが、子供たちだと肉を食いちぎられるかもしれない。

 ほかにもいるかもしれないから注意して見て回る。

 俺は発見できなかったけど、六体のモンスターが見つかった。

 一時間ほどかけて見て回り、冒険者たちが集まる。


「誰かあのモンスターについて知っている者はいるか?」


 誰も反応しないので、俺が挙手する。


「シロコムシという名前のモンスターだと思う」

「大量に群れたり、土の中に潜むといった特徴を持っていたりしないだろうか」

「群れはするけど五体くらいで集まる程度、土の中を移動したりもしない。ダンジョンでも森でも物陰に潜むモンスターで、少し脅せば逃げ出す。さっき俺たちが見て回ったから、もう少しいたとしても逃げ出していると思う」

「ありがとう」


 修道士の護衛は少し考えて、石を投げこみ反応を見てから採取を始めようと提案する。

 それに俺たちは反対せず、石を何度か花畑に投げ込んだ。不自然に動くところはなく、おそらくシロコムシはいないだろう。

 ほかの冒険者も同じ考えのようで、採取を開始してもいいだろうと提案する。

 修道士の護衛は頷き、修道士に採取を始めて大丈夫だと合図を送る。

 修道士は子供たちに声をかけて、籠を背負った子供たちが花畑へと近づいていく。

 採取を経験したことのある子供たちは、今回初めて採取する子供たちに手順を教えている。

 それを見ていると、ほかの冒険者に声をかけられる。昼食をとる順番を決めるそうだ。

 まだ腹が減っておらず順番に拘りがない者ばかりで、修道士の護衛が決めていくことになる。

 昼食時間は十五分で、二人ずつとる。俺は二番目になった。

 最初の二人が食べ終わったら呼ぶということで、見張りに向かう。

 何事もなく十五分が過ぎて、休憩をとるために荷物を置いた場所に戻る。


「よう、一緒にいいか」

「どうぞー」


 その場に座ってハンカチを水筒の水で濡らして、手をふいていた俺に二十歳半ばの青年が声をかけてくる。

 

「ミカローだ。お前さんとは一度話してみたかったんだよ」

「デッサです。俺のこと知ってるんですか」

「それなりに行動が目立つからな。一人でダンジョンに挑んだり、シスターと一緒にギルドに来たり、タナトスの一族と一緒にいたり。さらに頻繁に武具が更新されていくのも目立つ理由だな。それだけ先に進んでいる証拠だ」

「あー」


 シスター姿のハスファやシーミンと一緒にいれば目立つわな。武具の更新も早いかなとは思っていた。


「それに依頼をほとんど受けずにダンジョンに挑んでばかりのお前さんが依頼を受けるのは珍しい。どんな心境の変化なのかって気になったんだよ」

「特別な理由はありませんよ。シスターの家族が孤児院に勤めていて、その流れで護衛を頼まれたんですよ。そんなに大変じゃないってことだったんで、まあいいかって思った」


 ミカローさんはなるほどなと頷き、持ってきていたサンドイッチを齧る。

 俺もパンを齧る。


「この依頼を受けられたのはシスターと知り合いだからか。羨ましがる奴がいるだろうな」

「シスターが好きな人たちに?」


 違う違うと笑って否定してくる。


「教会の依頼を受けたいって奴はいるんだ」

「そうなんですか? 実際に依頼を受けましたけど、なにか特別なことはありませんけど」

「依頼内容は普通というかほかの依頼と変わらないが、そういった奴らの目的は評価なんだ。教会からの依頼を成功させて評価を得たい。そして引退後に教会がらみの職に就きたいという考えだな」


 評価を求めて、依頼そっちのけで教会関係者にアピールする人なんかもいるそうだ。そういう人は評価が下がる。求められた仕事をきちんとやらないなら当然だな。


「俺は特に評価を得たいとか考えてなかったなー」

「まだまだ若いし引退はずっと先のことだろうからな。俺くらいの年齢になると気になってくる」

「ミカローさんも教会関係の仕事に就きたいと思っているんですか?」

「ああ、小さい頃にとある修道士に世話になってな。彼への恩返しと安定した生活を目指している」


 恩人がいる教会で警備をしたいと語る。


「修道士を目指して、恩人の手伝いをやった方が早いような」

「勉強が得意じゃなかったんだよ。修道士やシスターはある程度の知識が必要とされるんだ」


 文字や計算を教えたりするし、それらを習得しないといけないか。勉強が苦手なら修道士を目指すのは難しいというのはわからないでもない。


「一度は挑戦したんですか?」

「ああ、文字の読み書きや計算を教えてくれるところに行って、基本的なことはなんとか習得したんだ。だが応用や多くの知識まではどうにもならなかった。専門的な授業は金が高くて払えなかったし、物覚えもよくなくてな」


 勉強が嫌だから冒険者になったというわけじゃなくて、一度勉強に挑戦しているってのは好感が持てる。

 こういう人なら目的のために頑張って、警備として働けそうだ。


「お前さんは将来やりたいことはあるのかい」

「今が精一杯で将来とか考えてないですね。とりあえず今はダンジョンで頑張っていくことに集中ですよ」

「集中した結果があの速度でのダンジョン探索か。あまり無茶はするなよ?」

「何人も同じように言ってきますからね、気をつけてますよ」


 そうかと頷いてミカローさんはサンドイッチを食べ進める。

 俺もさっさと食べてしまおう。

 食べ終えて、まだ時間があるので別の話をする。

 大会に出場するのかというもので、ミカローさんは出るそうだ。本選出場が目的ではなく対人戦の経験をつみたいと言っていた。教会の警備で相手するのはモンスターではなく人間なので、そういった意味でもいろいろな人間と戦えるのは将来のためになる。

 ほとんどの者が本選出場を目指して真剣に戦うので、普段の模擬戦とは違った経験を得られることが期待できるらしい。

 そんなことを聞いているうちに、休憩時間が終わる。

 休憩に入った冒険者がいたところへと行き、そこから周辺を見張る。

 およそ午後二時くらいかなという時刻に修道士が終了だと大声で子供たちに知らせる。

 それを聞いて、花を籠一杯に詰めた子供たちが花畑から移動していく。

 花畑の大きさは半分くらいに小さくなっていた。毎年これくらい残して、一年かけて最初に見た広さにまで戻るらしい。

 ルザンさんといった保護者たちが、子供は全員いるか、怪我をしていないかを確認して修道士に報告し、帰ることになる。

 帰り道も何事もなく、ミストーレに到着し、朝に集まったところで足を止める。

 教会の人たちが待っていて、その中にハスファの姿も見えた。

 そのまま待っているとほかのところに行った子供たちも帰ってきた。

 引率の修道士たちが年配のシスターに帰還の報告をしている。それを聞き、シスターは微笑んで頷く。

 そのシスターが子供たちに声をかける。


「おかえりなさい。今日一日お疲れさまでした。怪我なく無事帰ってきてくれてほっとしています。ご褒美にお菓子を持ってきたから受け取って帰ってくださいね。そして子供たちを守ってくれた冒険者の方々もありがとうございました。トラブルなく今回の採取を終えられたのは、皆様のおかげでしょう」


 言い終えたシスターは深々とお辞儀をして下がる。

 待っていた教会関係者たちが籠を持って子供たちに近づいていく。

 ハスファも籠を持って俺たちの方に来た。


「はーい、お菓子ですよ。全員分あるから慌てないでね」


 小さな紙袋に入れられたお菓子を一人ずつ渡していく。

 人数が多くないので、すぐに渡し終えたハスファがこちらに来る。


「デッサさんと兄さんもどうぞ」

「いいの?」

「ええ、多めに作ってあるので遠慮なく受け取ってください」

「ありがと」


 中を確認するとふわりと甘い香りがする。三種類のクッキーが入っていた。

 それを一枚取り出して食べる。店のものというより、家庭で作った感じのする味わいだ。

 俺が食べている間に、ハスファは花畑でなにもなかったかルザンさんに聞く。


「小物のモンスターがいたけど、冒険者たちが追い払ってくれたから、大怪我なんてしなかったよ。葉っぱで小さな切り傷を作ったり、虫に噛まれたくらいだ」

「それくらいですんでよかった」


 それくらいなら遊んでいるうちにできる傷だからな。


「デッサさんも改めて今回の依頼を受けてくれてありがとうございました」

「どういたしまして。今日はもう確認できたから宿には来ないだろう?」

「はい。ほとんど疲れていないみたいですね」

「ほかに護衛もいて簡単な仕事だったからね」


 一人だけだったらもっと精神的な疲労があっただろうけど、ほかの冒険者のおかげで気楽なものだった。

 

「報酬は明日持っていきます」

「ハスファからの手渡しなんだ?」

「ほとんどの冒険者たちはギルドを通していますけど、デッサさんは私から直接依頼を受けていますからね」

「ああ、そっか」

「孤児院も例年通りドライフラワーを受け取ったときに報酬を渡すから」


 それにルザンさんはわかったと頷く。


「院長に伝えておくよ」


 戻りますと言ってハスファは離れていく。

 ほかのシスターたちもお菓子を配り終えて戻っていき、解散が告げられる。


「俺たちも帰ります。今日はありがとう」


 ルザンさんがそう言って、子供たちを連れて町へと向かう。

 子供たちが俺に手を振ってきたので、振り返す。

 似たような光景はほかのところでも見られた。怖がっている子供たちがいないので、どの冒険者も雑だったり荒っぽい対応をしなかったみたいだ。

 子供たちが帰って、俺たちも解散を告げられた。

 

「じゃあな」「お疲れさん」「またな」

「ええ、今日はありがとうございました」


 ミカローさんたちと挨拶を交わし、町に入る。

 穏やかな一日だったな。子供たちのはしゃぐ姿を見ていたせいか、今も穏やかな気分だ。

 このまま風呂にでも行って、のんびり気分のまま美味い店で夕食といこうかな。

感想と誤字指摘ありがとうございます

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― 新着の感想 ―
[一言] 40階に着くころにはレベルは10に至っているかなと思ったけど甘かったな。 一応はもう以前の負け戦だった決闘を仕掛けてきた先輩には勝てる位には強くなったんだけどね。
[一言] モンスター毎のゲームでは見えてこない特徴が結構厄介ですねー 敵に合わせた装備も用意しなきゃいけないかもしれませんね
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