1-1【 ルキウス元年十二月 ~ ヤマト国首都 ~ トキオメトロ区の自室にて 】
最近、ベッドに蹲ってウトウトと浅い眠りの淵を彷徨い始めると、まだ幼い時分に敏感だった五感を通じて脳裏に焼き付けられた原風景や、成長していく節目節目で何らかの重要な意味を持ちながら徐々に蓄積されて来たに違いない様々な光景が、いつもまるで一瞬その頃に戻ったかのように鮮やかに現れて来る。
思い出すという精神の作業は、おそらくは意識的なもの。
眠っている間に夢を見るという意識的な作業とはやや言い難い心理現象は、折に触れて何事かを思い出したいという欲求に関連しているようでもあり、それ以前の、もっと神秘的な領域から涌き出て来る自然な流れの一環を垣間見ているようでもある。
最近では連日連夜になってしまったけど、懐かしい小さな島を舞台とする夢をひたすら見続けているのは、何処かで潜在意識も絡んで来て作用しているのかしら……
↓
↓
↓
◆お詫び◆
大変申し訳ありません。
KDP出版中のため以降を非表示と致しております。
※kindle側でも同じタイトル名と作家名です。
よろしければAmazonの検索窓にて検索してみて下さい。
(幸いにもタイトル名も作家名も類似が少ないので速やかに探し出せるものと思われます。)
将来的には、またこちらに戻って来ることもあるかと思います。今後ともよろしくお願い致します。
My Base Town St.Kusunoki Ring