表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生 in 卵!〜ふぁっ!?なんで卵!?〜  作者: 真狼瑠スクレ
プロローグ
2/2

ご飯(ゴブリン)

「スキル:金の卵の効果により対象:グレーウルフの吸収に成功しました。対象:グレーウルフのスキル奪取に成功しました。スキル:剛毛Lv3を獲得しました。スキル:エアスラッシュLv2を獲得しました。スキル:気配察知Lv3を獲得しました。スキル:嗅覚強化Lv-を獲得しました。スキル:腐食耐性Lv1を獲得しました。スキル:飢餓耐性Lv2を獲得しました。重複しているスキルの統合を開始します。スキル:魔力感知Lv4を獲得しました。スキル:魔力操作Lv3を獲得しました。」


お、おうっ……?ビックリしたわ。

寝てたっぽい?凄い意気込んでたのにあっさり気絶とか。

……眠かったし仕方ないね。ね?


ざっと確認してみたけど私狼になってるっぽい。

システムメッセージみたいなのでもグレーウルフとか言ってたしね。

四足歩行……は問題無いかな?特に違和感は無し。さてお次は皆さんお待ちかねステータスチェック!声に出せば良いのかな?

ばうっ(ステータス)!」


_________________

-グレーウルフ♀ Lv23

状態 通常

ランク:C+


HP 178/178

MP 76/76


攻撃力 47

防御力 145

魔法力 69

魔法防御力 24

敏捷値 178


スキル

引き継ぎし者Lv1 魔力感知Lv1 魔力操作Lv3 魔力衝撃Lv1 剛毛Lv3 エアスラッシュLv2 気配察知Lv3 嗅覚強化Lv- 腐食耐性Lv1 飢餓耐性Lv2


称号

転生者 創造神の加護Lv10 金の卵Lv-

_________________


なるほど?

比較対象が居ないからどの位強いのか分からん。

が、とりあえずご飯。お腹減った。


水……はすぐそこに。

生まれた場所のすぐそばに泉とは。

転生先も考慮してくれたんだろう。そう思おう。


とりあえず手頃な魔物見つけるまでステータス見てよう。


-グレーウルフ

何処にでも居る狼型の魔物。硬い毛皮と強靭な脚力を活かした戦闘を行う。顎の力は非常に強く、噛まれた場合骨まで到達する。


引き継ぎし者

自分で殺し、食べた対象のスキルを1つ強奪する。Lvによって強奪可能数が変動する。


転生者

異世界の魂。経験値とスキル熟練度の獲得値に大補正。


創造神の加護

創造神による加護。全ての獲得値に極大補正。

また、神格を得る為に必要な称号。


金の卵

幻の卵から生まれた証。

経験値、スキル熟練度の獲得値に極大補正。

また進化時にランダムでスキルを1つ獲得する。


…思った以上にチートでした。

経験値とスキル熟練度の獲得値に極大補正+大補正ってかなりのチートじゃない?


考えてみれば魔力感知辺りのスキルも十数回で獲得出来たし…?アレ?これ私最強伝説来たんじゃね?興味無くも無いけど。

まぁ特に問題無いし有難く頂戴しましょう。

創造神様、ありがとうございます(棒)


なにより!!!

引き継ぎし者、これ強すぎる。Lv差あっても多少は強引に行ける!え、マジで私最強伝説来た?

…ふふふ、魔物界最強も夢じゃない。

よし、当分の目標はこの森最強!待ってろよまだ見ぬ獲物よ、私の糧となるが良い。



…尻尾どうやって動かすんだろう。


◇◇◇


――!!!


ゴブリン発見!

えっと…3匹かな。私の肩くらいの身長。

力も無さそうだし何より馬鹿そう。

お腹空いたので選り好みせず片っ端から襲う。

待ってろ食料、私の糧となるがいい。



ふぅ…………よっし、気ぃ引き締めよう。

…ご飯…と言っても紛れもない殺し合い。

生半可な気持ちじゃこっちが殺される。

生後1日も経たずに死亡とか洒落にならない。


幸いこっちには気づいてない。

先制攻撃は貰った。

どうせなら直前までバレたくない…

強くイメージ…………エアスラッシュ。



「経験値が一定に達しました。個体:グレーウルフがLv24になりました。」

―――おお!?首が飛んだ!?しかもLvup!幸先良いね!この調子で上げて行こう。


それにしてもエアスラッシュ…

意外と出来る子なのかもしれない。

なんか初級魔法感が凄いから見下してたわ…

期待の新人、エアスラッシュちゃんと呼ぼう。


残りの2匹がこっちに気づく。

撃った場所見られてないから大丈夫だと思ったんだけどね。そんな甘く無かったわ。

そりゃそうか、命掛かってるしな。


敬意を表して全力で狩ってやる。


後ろ脚に思いっきり力を込める。


ふふふ、もと陸上部(三日間)の私の全力疾走を見るがいい。


ふ、ふぉぉぉ!?

思ったよりスピードが出る!?

そういや敏捷値めっちゃ高かったな。


よしこのまま距離詰めてぇ…の!

押し倒して首噛み!からの振り回してドーン!

「経験値が一定に達しました。個体:グレーウルフがLv25になりました。経験値が一定に達しました。個体:グレーウルフがLv26になりました」

ひゃあ2Lvup!

喜ぶのは後にして先にゴブリン殺そう。


噛んだ奴は死んだ、ぶっ飛ばした方は…生きてる!木にぶつかってダメージは入ってるけどまだ立てるな、とどめ。


走って距離詰めて…体当たり。


ゴブリンの体勢が崩れる。


よしこのまま押し倒す。

再度首噛み。他にも効果的な攻撃手段が欲しい。


……………………死んだ? よっし、死んだ。


意外とあっさり行った…けどちょっと怖かった。

避けられるとは思ってなかったわ。




◇◇◇


と、色々反省点の多い初戦闘でした。

まぁ初めてだしね。次に活かそう。


とりあえずゴブリンの遺骸を持ち帰ろう。

1匹は背中に乗せる。もう1匹は足噛んで引き摺る。

味に関しては1mmも期待してない。

出来るだけ不味くないように、そう祈る。


もう1匹は放置。

他の奴が見つけて食うかも。

もちろん優しさじゃ無い。

ゴブリンだったら十中八九巣…コロニーに持って帰るはず。

あるのかは知らんが。他の奴でも血の匂い追って奇襲も掛けれる。こっちもやられる可能性あるけどね。

どっちにせよ持って帰れない。


帰り道だけで1時間だぞふざけんな。

もっと魔物跋扈してろよ数メートル毎にエンカウントするLvで。

あ、いやそれは面倒だわ。


◇◇◇




1匹はそこら辺に置いといて…

味については1mmも期待してない(2回目)

不味いのは確実。


腹くくれ、行くぞ。

…息を止めて腹に噛みつく。

…苦い、いや多分あ……………………何も考えないで食べよう。内臓は避けて出来るだけ赤肉だけ食べる。……何故ゴブリンで妥協したのか数時間前の自分を問い詰めたい。まだマシなのが絶対居たはず、ちくせう。

かなり修正しました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ