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第九話 所詮お前らはただの外道、お前らにお似合いなのはステータスでもスキルでもない、俺の拳と制裁だ!

前回のあらすじ

ひゃっはー!


「あ、あぁあぁああ! なんで! なんでぇえ! ステータスを上げたのに! LVも上げたのに! なんでこんなのにぃいいい!」


 京介に銃口を向けたばかりに、逆に銃弾を土手っ腹に喰らうことになった男は、駐車場の床を転がり、痛みにうめき続けた。腹にはかなりの出血が見られるが京介の目は冷たかった。


「だっさ、お前、拳銃の強化だけで守りのスキル覚えてなかったのかよ」

「あれ? でもあいつ鉄化のスキル取ったとか言って喜んでなかったけ?」

「ポイント大して振ってなかったんだろ」

 

 仲間が苦しんでいるというのに彼らの反応はあっさりしたものだった。その程度の間柄ということだろう。


「いてぇ、畜生! いてぇぞコラ! てめぇら全員絶対ぶっころ――」

「黙れ、さっさと俺の視界から消え失せろ」


 涙を流しながら吠える弾に、京介の蹴りが飛んだ。瞬時に弾は京介の視界から消えた。つまるところふっ飛ばされた。


 L字のようになっている角の場所から左端の壁まで飛ばされたのである。


「鉄の体だけあってよくめり込む」


 グシャッという音が聞こえていた。弾の体は壁に突き刺さり十字架に貼り付けにされたかのような状態になっていた。


「……こいつ、さては妙なスキル持ってやがるな」

「肉体強化、それに弾丸を跳ね返せるスキルか」


 弾がぶっ飛ばされたのを見て、残りの3人が考察を始める。油断ならない相手と判断したようだ。


「言っておくが俺はステータスなんてものは持っていない。とっくに破壊した」

「「「は?」」」


 3人が同時に声を上げ、何言ってるんだこいつ? と京介を訝しむが。


「……こいつ、嘘を言ってないぜ。もし嘘を吐いていたら、俺の嘘発見のスキルが反応するからな」


 頭にバンダナを巻き付けた男が京介を睨みながら全員にそう伝えた。


「まじかよ狩野。だったらどういうことだよ?」

「つまり、ステータスを取ってないってことだろ? 不気味だと言って取ってない連中は他にもいたからな」

「つまり馬鹿ってことかくだらねぇ。だったらとっとと殺しちまおうぜ」

「ならオレの出番だな」


 嘘発見を持っているという狩野が前に出てきて、手に持ったクロスボウを構えた。


「銃弾を弾いたのも、どうせ何かアイテムっぽいのを見つけて使ったんだろ? でも、そんなのが何度も続くわけがない。お前、もうアイテムも切れてんだろ?」

「俺はそんなものは持ってない」

「……ははっ! 馬鹿かお前。嘘を見やぶれるってことは真実もわかるんだよ。今オレの嘘発見に反応はなかった。バカ正直に答えて逆に裏をかこうとしたんだろうが無意味なんだよ」

「……さっきそれと同じボルトで撃たれて死んでいる人を見た。お前がやったのか?」


 狩野の的外れな推測など無視して京介は聞きたいことを聞いた。へっ、と狩野の口元が歪む。


「あぁそうだ。俺ら全員で駐車場にいた連中を殺しまくったのさ」

「そんな、どうして……」

 

 わなわなと震え、加奈子が聞くが。


「どうしてって、逆に俺がどうしてだぜ。折角こんなスゲー力が手に入ったんだぜ? 試さなきゃ損だろうが!」

「しかも人間を殺しても経験値が入るしな」

「人殺しでLVも上がって最高ーーーー!」


 加奈子は信じられないものを見たような目を彼らに向ける。本当に同じ人間なのか、悪魔だと言われればすぐにでも信じられることだろう。


「俺はクロスボウマンってジョブを手に入れてな。昔からこれで猫とか学校の兎とかを射つのが好きでね。狩猟本能ってやつ? でも動物じゃ物足りなかった。それが世界が変わってくれたおかげで理想のジョブも手に入り人だって余裕でうてるようになった!」

「……世界が変わってもルールが変わるわけじゃないだろう」

「はは、そんな甘っちょろいことを言ってるのがまだいるなんてな。ありえないだろう。警察だってもう機能なんてしてねぇし、法もくそもねぇんだよ。こんな時代だ、遠慮してるほうがバカを見る。だから俺は本能に従って人間を狩って狩って狩り尽くすのさ!」


 嬉々としてそんな宣言する男の姿に、陽子も恐怖を抱いたのか加奈子の後ろに隠れてしまった。


「いいねぇ。その小さな子、みてるだけで刺激されるよ。オレはこのクロスボウで先ず相手の目を射るのが好きでね。そうやって視力を失って恐怖に震え、右往左往する獲物をじっくりと甚振るのがどうしようもなく快感なんだ!」

「はは、あいつ絶対イカれてるぜ」

「全くだな。どうせなら俺はあの女の中に射ち込みたいね」

「違いねぇギャハハハハハ!」

 

 加奈子を見ながら欲情を隠しもしない彼らをみて、自らの体を隠すようにしながら後ずさった。その姿が逆に男たちの嗜虐心を刺激しているようでもある。


「お前らがどんな人間か判った。つまりただのクズ野郎ってことだ」

「言ってろ。俺は弾速強化、ダメージ強化、貫通、それに音速射ちのスキルを取ってるんだ。弾みたいなことにはならないぜ」

 

 狩野はクロスボウを京介に向け、引き金に添えた指に力を込める。


「喰らえ! スパイラルショットだ!」


 スパイラルショットは弓系のアクティブスキルだ。矢に螺旋の回転を加え、速度と威力がより強化される。

 

 狩野がにやりと口角を吊り上げる。捉えたと確信したのだろうが。


「どうした? 今なにかしたのか?」

「え? あれ?」

「おいおい狩野まじかよ。かっこつけて外すとか」

「マジで? この距離でありえなくね?」

「いや、そんな馬鹿な……くそ!」


 後ろの2人に嘲笑されるが、当の本人は訳がわからないといった様子。再び構えを取り。


「す、スパイラルショット!」

 

 再度同じ技を繰り返す。だが、結果は同じだった。京介にあたった様子がない。


「馬鹿な! ありえない! 俺は狙い撃ちのスキルだって取ってる! 当たらないはずが!」

「さっきからお前が言っているのはこれのことか?」


 京介が右手を上げる。その指の間には2本のボルトが挟まっていた。

 

「は? ば、馬鹿な! 速度を強化した音速だぞ! 狙撃銃よりずっと速いはずだ! それを指で止めるなんて!」

「音速? これがか? 俺には止まっているようにしか見えなかったぞ」

「な!?」


 絶句する狩野。すると京介がやれやれと肩をすくめ。


「ほら、返すぞ」

「え? ぎゃ、ぎゃぁあああぁ! 目がぁ! 目ッがあぁああぁあああ!」


 指に挟めたボルトを狩野へ投げ返す。矢玉は見事に狩野の両目に突き刺さった。目を押さえ痛みに呻く。


「自分で射った矢も受け止められないのかお前は」

「い、いてぇ! 目が、て、てめぇ! 何しやがる!」


 京介は狩野に近づき、首根っこを掴んでヒョイッと持ち上げた。


「お前は狩りが好きなんだろ? だったら向こうにゾンビがいるから運んでやる。好きなだけ狩ってこい」

「は、い、いてぇんだ畜生! ふざけんな! こっちは両目がもう見えないんだぞ!」

「そんなものご自慢のステータスとやらでなんとかしろ、フンッ!」


 狩野を持ち上げたまま大きく振りかぶり、反対側の端に向けて投擲した。悲鳴を上げたまま飛んでいき、壁に叩きつけられて落下する音が聞こえた。


「な、なんだ、どうなってる。何も見えねぇし、な、なんだよこの声! 誰だよ! よ、よるな来るんじゃねぇ! ぎ、ぎゃあぁあああ! いてぇ! いてぇよぉ、食われた、オレの、オレの腕がああぁああ!」


 それから暫く絶叫は続いた。どうやらステータスではどうしようもならなかったらしい。


「嘘だろ、なんなんだよこいつ……」


 仲間の有様に、残った2人は少なからず動揺したようだ。


「よ、良かった! 他にも助かった人がいたんだね!」


 すると、京介達の後方に並んでいた壊れた車体の影から、一人の男が飛び出してきた。金髪ロン毛でホストのような見た目の男だった。


「な、てめぇ生きてやがったのか!」

「あ、当たり前だ! お前らから逃げるために必死だったんだよ。聞いてくれ、こいつらに俺の女が殺されたんだ! 俺も殺されそうになったけど、なんとか今まで身を隠していた。でもよかった、貴方達は強そうだ。助けてくれ!」

 

 そして金髪の男は京介へと駆け寄ってくるが。


「――ふぇ?」


 近づいた途端、京介に頭を掴まれ、男は間の抜けた顔を見せる。


「え~と、あの、これは? それに、ギシギシ、てすごく痛いんですが……」

「お前から血の匂いがぷんぷん漂ってきている」

「は? い、いやだなぁ。こんな状況ですから血の匂いぐらいしますよ。こんなに死体が溢れかえってるんですから」

「俺は、それが自然と染み込んだものなのか、自分の手で殺した結果着いた匂いなのか判断できる。それに、さっき俺が嘘をついているかどうか知らせていたのはお前だな。お前が察して連中に合図を送っていた」

「い、いやだなぁ、そんなこと、い、いたいマジで、いてぇんだよこんちくしょうが!」


 すると、男はポケットからスタンガンを取り出し、京介の体に押し付けた。京介の言ったとおり、この男も連中の仲間だったのだ。


「出た! シャーパー鏡夜(きょうや)の騙し討ち!」

「しかも鏡夜のスタンガンは改造で500万ボルト! これで勝てる!」


 シャーパーとは詐欺師をあらわすジョブであり、まさにこの男にピッタリといったところか。


「あっはっは! 俺の正体を見破ったのは見事だったが、ここまで近づけたのが運の尽きだ! 俺は電撃強化のスキルも取ってる! これで更に100倍で5億ボルトだ! 死ね!」


 バチバチバチバチバチッ! と激しい電流音が鳴り響く。押し当てたスタンガンの先がスパークした。


 だが、京介は平然とその場に立っていた。


「は? な、なんで? てか、いた! 頭がいた!」

「今のが強化した電撃か? これなら静電気の方がまだビリっとくるぞ」

「そ、そんな、いた、いたいたい! なんでなんで、電撃は強化してるのに!」

「そうか。壊れていたのかもしれんな。どれ、試してやろう」

「は?」


 京介は鏡夜の手からスタンガンを取り上げ、その首に押し当てた。


「は、はは、無駄だ! 俺は電撃耐性のスキルも持っている! 俺に電撃は効かない!」

「そうか、なら安心だな」


――バリバリバリバリバリ!


「ぎ、ギャアアァアアァア! 痺れるぅうう、痛イイぃいい!」


 京介がスタンガンのスイッチを入れた途端、鏡夜はその足をジタバタさせて叫びだした。どうやらスタンガンはしっかり効いているようだ。


「そ、そんな、どうして……」

「ふむ、妙だな。確かに俺の八神流捌合拳は己の中にある八つの気脈を操作し肉体を強化する術だ」

「は? 捌合拳?」

「それに、技を極めれば、己だけでなく相手の気脈も操作できる」


 京介は自分の技のことを隠すこと無く口にしていた。それは敢えて聞かせているようでもあった。


「確かに今、俺はお前の頭を通して気脈を操作し、細胞を変化させて電撃が百倍ほど通りやすい状態にしてやったが、それでもスキルとやらがあれば意味がないことだろう」

「ふぇ、しゃ、しゃくばい!」

 

 鏡夜は既にろれつが回っていなかった。やはりしっかり電撃は効いてしまっているようだ。


「ふむ、どうやらステータスが壊れてしまったようだな。俺でも破壊できたんだ。そういうこともあるのだろう。だから、今度は更に一万倍通しやすくして試してやろう、刺激を与えればなおるかもしれん」

「い、いひまんばい! むり! むりむりむりむりぃ!」

「どうした? お前が信用してきた力だろう? 自分が手に入れた力ぐらい、お前自身がしっかり信じてやれ。いくぞ」

 

 そして京介は百倍の更に一万倍、電撃が通りやすくなった鏡夜へスタンガンを押し当て、スイッチを入れた。


「あぴょぉ、ピョっ、ひょッぎひぇ、▲※○♯%ぅいエ、オポァ、ホピョハピョあまミョは、ひ、っぎいいぎいいいぎいええええぇえぴゃきゃヒョびえええぇえぇえッ!」

  

 スタンガンがスパークし鏡夜のこの世のものとは思えないほどの悲鳴が鳴り響く。


「……ふん、良かったじゃないか。ステータスは働いたようだぞ。何せ息がある」

 

 京介は鏡夜を放り投げ言い捨てた。確かに息はあった。ただし服は燃え尽き、体中の毛根は完全に死滅、髪の毛も失い、全身のあっちこっちが焦げ付いており、シュウシュウと煙を上げ、失禁までしてしまっている。


 だが、生きてはいる。尤も、鏡夜の体は異様なほど電気が通りやすくなっており、今後は静電気程度でも雷に撃たれたのと同じ衝撃を受けることになる状態ではあるが。


「て、てめぇ、鏡夜までふざけやがって!」


 残った2人の内、茶髪でソフトモヒカンの男がナイフを取り出し刃をチラつかせる。


「俺のジョブはスワッシャー! ナイフに特化したジョブさ。そのうえで短剣術もLV5! ナイフをもたせたら俺の右に出るものはいないのさ!」

「途中でナイフでいたぶられた死体があった。あれもお前がやったのか?」

「あぁそうだ。ナイフで切り刻まれた時の相手の表情がたまらねぇのさ。お前もそうしてやるぜ!」

「お前はそのナイフで傷つけられた人の痛みが判らないのか?」

「痛み? 馬鹿が! 俺は痛覚無効のスキルを取った! 痛みなんてとっくに感じられなくなってるんだよ!」

「そうか」

「な、いつのまに!」


 ボキッという鈍い音がした。あっという間に接近した京介がナイフを持った方の腕をあっさり折った。


「は? い、いてえええぇえ! 馬鹿な! 痛覚を無くした俺が、い、痛いなんて!」

「気脈を操作して痛覚を戻した。良かったな人の痛みがわかるようになったぞ。ついでに言えば、おまけで痛覚を500倍感じられるようにしておいた」

「な、なな、ち、畜生、い、って、て、な、なんだ、俺の、折れた腕が勝手に!」

「それもおまけだ。お前の氣が活性化し、その腕は勝手に暴れまわり、お前自身を傷つけ続ける」

「な、なな! 馬鹿な、そんな、やめ、こんな痛いのにそんなことしたら、し、死んじまうよ!」

「そんなもの、スキルのLVでもあげてなんとかしろ」

「ひ、ひいいぃいいぎゃあああぁああぁあ!」


 折れた腕で自らの体をざくざくと突き続けながら、男は床を転げ回った。


「後はお前だな」

「は、はは、やるじゃねぇか。だが俺はそいつらとはひと味もふた味も違う! みろ、筋肉増強!」

 

 最後に残ったスキンヘッドの男の筋肉がみるみるうちに膨張し、体格も倍ほどに変化した。


「やれやれ今度は大道芸か」

「言ってろ! いいか? 筋肉こそマッスル! それが最強だ! 筋肉を制するものは世界を制する! 他の連中みたいに俺の筋肉でお前を引きちぎってやる!」


 スキンヘッドが向かってきた。すると京介もそれに応じ、腕だけで組み合った状態となる。


「は、俺と力比べとはいい度胸だ! だったら受けてみろ! この剛力様自慢のパワーを!」


 スキンヘッドの男、剛力が京介を筋肉だけでへし折ろうと力を込める。より筋肉が盛り上がり血管も浮き出てくるが――全く京介は動かない。


「ば、馬鹿な! 俺は、全力でやっている!」

「これでか? やれやれ所詮はコケおどしの筋肉ってことか」


 京介が力を込めた。すると、逆に剛力の方が京介のパワーに押され始める。脂汗が浮かび上がり、筋肉そのものが悲鳴を上げているようでもあり。


「ムンッ!」

「ぎ、ぎえええぇえええぇええッ!?」


 そして京介が更に力を込めると、なんと剛力の両腕がなくなってしまった。いや、そうではない。京介のパワーで左右の腕が体の中に埋まってしまったのだ。その証拠に肩口には筒のような穴が開いてしまっている。


「しょ、しょんな。俺の、自慢の筋肉が……」

「自慢? 所詮ステータスとやらで手に入れた偽物の筋肉だろう」

「う、うるせぇ、なんだろうと、お、俺の、筋肉だ」

「そうか、そんな紛い物でいいというなら俺がプレゼントしてやろう」

 

 すると京介が拳を打ち、剛力の胸部に拳がめり込んだ。


「な、なにを、した!」

「大したことはしていない。気脈を操作しただけだ。お前の好きな筋肉が増えるようにな」

「な、に? ぐぉッ!」


 すると、京介の言うように、剛力の筋肉がみるみるうちに増加していく。


「お、俺の筋肉が、増えた!」


 腕がめり込んだままでありながら、喜ぶ剛力。だが。


「ところでお前は知っているか? 筋肉はとても重いということを」

「は、何を言って、へ?」

 

 ボキッと膝の骨のひしゃげる音がし、剛力がその場で傾倒した。


「な、なな、なんだこれは!」

「今言ったとおりだ。通常筋肉は重い。故に本来人間は筋肉をつけると同時にそれに耐えられるように骨も神経も強化されていく。だが、お前は筋肉だけを求めた。だから筋肉だけが増え続けるようにした。その結果どうなるか……」

「な、い、いてぇえええ! 体中が、軋むように痛い! いてぇぞ畜生! ああぁああぁああ!」

「今、お前の筋肉の増加に対して骨や神経は全く変化していない状態だ。つまり、筋肉の重さにお前の他の部位は耐えられない」

「な、なな! ふざ、けるな、な、なんとかしろ!」

「なぜだ? 例え紛い物でも筋肉が好きなのだろう? だったらもっと喜んでみせろ」

「ふ、ふざけ、ぎ、ぎいいいぃいいいああぁああ! 体が、体が押しつぶされるぅううう! 助け、助けてくれ! このままじゃ死んじまう! 頼むからぁあぁあ!」

「そうか。だが安心しろ。お前にはステータスという素敵な物があるだろう。それを使って、お前の筋肉のようにお手軽に直してみろ」

「そ、そんな、そんな、馬鹿なああああああぁあーーーーーー!」

調子に乗った悪人の哀れな末路です。今後もどんどん制裁していきます!

ここまで読まれていかがでしたか?最新話のあとがきの下から文章評価とストーリー評価として点数をつけられます。まだという方がいましたら今後の参考になりますので付けてもらえるとありがたいです(点数は何度でもつけ変えられます)。


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