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異世界での職業が小説家  作者: 白昼夢
第1章
5/8

黒いもの

   「やばい!あいつは、何かやばい」


焦り過ぎて、何言ってるのかわからなくなってきた。


とりあえず、何か戦えるものはないか。

辺りを見回しても何もない。


      「これでいいか。」


そして、一本の木の枝を拾った。


長さが少し小さいがなんとかなるだろう。


      「これでどうだ!」


枝を振り下ろした。

だが、相手にダメージは与えられなかった。

それどころか、黒いものに当たった部分が消え去っている。


これは、どうしたらいいんだ。


黒いものが近づいてくる。


考えていても仕方がない、まず逃げる!

とにかく壁がある方はダメだ。

あとは、右か左かだけど…右に行こう!


まず、右に行くことにした。

逃げても何も解決しないことはわかっている。

けれど、今は逃げることしかできないと思った。


しばらく、走って逃げて来たけど、全然追って来ない。不幸中の幸いか、あの黒いもの移動はとても遅い。だけど、ずっと逃げていても、いつか追いつかれるだけだ。なんとかしないと。


すると、休むのにちょうど良い洞窟を見つけた。


      「良かったーー。」


もう疲れて、足があまり動かない。

一体どうしたらいいのか。

しばらく考えることにした。


あの黒いものはとにかく移動が遅いけど、ずっと休んでいても、いつか追いつかれる。

次は、攻撃手段だけど、あいつには攻撃が効かない。さっき体験したばっかりだ。

もう何も思いつかない、どうすればいいのか。


だんだん眠くなってきた。

寝たらだめなのに、眠くなってきた。



目が覚めた。


やっぱり眠ってしまった。

けど、疲れはだいぶとれた。


このままでいいのか?

自分に問いかけるが、対策法は特に思いつかない。


とりあえず、外にでるか。


外に出ようとしたその瞬間。


      「黒いものだ!」


そこにいたのは確かに黒いものだった。


けれど、それは昨日見た暗いものとは全然違った。まず、大きさが違う最初は野球ボール並の大きさだったが、今ではバスケットボール並になっている。


昨日より状況が悪化している。

ひとまず、近づかず距離を取ろう。


そう思い、距離を取ろうした。

その時、何か声が聞こえた。


 

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