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Singalio Rou' Sel' seus-Holiznier naz Crysetalanom  作者: 篠崎彩人
第一晶「花一匁」

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8/17

Eighth Crystalline: Bright Stardust

挿絵(By みてみん)

 死んだ輝きで瑞々しく在り続ける水仙の園に在って生命諦観の私は生きていると言えるのか知れない。死して尚こうまで神々しさを維持出来る、美は生命の下地無くとも永遠である事の生き証人ならぬ死に証人である彼らに取り囲まれたら、この際心の美肌を愛好すると言った修辞技を含めたものとして美容を語るがそんな美容探求の志に生きる者は簡単に死に生きる者に化けて笑顔のまま逝ってしまいそうな生命の在り処が確かな物として受け止めにくい危機感の臭う少女達の遊郭だ、生憎私はこの千を越す若き芳香の源の相手をしたいと思う程生命欲ないし性欲を持たないので性技を生と心を別つ技として極めし夜魔を真の在り様としている一面有り得る彼女らに精魂抜かれて腹上死させられる事も無い、勿論愛の巣に帰れば愛おしい妻との甘いひと時が待っていた訳でこの言葉が言葉通りに表す所のニュアンスを手当たり次第分解接合し出来上がって来た愛の幻想詩語を彼女らに耳元で囁き尽くして貰いつつ巧みな舌技で私の鼓膜が破れる位耳を苛めて欲しい気持ちの無さまで言ってしまうと果てしなく嘘偽りと言う事になるがそれでも一応理性と呼べる物は有るので彼女らの死に様について客観的に俯瞰する位置の事など今まで語り徹して来られたと言う次第だ。であるからして今度は位置の事ではなく死に様そのものを言う順で有るとするのが筋だろう、首が地面を天だと定めていた当時俯瞰する私が地面に居て天に咲く花が私に見下ろされていて、と言う合わせ鏡の無限回廊が私と花の前後に走っていたのでひょっとすると私が語るのは花のではなく私自身の死に様なのかも分からない、実際この花達と私にそう大した差は無い事も分かる、だからこの花が少女だと言う形容が留まる所を知らず咲き誇ろうと、咲かせるその絢爛たる花に言の葉を纏わせようとしたのだ。彼らは、死んだのだ、人として一度死んで、死に様で咲いているのだ。それは彼らが放つ光に太陽光が光速で月面衝突して殺害された証である、昼時同様に夜の導とするには余りに弱々しい月光を思い起こす事が出来る所にも説得力を支持されている。彼らが生命を太陽として燃していた時期、その生命の波動とでも言えばいいか、そんな外部に漏れ出てしまう位に力強い彼らの生きていた証である所の物は多分私と同様に彼らが共に過ごした生命の糸で繋がった花に光の形で蓄積されていった、地面ではない外環境から入り込んでくる力強き物と言えば光である彼らの自然であり壮絶である誤解がそうさせているのだと考えられる、そしてこの時私の目に飛び込んで来ていた地よりの天空光とは星空より降り来て目に到着点を見出すそれと同様、過去の在り様を語る物だ、過去光放つ恒星が確かにこの世界で燃え尽きた事の代弁をする美しき光の妖精が、人との繋がりを絶たれ自身も死を迎えた後どんな訳に基づいてかは分からないがこの地に根を生やす事になり、墓前に花を供える誰も居ないという事でか光による生命記録媒体であると同時に墓碑自身と言う存在価値を宿す神聖たる容となった、つまり繋がっていた人との融合体に近い存在としての具象化を死後実現させた花々によるこの花園を住処として私の様な惑星である筈の花に全権を握られている無様な恒星に魅惑の超新星を伝えたがっている、そう言う事なのだろう。私はもう終わってしまった同胞達で新星座を作る事が出来ると言う程器用でも夢見がちでも無いが、ただ変な冗談を言う奇妙で歪みがちである点なら負けないだろう、私はたとえ燃え尽きる時が来ても今の狂乱したミノタウルスで終わる気はない、この星屑で充満した冷たい世界に一矢報いたケンタウルス座を今後私の位置に来る哀れな花の夫の絶望に黒き宇宙を宿しているであろう瞳に発見して貰いたい物だ。

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