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児玉さん。俺、頑張ります!  作者: 虹色
8 九月の章
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 ★★ 誰の? : 児玉かすみ


休憩しながら飲み物を買って、今度はわたしが助手席へ。

ドアを開けたとき、シートの下の隙間にちらりと綺麗な色が見えた。

なに・・・?



シュシュ・・・?



間違いない。シュシュだよね?

女性が髪をまとめるときに使う飾り。

つややかなサテン地のピンク色。



どうしてこんなところに・・・?



ここに女性が乗ったってこと。

髪がほどけるようなことがあったってこと?



“意外に慣れてたりして。”



さっきは否定した言葉。

でも、今は・・・。



だけど、雪見さんだよ?

こう言っては悪いけど、女性に対してはかなり弱気なタイプだと思う。

手をつないだのだって今日が初めてで、それだって、わたしから言わなくちゃならなかったのに。


・・・まあ、いきなりっていうこともあったにはあったけど・・・。



いきなり? 衝動的に?



・・・あるかも。


最初の告白だって、今日のプロポーズだってそうだった。

さっきだって・・・。



わーん。


こんなことを気にしてるなんて、なんだか悔しい!







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