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児玉さん。俺、頑張ります!  作者: 虹色
5 六月の章
38/129

 ★★ もう! : 児玉かすみ


阻止した〜!! やった〜!!



あ〜、危なかった。

もう少しで、あの「おやすみなさい。」をやられるところだったよ。

今日はぎりぎりセーフ。わたしの勝ち♪



……こんなに必死になってるなんて、どうして?



まあ、いいか。




うーん……。


雪見さんと横川先生、うまくいきそうかしら?

今日も隣同士に座ってたし、楽しそうに話していたと思うけど。

バレーボールでは、雪見さんも結構かっこよかったしね。


うん。

あんなにできるとは思わなかったなあ。

期待してなくて失礼しました、だね。

来年はほんとうにアタッカーで行けそうかも。



……あれ? メールだ。


雪見さん?

何か忘れ物でもしたっけ?



『球技大会のメンバーに誘っていただいて、ありがとうございました。』


あら、律儀ね。

いいえ、どういたしまして。


『セッター、大変でしたね。きっと、一番ボールに触ったのは児玉さんだと思います。』


うふふ、ありがとう。


『お疲れだと思いますので、明日はお弁当はお休みしてください。』


あ。


うー……、優しいじゃないの。


『たまには一緒にコンビニで買いませんか? おすすめ商品をご紹介しますよ。』


ふふ、コンビニのおすすめ商品?

たまにはいいかもね。


『では、また明日。おやすみなさい。雪見 柊』


!!




ああ……、もう! やられた!


なんか、ずるいよ。







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