11話 解体師、ドラゴンを売る
「すいませーん、素材を売りたいんですけどお願いできますか?」
「おうよ、兄ちゃんここに出しな」
今は道中狩った素材を売りにきている。街を出る時に返されるとはいえ、手持ちは金貨3枚を切っている、さらにいえば駆け出しの時の依頼の報酬なんて高が知れている、今はとりあえず金がいる
「ちょっと量が多くて、中でも構いませんか?」
「あ?構わねえが、中にまで置きに狂ってこたぁ、それはそれはすごいもんなんだろうな」
「えぇ、きっと度肝を抜かれると思いますよ」
「分かった、それならついて来い」
「はい」
ちなみにこの間、ルルは俺後ろに隠れていた、まだ少し怖いらしい。ステータスを確認する時には出て来れてたけどこの違いはなんだろうか。
「それじゃあ、兄ちゃんここに出してくれ」
俺はアイテムボックスから黒大蛇の皮と内臓を取り出す。
「ブラックサーペントか、兄ちゃん駆け出しっぽいのにパーティーに入ってんのか」
「いえ、ソロで倒しましたけどけど」
「ソロでこいつ倒したんか、そりゃすげぇ」
ドサッ
「あっ、あとこれドラゴン」
「ドラゴン?!」
ドサドサドサドサ
「が5体」
「五体?!ちょっと待っててくれよギルマスと話してくる」
・・・
行ってしまった
「今話がついた、全部買い取る。ギルドの貯蓄全部放出の大盤振る舞いだそうだ」
「はっや」
さっき話行くって言ってから十秒も経ってなかったぞ
「それぞれの質もいいから、ドラゴンが一体あたり小白金貨4枚、黒大蛇の方は色をつけて金貨2枚でどうだ?」
「いいですね、それでお願いします」
「じゃあ、また後日来てくれ。流石にこんな大金を即金は難しくてな。あぁ、これが証書だ」
「それじゃあお金ができたら呼んでください」
「おうよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜
「時にルルさんや」
「なに?」
「今、人生の半分ほどを遊んで暮らせるレベルの大金を得たけど何かやりたいことある?」
「やりたいこと…特にはない、かな」
「そうか」
「あっでも美味しいもの食べたいかも」
そうは言っているが明らかに気を使ってる。
「この街は屋台の串焼きが美味いらしいぞ今度食べ歩きでもしに行こうか」
「楽しみ」
そうやってルルは微笑んだ
くっ可愛い成分が足らず申し訳ない、次回は、次回こそはだす




