表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/60

36話 大浴場を建築したのはママ?

『おっふろおっふろ』


『あったかおふろ』


『おみずがつめたくない』


『あったかいのがおふろ』


『バッシャバシャ、バッシャバシャ』


『パッシャパシャ、パッシャパシャ』


「ああ、ガオ、ポヨ、そのアワアワは口に入れてはダメよ」


『だめ?』


『おいしそう。あとでたべようとおもってた』


「いいえ! ダメよダメ! これはね、体を綺麗にしてくれる、とっても良いアワアワだけど。食べると、と~っても苦いのよ」


『にがい!?』


『わったーみたいなのに!?』


 お屋敷に入った私たち。さすがの辺境伯のお屋敷だったよ。ただ、その豪華さに驚いている暇もなく、私たちは1階のある部屋へ。


 そしてその部屋にあったのは、大浴場みたいにとても広いお風呂だったんだ。まさか異世界に来て、こんな豪華なお風呂に入れるなんて。ママがお風呂が大好きで、自分でこのお風呂場を作ったらしいの。


 ママが作った? まさかそんな。全体的には大工さんに頼んで、ちょっとしたところを、ママが作ったんでしょう。と思うでしょう?


 それが違ってね、大工さんに混じって、というか大工さんの先頭に立って。最初から最後まで、お風呂作りにたずさわったらしいよ。


 そんな説明を、ママ達がくるまでに、メイド長のミレディアナさんが教えてくれたんだ。他にもお屋敷には、ママが作ったものがいろいろあって。庭にもたくさんあるって。今建築中の物もあるとか?


 そんなママが作ったお風呂だけど、中に入ると大きな浴槽の隣に、その半分くらいの小さな浴槽があって。何で2つあるのかな? 家の人だけが入るのなら、1つで良くない? もしかして水風呂? なんて思い、ミレディアナに聞いてみたの。


 そうしたら、私たちよりも数日早く、お屋敷に戻っていたママたち。部屋の準備は、フェリシアお姉ちゃんに任せて。自分は私たち用の、もう少し小さな、足がちゃんとつく浴槽が必要ねと。なんと3日で、私たち用の浴槽を作ってくれたんだって。


 もちろん大工さんも一緒だったけど、3日って。3日で浴槽ってできるものなの? 私たちのためにって、無理したんじゃ?


 そんな説明をしている時に、お風呂に来たママに。私は何回もお礼を言ったよ。こんな素敵なものを作ってもらったんだもん、お礼は絶対。


 それからは、早く浴槽に浸かりたがる、ガオとポヨをなんとか止めながら。ママとフェリシアおねえちゃん、それからミレディアナさんたちが私たちを洗ってくれて。とりあえずは、汚れを落とすことに成功。


 成功……。成功って言いたくなるほど、私たとは汚れていたんだよ。そう、パパたちの綺麗にする魔法、クリーン魔法を使っても、綺麗にならないほどにね。だから流すお湯が綺麗になるまで、10回も体を洗うことに。


 でもお風呂のおかげで、まだ他に問題は残っているけど、汚れに関しては終了。これからまだやることがあるし、話し合いもあるから、少しだけお風呂で遊ばせてもらったよ。


 それでミレディアナさんが、私たちが喜ぶだろうからと、泡風呂にしてくれてね。その中をガオとポヨ楽しげに泳いでいたんだ。泡を食べ良いとしていたとは思わなかったけど。

 

 ガオとポヨは、あれをワッターと同じだと思ったみたい。ドラゴンの渓谷には、花びらではなくワタの花を咲かせるものがあって、その花をワッターて言うんだ。食べると綿あめみたいで、とっても美味しいんだよ。


『ざんねん』


『わったー、たべたかった』


「これはね、石鹸というのよ。ワッターは裏庭に良く咲いているから、明日にでも探しに行くと良いわ」


『わったーある!?』


『ゆい、あしたさがしいく!!』


「うん!」


 こうして明日の予定が決まったところで、今日のお風呂は終了。もう少し遊びたかったガオとポヨはワッターに続き、明日のお風呂も約束して。私たちはお風呂から上がったんだ。


 ちなみに、私も少しだけ泳がせてもらったんだ。立ち泳ぎ? 温泉で泳げるなんて、子供の頃の夢がここに来て夢が叶うなんてね。


 と、お風呂は無事に終了した私たちの体は……。ガオとポヨのもふもふの毛に感動したよ。だけど問題はここからだ。


 もふもふと言ってもガオとポヨには、まだ1番の問題が残っていいて、それは私も同じ。この問題を解決できる人がいれば。それは凄い通り越して神かもしれない。あのバカ神とは違ってね。


 私たちが連れて行かれたのはママの部屋。私たちの部屋の行くのかと思ったら、フェリシアお姉ちゃんが、後でいろいろなことが解決したら、ゆっくり見せたいって。


 人間のくらいしている場所で、生活をするのが初めてのガオとポヨ。見るもの全てが始めての物ばかりで、部屋に入った途端、部屋の中を飛び回り始めたから。2人が落ち着くのを待つってことで、先に私があることをすることに。


 まぁ、するのは私じゃなく部屋で待っていた、またまたナイスボディーのお姉さんだけど……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ