表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/36

プロローグ



「——はあ……暇だな。いや、暇じゃないな。このクエストをクリアしないと」

 

 時刻は午前六時。

 カーテンの隙間から朝日が差し込む中、俺の部屋にゲーム機のボタンのタップ音が鳴り響く。


 流石に二徹はしんどいな。

 でも、このゲームのレート上位者は三徹は普通だって聞いたけど、本当に人間なのか?


「ふう、終わった。今回のボス結構強かったな。……にしても、もうすぐクリスマスかよ。まあ俺には関係ねえな」

 

 冬休みに入った日からこんな生活をしている俺にとっては、クリスマスなどあっても無くてもいい日だ。

 いや、言い訳をしてしまった。

 彼女など居ないからクリスマスなど……!


「クリスマスの曲ってメロディは好きだけど感情移入は全く出来ないんだよなあ」


 そう言いながら俺は下の階に行こうと、階段へ向かう。俺の部屋はニ階で、トイレは一階にしか無いのだ。

 

「よし、トイレ行ったら寝るか」


 そして、階段の上に着いたところで——



 ——世界が急に回り始めた。



 あれ? 階段ってこんなアグレッシブに動くっけ?

 いや、俺が動いて……それも違う。



 俺の体が倒れてるんだ。


 マジか、体が動かない。

 やっぱり二徹は無理だったのか。……いま後悔してもなあ。

 え、これヤバくね?

 


 次の瞬間、俺——深巳一颯(フカミイブキ)の意識は途絶えた。



 イブキ君は黒髪黒目、中肉中背の高校生です。身長は160後半で、あまり目が生き生きしてません。

 どうしても外見を書く場面が無かったので……。


 今回はプロローグで次から本編です!

 

 これから宜しくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ