東方豪異録
※この作品は二次創作です。オリジナルキャラクターが出ます。また、作者はにわかです。
さらに文章を書くことが苦手なのでおかしな所があれば、優しくアドバイスして頂けると嬉しいです。
ここは日本のとある村のお話…………
―――人々は昔、荒れた気候をどうにかしようと1人の神に祈っていた。
その人々を見た神は、荒れた気候を戻してやった。
それから人々は神に頻繁に祈りを捧げるようになった。……
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………しかし、それも昔のお話。今の世界では気候など人々は恐れもしない。
なぜなら、科学が進化し雨、雪、台風などほとんどの悪天候を防ぐことができるようになったからだ。
「もう私がこの国にいる意味はない」
そう神は思った。
その瞬間、神の目の前は暗くなった…
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チュンチュチュチュンという声で目が覚めた。
周りを見渡してみると普通の森だった。
なんでこんなところに?
そう神は思い、少し歩いていると草原に出た。
何かないかと周りを見渡していると、奥の方に何やら大きな建物のようなものが見えた。
そこへ飛んでいくと想像以上に大きな屋敷があった。
ここに住んでる人にここは何処かと訪ねようと思った神は、入口の門へと足を運ぶ。
「誰かいませ…ん?門の前にいるのは門番さんかな?ちょうどいい、あの人に聞くか。」
門番へ神は話しかけようと向かっていると、門番の前にいきなりメイドが現れたのだ!
神は驚いた。さらに驚くことが続いて起こった。突然門番の周りを大量のナイフが囲ったのだ!
神はヤバいあの人死んだっ!っと思ったが…
ピンピンしていた。
もうわけがわからないと呆然と突っ立っていると門番とメイドがこちらに気付いた。
メイド「あなたは何をしに来たのかしら?」
神「えぇっと、ここは一体何処かと訪ねに来たの。…それとその門番大丈夫ですか?」
メイド「あぁ、門番なら大丈夫よ。居眠りしてたからちょっとお仕置きをしただけです。」
神「あの……ここは一体何処ですか?」
メイド「??ここは幻想郷よ。」
メイドは不思議そうな顔をしていた。
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メイド「なるほどね…そんなことがあったのね。」
神「ところで名前を聞いてませんでしたね。」
メイド「えぇ、そうね。私は十六夜咲夜、この屋敷のメイド長よ。で、ここで居眠りしていた門番は紅美鈴。あなたの名前は?」
神「ええと、私は晴雨天魔。気候を操る神の1人でした。」
咲夜「あなたがここへ来たのは恐らくは科学が発展し、人々が気候を恐れることが無くなり神に縋ることが無くなって、時が経つにつれてあなたの存在が幻想になり、ここに来たのだと思うわ。まぁ、よくあるパターンよ。」
天魔「なるほどね。分かりやすく説明してくれて助かります。あの国に戻っても意味ないから私は色々な所へ行ってきますね。」
咲夜「えぇ、そうするといいわ。行ってらっしゃい。」
続く
読んでくださりありがとうございました。
この作品はいくつかに分けて投稿するので、続編も読んで頂けるととても嬉しいです!
続編は1週間後出す予定です。