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転生完了
「...ル」
「...ハル」
(なんだ...誰を呼んでるんだ)
「マハル!」
(うるさいな...誰か知らないけど早く返事しろよ...)
「大丈夫!?マハル!」
声の主が体を揺する
(ん?...マハルって俺の名前じゃん)
頭がぼやぼやするが無事転生できたようだ
なぜ転生前と同じ名前なのかは謎だが...
「よかった...酷くうなされてたけど大丈夫?」
きれいなブロンドで碧眼の美女が話しかけてきた。
どうやらこの美女がこの世界での母親でアイラというらしい。
短めのポニーテール、タレ目に泣き黒子があり少し耳が尖っている(エルフなのか?)
おまけに巨乳だ。
...控えめに言って大好きだ(おねシ〇タしたい)
「大丈夫?」
つい見惚れてしまった。
「大丈夫だよ母さん」
まじまじと観察してしまったので目を落としつつ答えた。
声変わりしていない自分の高い声は違和感がすごかった。
「...そう...朝食できてるから1階の食堂に着替えてきなさい」
少し物悲しそうにアイラはそう言った。