転生
初投稿の初心者です。よろしくおねがいします。
...俺はいま、異世界転生を経験している
なぜこんなことになっているのかはわからないが
転生するまでに時間が掛かりそうなのでゆっくり振り返っていくことにする。
俺の名前は羽治真尋
よく間違えられるが、わじ まひろ だ
享年22歳で仕事は工場勤務で趣味はギャンブル(借金あり)だがギャンブル嫌いの彼女持ち
そんな俺の死因は変態紳士のふくよかなお腹での...腹上死
意味がわからない。
もう少し時間を戻していこう
確かあの日は定期券の更新で外出し、貰ったばかりの給料の半分ほどを
パチンコで失った休日だった。自棄になり大衆居酒屋で潰れホテル街を
タクシーを求め歩いていた時に出会ったのが中学時代の担任だった。
小学生以来会っていない知り合いに、成人式で即認識されるほど顔の変わらない
童顔なのか老け顔なのかわからない俺は、もちろん担任(Tとする)にもすぐに気づかれた。
Tは俺のことを数秒観察すると、体調を気遣いコンビニで
水などを買いラブホテルで少し休憩しようと提案してきた。
久しぶりに人のやさしさに触れた俺は、申し訳なさそうにホテルの一室に入っていった。
なにやってんの・・・おれ・・・
餌を前にした家畜みたいな顔してたじゃん...
そこからは思い出したくもないのでダイジェストで
・Tからの同性愛カミングアウト(対象年齢は高校生未満)
・Tにお金は払うから麻酔で動けない状態でのプレイを懇願される(ボーナスのほぼ倍額だったので
しぶしぶ承諾)
・薬の量を間違ったらしく無事に腹上死(・ω<) テヘペロ
で、現在に至るということらしい。
終わってんなー。いろいろと。
まぁ人生にはレベル不足感を感じていたので現世に未練はない。だがホテルで全裸で中毒死という
パワーワードを警察から聞くことになる家族や彼女のことは少し気掛かりだ。
そんなことを考えていたら、転生後の記憶や人格が統合されていくのを感じてきたので
もう少しで転生が完了するということなのだろう。しかしこの脳の奥底から見知らぬ言語や
人物、風景などが鍋の噴きこぼれのように溢れてくるのは奇妙な感覚で気持ちが悪い。
そこから意識が徐々に薄れていき、目覚めたときには、これでもかというほどふかふかなベッドの
中だった。
ここから崖っぷちでなかなかハードモードな2回目の人生が始まっていくことになる。
読んでくださった方ありがとうございます。
国語平均点くらいの拙い文章力ですが頭の中にある物語を
頑張って文章にするので気長に読んでいただければ幸いです。
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