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転生したら棺桶でした  作者: 半間浦太
中間エピソード:錬金術学校の教師と生徒
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小太りの冒険者視点:終

小太りの冒険者視点の話です。


 どうなった。


 どうなっている?


 イリシャとかいう小娘が逃げ出したと思ったら、シェイプシフターの触手が爆発した。


 そうだ。爆発した。


 青い爆発だった。イリシャとかいう小娘めがけて発射された触手が、青色の爆発を起こした。


 何なんだ。


 何なんだッ!!


 わけがわからない。


 俺様はまず――誰もが抱くであろう疑問を叫んだ。



「――なぜ冒険者のパーティに魔物が紛れ込んでいるッ! 《領土守護結界》はどうしたッ!?」



「わたくし、魔物ではありませ~ん」

「は――?」



 魔物ではない。



 シェイプシフターの言葉に、冒険者一同が困惑の声を発した。

 


「わたくし、この国での戸籍こせきを持ってますので、魔物ではないんですよ~」



 ――戸籍こせき



 《領土守護結界》は、内乱には効果を発揮しない。



 俺様は、歯軋りした。


純粋人間族ピュアヒューマンの奴ら……! 適当に判子を押しやがったなッ!」


 戸籍管理を含め、書類仕事は純粋人間族の仕事ッ! こんな雑な仕事をするのは絶滅危惧種の純粋人間族以外に有り得ないッ!



 クソッ! クソォッ!



 俺様は、脱兎の如く逃げ出した。



 もう御免だ! わけのわからねェ魔物と戦ってられるか!


 俺様は、俺様はなァッ!

 逃げて、逃げて、逃げおおせてッ! 


「ハーフフットの長にな――あ」


 言葉の途中で、俺様の首が飛んでいた。



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