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転生したら棺桶でした  作者: 半間浦太
中間エピソード:錬金術学校の教師と生徒
57/240

5:想像・模倣・疾走

イリシャ視点の話です。相変わらずグロテスク描写なので注意。


 《シェイプシフター》には近づけない。


 迂闊には近づけない。


 近づけば、切り刻まれる。


 逃げれば、刃の触手を発射してくる。


(どうすればいいのかしらね)


 他の冒険者は徐々に後退している。

 イリシャは他の冒険者に合わせ、一歩、また一歩と退いていく。



 分が悪すぎる。


 だが、こんな時にあっても――


 いや、こんな時だからこそだろうか。


 セイルの教えが、頭の中を駆け巡った。



 ――状況を冷静に捉えろ。客観視しろ。

 ――自身がどのような状況に置かれているのか、他人の視点で判断しろ。



 イリシャは、努めて冷静に状況を俯瞰した。




 雪が積もる大地には死体が転がっている。

 小太りの冒険者のパーティの《前衛》の死体だ。彼らは、《シェイプシフター》が繰り出す刃の嵐で即死した。


 この点に着目してみても、《シェイプシフター》が高度の技量を持つ敵だと知れた。


 通常、刃の嵐を繰り出せば、この《前衛》たちは単純に斬り刻まれてお終いのはずだ。

 そのはずだが、見事に首だけを斬り落とされている。



 次いで、逃げ出した冒険者に対しては刃の触手を高速で発射して、あまつさえ首を刎ねている。



 見事なまでの技量としか言い様がない。



 セイルなら――他にどんな感想を抱くだろうか。






(セイル先生なら……)




 想像する。

 セイルの思考を。


 模倣もほうする。

 セイルの思考の道筋を。


 疾走しっそうさせる。

 セイルの思考の行き先を。





 思考疾走、完了。




 ――結論。

 セイルなら、『防御した上で反撃できる』と言う。




 イリシャは、《異次元収納LV10》を発動した。


 異次元より取り出すは、《凍結反応爆弾とうけつはんのうばくだん》。



 接触した物体を凍結させ、爆破する、攻防一体の道具だ。



●ステータス

名前:セイル・ラザム

LVレベル:9

性別:男性

種族:翼人族ウィングヒューマン

職業:教師

生命力:55

魔力:88

活力:77

筋力:88

敏捷性:99

運:1

装備:モノクル、黒いコート、白いシャツ、赤いネクタイ、黒いジャケット、ズボン、ベルト、革靴

スキル:素材発見LV10、素材採取LV10、合成LV10、ランダム合成LV10、分解LV10、戦闘時装備、鷹の飛翔、異次元収納LV10、風属性耐性、秘匿

称号:《秘匿》により公開されません



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