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小太りの冒険者視点:3
小太りの冒険者視点です。相変わらずグロテスク注意。
《前衛》は貴重だ。
敵の憎悪を受け止め、攻撃を防ぐ役割を持つ。
役割の性質上、《前衛》を受け持つパーティメンバーには高い能力値が要求される。
特に重要なのは、生命力だ。生命力が高くなければ、《前衛》は出来ない。
俺様のパーティの《前衛》は3人いる。
いずれもレベル50の《戦士》だ。
それを。
こいつは。
一撃で殺しやがった。
「油断大敵ですねぇ」
「なッ……」
生えている。
オークの美男子の腕から、触手が。
先端部が、刃のように。鎌のように、成ってやがる。
その刃で……俺様のパーティの《前衛》を、首を、刈り取りやがったッ!
「て、てめェ……冒険者じゃなかったのかッ!?」
俺様は《鑑定》を発動した。
オークの美男子の種族名が……《シェイプシフター》になっていた。
「――シェイプシフターだとォォォォォォッ!?」
「ア、ご明察ゥ~。
え~、わたくし、《シェイプシフター》をやっております。
名乗る必要ありません――貴方がたには死んで貰います」




