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転生したら棺桶でした  作者: 半間浦太
第二章:棺桶の就職
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フラスフィンが書いた雑なメモ


・世界を観測し、十一次元に情報を送信する。


・ウラグルーンの永劫回帰を確認。


・ウラグルーンへの錬金術の流入を確認。

 【演劇世界マシーナ】の侵食を確認。

 【演劇世界マシーナ】は、接触した世界に永劫回帰をもたらす世界。


・ウラグルーンへの闘気の流入を確認。

 【剣闘世界コロセウム】の影響を確認。

 害は無しと判断。


・ウラグルーンへの魔法の流入を確認。

 【荒廃世界メギド】の影響を確認。

 【荒廃世界メギド】は、先代闇竜神の故郷。


・当面の目標は永劫回帰を回避すること。


・永劫回帰を回避する手段を見出すため、西暦2000年の地球にアクセス。


・テラ・コンダクトと奈落の種子(アビス・シード)の存在を確認。


・テラ・コンダクトはワームホール機関【転移門ワープゲート】を開発中。

 テラ・コンダクト、【北欧神話型移動世界ウラグルーン】の存在を察知。


・西暦2650年の地球にアクセス。

 奈落の種子(アビス・シード)が地球を侵食していることを確認。

 僅かに生き残った地球人はワームホール機関【転移門ワープゲート始原機オリジン】を通じて【始原歴】のウラグルーンに移住。

 地球人、【北欧神話型移動世界ウラグルーン】のテラフォーミング開始。


・【始原歴】にはロックがかかっており、アクセス不可能。詳細不明。


・六竜歴以降のウラグルーンにアクセス。

 移住地球人の手により改造が施され、ウラグルーンは【北欧神話型移動世界ウラグルーンⅢ】に変化。


・西暦2020年の地球にアクセス。


・テラ・コンダクトの末裔に目を付ける。

 病死した地球人【黒蛇ニーズヘッグ】の魂を化身【ヘル】と融合させ、六竜歴0年のウラグルーンに転生させる。


・【黒蛇ニーズヘッグ】がウラグルーンに転生した際に並行世界が大量に発生。

 【黒蛇ニーズヘッグ】に仕込まれた奈落の種子(アビス・シード)が遅効性の代物だと発覚。

 異世界の存在を知る【黒蛇ニーズヘッグ】の父親が仕組んだ罠だと気づく。

 未来地平に至る過程で奈落の種子(アビス・シード)が【黒蛇ニーズヘッグ】の意識を反転させ、白蛇神に変化させる。

 テラ・コンダクトの血が異世界に広がる。テラ・コンダクト管理者の思惑通りとなる。


・未来地平で白蛇神並びに使徒と戦うことになる。

 リソース不足。六竜歴1557年に送り込んだ【黒蛇ニーズヘッグ】のナビゲートが不可能になる。


・【黒蛇ニーズヘッグ】が白蛇神になる未来を変える。計画を練る。


・1年かけて【北欧神話型移動世界ウラグルーンⅢ】を【攻撃特化型世界ウラグルーンⅣ】に変化させる予定。


・3年かけて化身3人に【概念剣イデアソード】を振るわせる予定。

 過去と現在と未来の白蛇神を葬る。


・現在の【黒蛇ニーズヘッグ】から白蛇神に至る要素を分離させ、私に宿す。


・私に宿った白蛇神の力とウラグルーンⅣで地球を攻撃し、これを葬る。


・【黒蛇ニーズヘッグ】が概念剣イデアソードを使い、白蛇神の力を宿した私を消滅させる。

 白蛇神の要素は世界から永遠に消える。


・泥は私が被れば良い。


・六竜歴1557年12月19日。

 【黒蛇ニーズヘッグ】が【AaE開花進化】。【黒蛇ニーズヘッグ】が地球を葬る。

 計画が台無しとなる。



・私は、消えなくても良くなった。



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