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Caim-七英雄と紅蓮の王女  作者: いなお
23/24

姉弟子

後で修正する可能性大です。

明日更新できるかわからないですが土曜日までに更新します。

「どうやら、魔獣とは外で戦ってるようっスね」

「けどどう見ても私たち歓迎されてないわね」


アズランドの入り口まで着いたはいいが、到着するなり剣を持った男達に囲まれた。

服装からするに国の兵士というわけではなく、町の住人達が武器を装備しているようだった。


「で、別に俺ら魔獣じゃないんスけど」


あたりの男達を睨みつけるカイム。

そんな中、髭面のおっさんが男達の間を割って前に出て来た。


「悪いな。こっちまで伝達が回ってなかったようだ」

「「伝達?」」


カイムとロロナは顔を見合わせた。

しかしロロナはすぐに我に返り、顔を逸らした。


「お前ら元の持ち場に戻れ!」

「でもよ、アブロ」

「姐さんの命令だ。聞けねえのか!」

「わ、わかったよ」


アブロと呼ばれた男がカイムとロロナを囲んでいた男達に一括し、元の持ち場に戻らせた。

カイムは小声でロロナに耳打ちした。


「姐さんって誰っスかね?」

「そんなの私が知るわけないでしょ」

「お前達、付いて来い。乗って来た馬はそこの馬小屋で預かる」


馬小屋の前にいた男に馬を預け、アブロに言われるがままカイムとロロナは後ろをついて行く。


「アブロさんだっけ?いくつか質問したいんスけど」

「後で姐さんが、教えてくれるさ」

「その姐さんって誰なの?」


さっきから2人が疑問に思っている「姐さん」という存在がもしかしたら2人が探している魔獣に対抗している組織のリーダー的存在かもしれないと考えていた。

アブロに案内されて町の中心にある建物に案内されて、ある一室に通された。

そして部屋の中央にあるテーブルに座っている銀髪の女性を見てカイムは目を見開いた。


「え、マジで?」

「あら、カイムじゃないですか!」


2人は互いに驚きあい、指をさしあった。


「え、何?知り合いなの?」


ロロナは2人の様子をみて当然の疑問を口にした。

カイムは乾いた笑いをしながらロロナの疑問に答えた。


「知り合いも何も、俺の姉弟子っス」

「アリス・エルインワーズと申します。以後お見知り置きを」



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