姉弟子
後で修正する可能性大です。
明日更新できるかわからないですが土曜日までに更新します。
「どうやら、魔獣とは外で戦ってるようっスね」
「けどどう見ても私たち歓迎されてないわね」
アズランドの入り口まで着いたはいいが、到着するなり剣を持った男達に囲まれた。
服装からするに国の兵士というわけではなく、町の住人達が武器を装備しているようだった。
「で、別に俺ら魔獣じゃないんスけど」
あたりの男達を睨みつけるカイム。
そんな中、髭面のおっさんが男達の間を割って前に出て来た。
「悪いな。こっちまで伝達が回ってなかったようだ」
「「伝達?」」
カイムとロロナは顔を見合わせた。
しかしロロナはすぐに我に返り、顔を逸らした。
「お前ら元の持ち場に戻れ!」
「でもよ、アブロ」
「姐さんの命令だ。聞けねえのか!」
「わ、わかったよ」
アブロと呼ばれた男がカイムとロロナを囲んでいた男達に一括し、元の持ち場に戻らせた。
カイムは小声でロロナに耳打ちした。
「姐さんって誰っスかね?」
「そんなの私が知るわけないでしょ」
「お前達、付いて来い。乗って来た馬はそこの馬小屋で預かる」
馬小屋の前にいた男に馬を預け、アブロに言われるがままカイムとロロナは後ろをついて行く。
「アブロさんだっけ?いくつか質問したいんスけど」
「後で姐さんが、教えてくれるさ」
「その姐さんって誰なの?」
さっきから2人が疑問に思っている「姐さん」という存在がもしかしたら2人が探している魔獣に対抗している組織のリーダー的存在かもしれないと考えていた。
アブロに案内されて町の中心にある建物に案内されて、ある一室に通された。
そして部屋の中央にあるテーブルに座っている銀髪の女性を見てカイムは目を見開いた。
「え、マジで?」
「あら、カイムじゃないですか!」
2人は互いに驚きあい、指をさしあった。
「え、何?知り合いなの?」
ロロナは2人の様子をみて当然の疑問を口にした。
カイムは乾いた笑いをしながらロロナの疑問に答えた。
「知り合いも何も、俺の姉弟子っス」
「アリス・エルインワーズと申します。以後お見知り置きを」




