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Caim-七英雄と紅蓮の王女  作者: いなお
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黒いローブの正体


「カイムさん、あなた頭大丈夫?」


いきなりすごい言われようだった。

確かに側から見れば武器に声をかける頭のおかしいやつに見られてカイムはやむを得ないだろう。だが神器と呼ばれる武器達はそれぞれに意思がある。

だからこそカイムはグングニルに話しかけたのだが、何故か反応がまるでない。


「さんはいらないっスよ。ところでグングニルはロロナが今使ってるの?」

「ええ、そうよ」

「普通に使えてるの?」

「え?他の槍と比べるととても使いやすいけどどう言う意味?」

「なるほど」

「ちょっと何勝手に納得してるのよ」


神器に意思があるからこそ神器は使い手を選ぶ。

故に、ロロナが神器の一つであるグングニルを使用できていることが疑問に思ったのだが、どうやら今のグングニルはどうやら意思がないらしい。

だから、ロロナも神器が使えたのだろうが、カイム自身正直こんな状態の神器を見たことがなく、表情に焦りが見えた。


「ちょい待ち」


ロロナを止めて、カイムが窓の外を覗く。

そこからは正門の景色が見えた。

多くの兵士が集まっていて、その中心にはレジスタンスのリーダーであるスティンガーとその仲間たちが縄に縛られていた。


「みんな!」

「静かに。おいおい、なんで捕まってんスかあの人ら」


そして、城の中から身長が2メートル近い大きな人間が出てきた。

遠目からでも体格が大きいことが見て取れた。

黒いフードをかぶっているせいで性別などは分からない。


「なんだあいつ?」

「原初の魔物よ」

「は?」


以前カイムは原初の魔獣と戦ったことがある。

しかし記憶では、でかい化け物で話ができる魔獣という印象しかない。

正門の広場にいる黒いローブをかぶった魔獣と呼ばれたそれはどう見ても人の姿をしている。


「なーんか嫌な感じするな」


カイムの額から嫌な汗が流れた。

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