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黒と白の世界と  作者: 夕陽ゆき
第三章 『反転』
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第三章3 『久しき感覚』



「自分がフェルソナサンと会ったのは前々回のパーティーの時っスね。いやー、プルメリア嬢サンには聞いてたっスけど、あの時の感動は言葉じゃ言い表せなかったっスね。もう何も言えなかったっス!」


「————」


「その時一目惚れしてアタックしかけたのが出会いっス。そんで今じゃこんなラブラブで! え、お似合い? やだなー照れるっスよ! 自分はまだまだ研究者としちゃ甘々の素人もいいとこっスから、もっと追いつかなきゃいけないっスよ」


「————」


 沈黙を続けたとて、イス・エトイラク——エトの言葉は止むことを知らない。


「——あ、そーた。これ美味しいよー」


「ん? ああ、これか……お、美味しいな」


 それは芽空と共に場を離れたとしても、だ。

 煌びやかな食事の一つ一つに舌鼓を打とうとしても、隣ではフェルソナを連れたエトが一方的に話しかけてくる。

 しかしそれに対し、芽空を含めた周りの者達は既に慣れきっているのか、だんだんと胸の中が苦しくなってきた奏太程彼女を気にしている様子はなく、


「浅漬けないかなー」


「いやさすがにこんなとこにはないだろ」


 こうしてさりげなく本音をチラつかせたりする程度には落ち着いている。

 本来なら慣れた彼女達のようにある程度流すのが最善なのかもしれないが、奏太はエトと出会ったばかりであり、加えて元々無視を決め込めるようなタチでもないので、


「自分、今回フェルソナサンに会えるのも楽しみだったっスけど、ハクアを倒したっていうキヅカミサンを一目見てみた————」


「——待った。とりあえず一旦静かにしてくれ。……出来るか?」


 またしてもとんでもないことを口走るエトを制止し、愛玩動物に言って聞かせるかのごとくその口を封じようとする。


「もう、なんっスか? せっかく話が出来て嬉しいっていうのに、静かになんてひどいじゃないっスか」


 話、というにはあまりに一方的な気がするが、彼女もさすがに限度を分かっているのか、頬を膨らませ文句を口にしたのちすぐに奏太の指示通り静かになる。


 直前までの言動とは正反対のそれに思わず驚きそうになるが、よくよく考えてみればそれが普通である。

 恐らくはフェルソナと同年代か、あるいはその前後か。

 明らかな変態その二とはいえ、本来なら歳相応に落ち着いているべきなのだから。

 彼女の腕に抱えられたその一同様、理想や常識の通じる相手ではないような気もするが。


「————」


 ともあれ、そうして彼女が沈黙したので奏太は改まって会場を見渡し、


「……?」


 首を傾げる。

 そんな奏太の様子を見て、芽空が疑問に思ったのか、


「そーた、どうしたのー?」


「いや、今気づいたんだけど……」


 こちらを見上げて問いかけてくる芽空から一度視線を離し、沈黙するエトを、そして会場全体を順に見ていく。

 そこにあるのは、最近麻痺しつつあった感覚を呼び起こした確かな違和感と、疑問。


 奏太が娯楽エリアにてハクアと出会う前——否、もっと前だ。

 秘密基地で蓮と『獣人』の動画を見た時よりも、前。

 奏太がまだ『獣人』を知らなかった頃だ。


 今でも失われたままの記憶。

 その影響で奏太は『獣人』という存在をつい数ヶ月前まで知らなかったわけだが、それでも知っていることはあった。


 ——人々にとって、『獣人』が『恐怖』そのものであるということを。


 頑なに口を開こうとせず、また記録としても残さない。その徹底的なまでの『獣人』への恐れは、たかが数ヶ月で変わるものではないのだ。

 そしてそれは、奏太も身を以て知っていた。


『てめェにッ! 何が分かるッてンだ、あァ!?』


 人としての蓮を知っているはずだった学校で、しかし本質など何も見ていなかったその場の者達に、奏太は激昂した。

 あの経験を経て、この世界に未だ残る闇がどれだけ深いものなのか再認識させられた。


 そして、彼女の——蓮との約束を果たそうと、そう決めたからこそ。

 だからこそ、奏太は疑問する。違和感を抱く。ふつふつと、肌がそれを感じ取って確かな確信へと変わる。


「——なんで、誰も俺を異端視しないんだ?」



*** *** *** *** *** *** *** *** ***



 ——奏太を異端視する視線。


 見渡した会場の中、奏太を見つめるまばらな視線はいつか感じたそれとは違う。

 身の毛がよだつような、気持ちの悪い視線ではないのだ。


 ごくごく当たり前の、どこにでもいるような子どもへと向けられるもので、ひどく心地が良くそれでいてどこか気恥ずかしくなるような、そんな視線だ。


「さっきエトは俺がハクアを倒したって、そう言ったよな。修正するところがあるのと、どこで聞いたかは後で話すとして」


「あ、その話っスか? それなら——」


「後でって言っただろ。話を聞け」


「うっス」


 言ったことを三秒で忘れたエトに対し、やや乱暴な口調で言ってしまったことに反省しつつ、続ける。


「あいつは……ハクアは、HMAの幹部の一人だ。その一人を倒したって聞いたら誰だって異端視——いや、危険視するはずなのに、どうしてそうならないんだ?」


 この場にいるもの全てに露見することとなった、ハクアを倒したという事実。原因の全てはエト、彼女にあるのだが、パーティーの参加者に焦りを見せるものは一人もいない。

 ラインヴァントの面々は知っていて当然のことであるが、純粋な一般人はそうではない。

 社会的身分であるとか、経験によって培われた寛大な精神、そんなもので済むような問題ではなく、パーティーそのものが中止になってもおかしくないというのに。


「————」


 そう疑問する奏太の耳に、涼やかな音が届いた。


 奏太はこの音を知っている。

 知っているというのに、思い出せない。

 現在の状況への困惑と焦り、それが奏太の思考にノイズを生んでいるからだ。

 故に、一体なんだろうかと辺りを見渡そうとして——、


「ふふっ」


 音が隣の芽空から聞こえてくるものだと分かった。

 正体は声。それも、何かに耐えきれなくなって思わず漏れてしまった笑い声だ。


 鳩が豆鉄砲を食らったように固まってしまう奏太に対し、


「そーたに言ってなかったね。——この会場にいる人たちは、みんな『獣人』の存在を認めてるんだ」


「…………え」


 間延びした口調が消え、笑みを浮かべる芽空に問いたいことは多くある。

 だが彼女の口から放たれたその事実に、凝り固まった生真面目な頭では理解が追いつかず、まともな言葉が出てこない。

 そんな奏太に対し、心中を察したかのように芽空は補足する。


「確かにそーたの言う通り、この大陸の大多数の人は『獣人』を忌み嫌い恐れるけど、そうじゃない人もいるんだよ。『獣人』のみんなが悪いんじゃないってこと……知ってるんだよ」


 まるで子どもを諭すかのような、優しげな言葉だった。


 芽空はきっと、奏太が頭に描く人物——蓮のことに、触れているのだろう。

 目的が決まり、自分の進むべき方向が見えても未だ奏太の中に残り続ける否定の記憶。

 それを彼女は知っている。


 だからこうして、奏太に微笑みかけるのだろう。


「————っ」


 体が震え、その内から強く訴えかけ、上ってくる何かがあった。

 しかし油断すれば溢れてしまいそうになるその感情を、奏太は何とか押しとどめる。


 蓮に触れた時に流れたそれを、今は出すべきではないと頭が分かっていたからだ。

 そして恐らくは、あと一言でも芽空に何か声をかけられれば、頭で押さえることが出来ない段階にまで達しているのだということも。


 だからなるべく平静を装い、奏太は言う。


「芽空。その……ありがとう。気が楽になったよ」


 蓮を失ってすぐの日々ならば、感情の波に押し流されていたかもしれない。


 けれど今は違う。

 悲嘆の日々を越え、今こうして奏太は笑えるのだから。

 数ヶ月でようやく踏み出せた、小さな一歩だけど。


「私がお礼言われるとこかなー?」


「うーん、まあ芽空が受け取っておいてくれ」


「じゃあ丁寧に包装して厳重にしまっておくねー」


 などと軽口を交わしつつ、先まであった感情もすっかりその影を失い——、


「で、自分いつまで静かにしてればいいっスか?」


 穏やかになった奏太の心は、再び乱されるのだった。



*** *** *** *** *** *** *** *** ***



「……それで、なんでフェルソナは黙ってんの?」


「え、そんなん決まってるじゃないっスか!フェルソナサンは自分の魅力にメロンメロンのトロントロンで——」


「いやエトには聞いてない……って言っても、原因はエトだよな」


 湿っぽくなった雰囲気も何処へやら、再び奏太の周りには騒がしさが戻ってきていた。

 いつもの賑やかしメンバーがそこにはおらず、しかしこうして明るい声が飛び交うのはエトの存在が大きいだろう。

 というか主にエトの声なのだから当然なのだが。


「————」


 ともあれ、途中割り込みが入ったが、奏太が問いかけた先——フェルソナ本人からの返事はない。

 それには少なからず隣の彼女が影響しているはずで、


「あれ疲れ切ってるだけだと思うよー。前もなってたしねー」


 直後の芽空の言葉で事実だと判明。

 しかも前科があるようだが、元凶であるエトの表情に反省の色は見えない。

 先からずっとぐったりとしたまま動かない鳥仮面の図は、はっきり言って薄気味悪さすら感じるのだが——、


「……やぁ、奏太君」


「——! 起きたのか!」


 それも終わりを告げる。

 心配とこの状況に収拾をつけて欲しい、二つの感情が入り混じった言葉が出て、


「……奏太君が心配してくれるとは珍しいことだね。僕としてはその事実にシャンパンでも開けて喜びに浸りたいところであるのだが……、すまないね。君も見て分かる通り、現在それは難しいんだ」


「……あぁ」


 加えてもう一種、同情の念をフェルソナに向けて抱く。

 何故なら彼は、曲線に富んだ体つきをふんだんに押し付けてくるエトの哀れな人形と化しているのだから。


 ——などといつまでもふざけた態度でいるのはやめ、


「エト。さすがにそろそろ放してやってくれ。フェルソナもそろそろ死にそうだから。それに……少し用があるからな」


 はっきり言って、口からでまかせである。


 芽空について行って来賓に挨拶をする……などと言った用事なら現実的ではあるが、もちろんそんなものはない。

 ないのだが、普段元気な彼がこうも沈んでいるのは見ていられないのだ。


 故に奏太は過去に指摘されたこともある、下手な嘘をついてでもどうにかしようと思い至ったのだが、


「ちぇー、いーっスよ。自分も用あるっスからね。あ、でもいつもならフェルソナサンより優先することなんてねーっスよ? キヅカミさんが言うから特別っスからね?」


 どうやらそれも、単純なエトには通用したらしい。

 名残惜しいと言わんばかりに何度か戸惑い、躊躇したかと思えば、狙った獲物のごとく離さなかった腕を解いてフェルソナを地に離す。


 結果フェルソナが支えを失って顔面から地面と挨拶をしそうになり——寸前で奏太がキャッチ。

 それに歓喜の声を上げつつ、


「じゃ、またっス!」


「危なかった……またな」


 手を挙げて人の波に消えて行った。


 また、ということは後で戻ってくるのだろうか。

 自分が騒がしいという自覚がないあたり、ラインヴァントの賑やかし達よりもタチが悪いため、ぜひとも遠慮したいところなのだが。

 それに呼称が結局変わっていない。変わった名前で呼んでいいのはケバブ屋の店主だけだと奏太は決めているというのに。


「フェルソナ、立てるか?」


 しかしそれはまた別の機会に言って聞かせるしかあるまい、そう判断して意識を目の前の鳥仮面に移す。


「ああ、平気さ。すまないね、彼女共々迷惑をかけてしまって」


「いやいいよ。……フェルソナにも苦手な人、いるんだな」


 肩を貸してやり、彼を立たせると、もう大丈夫だと言うようにフェルソナは距離を取る。

 そして、


「僕が好意を向けるのならともかく、彼女の場合は一方的に向けられるものだからね。慣れていないんだ」


 苦さの中にも笑いを含んだ、そんな言葉をフェルソナは口にする。

 彼はあれだけぐったりしていたというのに、心の底では完全に否定しているわけではないのだ。

 奏太も完全に否定しているわけではないが、彼ほどエトに対し向き合えるわけではない。初対面でまだまだ彼女のことを知らないという点もあるが、それでも。


「……あんた仮面取ったら?」


「何を言っているんだい、奏太君。それじゃ恥ずかしいじゃないか」


 あれほどの愛情を受け止められる度量など並大抵の人にはない。

 だが、慣れていないとはいえフェルソナにはその気質がある。だから仮面をとって、色んな人と触れ合ってみればいいのに、などと奏太は考えてしまう。


 それもまた、彼の幸せになり得るのではないかと思うから。


「そーた、どうしたのー?」


 ——と、芽空の声で思考が中断される。


「どうしたのって……何が?」


 芽空の質問の意味が分からず、首を傾げる。

 答えを探すように彼女を見やると、口元に手を当てた彼女は、


「そーた。笑ってるよー?」


「いい笑顔だよ、奏太君」


「笑って…………?」


 元気を取り戻したらしいフェルソナの証言も合わせ、奏太はそこで初めて自分の表情に気がつく。


 ——ああ、確かにそうだ。

 笑っている。


「多分、これは……」


 フェルソナの意外な面を見つけたこと。

 これも無関係ではない。

 だがそれ以上に大きな、理由の大半を占めるもの。


 それは、彼の幸せを願ったからなのだろう。

 今や奏太の生きがいと言ってもいい、人の幸せ。

 蓮が願い、約束したそれに触れて奏太は思わず微笑みを浮かべてしまったのだ。


「……なぁ、フェルソナ」


 だからこそ奏太は、彼の背中を押し、あるいは共に歩むための言葉を口にする。


「————あら?」


 ——はず、だった。


「誰かと思えば弱虫じゃないの」


 後方から声がして、振り返る。


「————」


 そこにいたのは、自身の白金の髪を退屈そうに弄ぶ少女。

 ひどく顔立ちが整っており、この会場の雰囲気に溶け込んで——否、一際目立つ輝きを放っていた。

 その優雅さは一目見ただけで只ならぬ生まれだと分かるほどのもの。


 彼女から放たれた一言もあって、奏太は彼女から視線を離さないでいた。

 だが、彼女の発言が指すものと、服の袖を掴まれる感触。

 それらが重なった時、奏太は強制的に視線を引っ剥がされる。


「なんて、最悪な日なのかしら」


「————っ」


 その声を聞き、隣の少女が震えるのが分かった。

 その姿を見て、隣の少女が声を、表情を失うのが分かった。

 少女の、芽空の瞳には、いつかの怯えの色が浮かんでいて——、


「遅れてきてみれば、男連れのアンタに会うなんて。——ああ、今はそいつの影に隠れて逃げてるのね。みっともない」


 奏太の内に湧いていたはずの熱が、離散していくのが分かった。

 瞬間的に底冷えし、そして訪れたのは数ヶ月ぶりの感覚。感情。


「————てめェは誰だ」


「ふん、口の悪い下民ね。失礼極まりないわ。目上の者に敬語を使わず、跪かず、挙げ句の果てには名乗りすらしない。野蛮ね。気持ちが悪い」


 彼女の一言一句が、奏太を、芽空の存在を見下すその表情が、激情を再臨させた。

 数ヶ月慣らしたはずのそれは悪意の塊として彼女を捉え、感情そのままに奏太は、


「…………ッ、三日月奏太だ」


 彼女にぶつかりかけ、それを堪えて自身の手首に触れる。

 ひやりとした感覚に触れ、どうにか湧いて出る激情を抑えるために。


「————っ」


 包むように触れた手首。

 その手の中にあるのは、かつて蓮から受け取ったものだ。


 『トランスキャンセラー』。


 ネックレスだったそれをブレスレットに加工してもらい、名付けたのは奏太だ。

 『獣人』のみが使える『トランス』を強制的に使えなくする効果があり、以前奏太はその効果を身をもって知ることとなった。

 そして、同系統のものをHMAの本部でも。


 ラインヴァントを含めた『獣人』が生活する上で必須と言ってもいいそのアイテム。

 またしてもそれに救われ、奏太は呼吸を整える。


「——俺は名乗った。あんた……いや、お前の名前は?」


 目の前の少女は決して並みのものではないであろう経験値故か、やや大人びた雰囲気を纏っているが、幼さの残る容姿や鳴らす声は奏太と同年代か、あるいは年下か。

 いずれにしても立場もそうだが目上のものとして扱いたくないという反感が奏太の中にはあった。


 また、芽空と何かしらの因縁があり、その上でこの会場にあることは明白だが、隣で震える芽空の存在もあり彼女に問いかける気にはなれない。

 だから、ひとまずは名前だけでも知っておこうと判断したのだが——、


「はぁ? どうしてこのワタクシが下民風情に名乗らなければならないの? 立場を弁えなさい」


 どうやら、相手方に対等な立場での会話をする気はないらしい。

 それに奏太はため息を吐き、高慢ちきな彼女に対して苦言を呈そうとして、しかしそれは制止される。


「——おや、シャルロッテ様ではありませんか。本日は欠席とお聞きしていたのですが」


 唐突に、姿を現した青年によって。

 柔らかな物腰でありながら、裏に人を惹きつける強い何かを持っている。

 その声に奏太は聞き覚えがあった。


「なに、簡単な話よ。案件を片付けて気が向いたからここへ立ち寄った。ただ、それだけ」


「貴方のような忙しいお方に時間を割いてもらえるとは、私としても嬉しい限りですよ。お恥ずかしいことに、近頃は計画の準備に追われ、シャルロッテ様を含めた皆様の近況を耳に入れる余裕がなかったもので」


「はいはい。建前受け取っておくわ」


 芽空でも、フェルソナでもない。

 薄緑色の長髪を揺らし、奏太の前に立った男は、シャルロッテと呼ばれた少女の言葉の数々を受け流すとその場で反転、こちらに向き直る。

 そして、


「——そうだ。君とは初対面だったね。三日月奏太君」


「…………あんたは」


「私の名前はヨーハン・ヴィオルク。妹がいつも世話になっているね」


 柔和な笑みを浮かべ、奏太に握手を求めるのだった。

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