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黒と白の世界と  作者: 夕陽ゆき
第二章 『忘却』
42/201

第二章21 『小さなヒビ』



「……ボクの言いたいことは分かっていますか?」


「無断で『纏い』試した上に、ユズカに『トランス』させてすみませんでした」


 ここのところ毎日奏太が通っているトレーニングルーム。

 そこにいるのは額に青筋を立てて腕を組む葵と、彼に見下されつつ正座をする奏太。

 軽く小一時間が経過した今も、その構図に一切の変化はない。

 もっとも、半分以上は沈黙がじっと続いていただけだったのだが。


「それで? 調子づいて試した結果、失敗したそうですが、何か学べたんですか。ねえ? 奏太さん。これで何も学べませんでした、などとふざけたことを言うようであれば、本当にどうしようもない人ですよ。あなたは」


 葵の言葉にはひどく棘があった。

 初日に比べれば多少言動がまろやかになってきていたのだが、それもみんなこの瞬間を持って覆された。

 逆戻り——どころか、前よりも言葉の端々に毒が含まれている。


 先程から何度も髪の毛の先をいじったり、流したりを繰り返しており、触りすぎではないかと思うが、それは多分怒りを言葉でぶつけるだけでは足りないからなのだろう。


「……少し、変わった」


「はぁ? なんですか? 聞こえませんけど」


「…………前よりかはちゃんと、状況が見えてた」


「分かりませんね。具体的に話してください」


 上から目線の言葉に対して、奏太はふと、考えてみる。現在のこの状況を。

 そして数秒の沈黙を挟んで答えが出ると、奏太は言った。


「——ユズカのトランスを見た」


「————」


 それまで責めるような態度をとっていた葵に、沈黙が生じた。

 理由はきっと、あの少女の名前を出したからなのだろう。

 そもそも、奏太が無断で『纏い』を使ったことに関して、葵がここまで怒る理由はない。散々無力だの無能だのと罵られていたし、彼にとって自分がそれほど大切な存在だとも、思えなかった。


 確かにひと時、彼との間に胸が熱くなるような何かを感じたこともあった。

 けれどそれには、彼とユキナ、そしてユズカの間にあるものには程遠く、ある種の壁のような隔たりがあった。

 奏太の知らない葵ら三人の関係は、一体どんなものなのかは分からない。だが、少なくとも彼が怒りを露わにするくらいには、密接な関係だと分かる。


「俺自身、今回は『憑依』にも慣れたし、『纏い』もすんなりいけるものだと思ってたんだ」


 彼の言う通り、調子づいている、と言うのは正しい。

 けれど、奏太は自分の中に力が定着しつつあることを分かっていたから、それを試したくなったのだ。


「でも実際、前に比べて怒りに支配されることはなかったけど、制御なんてほとんど出来なくて、話すので精一杯だった」


「……そうでしょうね」


「ユズカの『トランス』はすごかったよ。多分あれはライオン……だよな。力も速さも尋常じゃなかった。目で追うのも、難しかった」


 自分より一回りも二回りも小さい少女が、あれだけの強さを誇っていることに対して奏太が思ったことは、いくつかあった。

 それは、


「『纏い』を含めた『トランス』を極めれば、いずれはユズカみたいになれる。そう思って、喜んだよ。だって、あんな小さい女の子が、曲がりなりにも『憑依』に慣れた男を一撃で倒すんだからさ」


「…………」


 目を細める葵の心中には怒りがあるのだろう。例外なく欠けてはならない感情の、それが。


 多分それは、今奏太が思うことと少なからず一致する部分があるはずだ。

 葵があの姉妹に対して向けている視線がどういうものなのかを、奏太は知っているから。


「————でも」


 正座を解いて、立ち上がる。

 しばらく血流を止めていたせいで、足が痺れてふらついた。立つだけで相当に苦しい。

 しかしそれでも、葵の目を離さず見つめる。


「でもそう思う反面、怖かったよ。一体どんな生き方をしてきたか、なんてそんなのは分からないけど、ユズカみたいな女の子があれだけ戦える。あれだけ、何もかもを捨て去って、割り切った目をする。それが、怖かった」


 暴走しかけの自分の力を抑え込もうとする中、あの場にいた三人の少女の表情が見えた。

 一人はいつものように感情の変化が乏しく、もう一人は不安を隠しきれずに苦しげな表情を浮かべていた。


 ——そして、ユズカの表情に浮かんでいたのは、いっそ残酷なまでに冷徹な闘気。

 芽空と言葉を交わして目覚めた数時間前、それがどれだけ異常で歪なものであるかを理解した時に来たのは、微かな震え。

 圧倒的な力を持つ少女。決して、その力に怯えていたわけじゃ無い。

 ただ、あんな少女が何の躊躇いもなく力を使いこなし、日常からかけ離れた目でそれを振るうのが、怖かった。


 そしてそれは、


「——多分、葵もなんだよな」


「…………どうして、そう思ったんです?」


「いくつか理由はあるけど、分かりやすいのだと、この前フェルソナが『トランス』の説明で俺を呼んだ時」


 あの日、食事を終えた奏太は話したいことがある、とフェルソナに言われてそれを承諾した。

 その際、元々彼の中で予定していたのだろう、希美と芽空が呼ばれ、最後に梨佳もついていく形で講座は始まったのだが、


「本来、ユズカも誘うべきだったんだ。『トランサー』として完成されたあの子なら、説明にはもってこいのはずだから。でもそれを、あいつはしなかった」


 葵は『憑依』しか出来ないため、そもそも参考にするには材料が少なすぎる。梨佳も状況によっては相当の能力を発揮できるのかもしれないが、少なくともあの講座の時には発揮しきってはおらず、参考としてはいまいちだった。

 だが、二人とは違ってユズカは『トランス』を全てこなすことが出来るし、異質でない純粋な『トランサー』として見本になることが出来た。


 なのに、それをしなかったのは何故か。


「いや、しなかったんじゃない。出来なかったんだ。葵が止めるから。そして葵が止めれば、きっと梨佳も止める。違うか?」


「ええ、あの人なら間違いなく止めるでしょうね」


 ユキナに蓮が死んだことを伝えない、それは葵と梨佳、そして恐らくはラインヴァントのメンバー全員による決定事項だ。

 当然、それに賛成した梨佳はユキナのことを大事に思っているだろうし、ユズカに対しても同じくらいの愛情を持っているのだということくらいは、ただ日常を過ごしているだけでも明白だった。


「それから、ついさっきまで葵が怒ってたことだ。俺が思うに、お前は俺が無茶をしたことだけで、そんなに怒らない。じゃあ何に怒るかと考えみて、残るのはユズカのことだけだ」


 人差し指を立て、言う。


「葵が止める理由も、怒る理由も、全ては共通した一つのものだ。——ユズカに、『トランス』を使わせたくないから」


「————」


 奏太が見つめる先、唇を噛み締める葵の表情は歪んでいた。

 いつもの偉そうで上から目線な態度も、姉妹や梨佳達にからかわれてため息を吐く……そんな彼はもういなかった。

 そこにいたのは、ただの天姫宮葵という少年だ。


 体裁を気にせず、強がりもせず、考えることそのままを表情に変えている彼は、梨佳がかっこつけ、と称したそれを無くしても構わないくらいにユズカのことを想っているのだろう。


「俺も、同じことを思ったよ。ユズカには『トランス』をさせたくない」


 たった一回見ただけ、たった半月程しか共に過ごしていない女の子であっても、あんな表情はさせたくない。


 だからこそ、奏太は思う。


 自分が強くなれば、あの少女が『トランス』を使うこともない。

 自分が何もかもを守れるくらいに強くなれば、年相応の元気な表情のままでいられる。

 そして葵も、これ程に悩むことなど、ないのだと。


「————か」


 言った直後、葵に動きがあった。

 震えるその唇で何か言葉を発し、しかし奏太はそれを聞き取れない。


「え?」


 聞き取れなかったが故に彼を見つめると、奏太より背丈の小さい葵の肩がわずかに震えているのが分かった。

 突然のことに困惑しつつも、震えの理由を考えようとするが、すぐさまそれは葵本人によって妨げられる。


「——あなたがユズカの、あの二人の何を! 何を知っているって、言うんですか!?」


「————っ」


 瞬間、訪れたのは激昂。

 先程までとは違う彼の怒りに、息が詰まる。

 それは、奏太が半月前に秋吉に向けた言葉、そのものだ。一体何が分かるのか、と。

 

 初めて見る姿だった。これまでに何度か、彼の表情の変化を見てきた。笑顔は決して多いものとは言えず、いつも無愛想にしていた、が、彼が大きな声を出すことなど、一度もなかった。

 からかわれる時も、人を煽る時も、どんな時も。


「葵、俺は……」


 軽はずみなことを言ってごめんと、そう言って謝るはずだった。

 しかしショックが残っているのか、言葉が喉から出てこない。


「————すみません。突然大きな声を出したりして」


 そして奏太が謝るよりも先、唇を強く結んだ葵は頭を軽く下げて奏太に詫びた。

 本来は奏太が謝るべき、立場であるというのに。


 なのに、詰まった言葉は一向に表に出てきはしなかった。



*** *** *** *** *** *** *** *** ***



「それで、何か対策は思い浮かんでいるんですか?」


「え、あ、いや……」


「何ですか、そのはっきりとしない返事は」


 葵は深くため息を吐く。

 その彼の姿には、先の激昂の跡など微塵も残っていない。

 奏太の気にしすぎなのか、彼の切り替えが早いのか。いずれにしても、さっきの余韻を引きずったまま接していては、彼に怒られてしまう

 だから、


「えっと——正直言って手詰まりだ。広げて纏う。このイメージはちゃんと出来てた……と思う。芽空に聞いた話だと能力自体は引き出せてるみたいだけど」


 極力平静を意識して、彼に接する。


「制御が利かない、ですか……何か心当たりは?」


「うーん、ないな。蓮や希美はどうだったんだ?」


「あの二人は奏太さんとは違って、徐々に引き出せるようになっていったんですよ。とはいえ慣れ、と言ってしまえばそれまでですが」


 中々に難しい問題である。

 『纏い』に関して、制御出来ないことを無視して考えると、通算で三回中二回成功している。

 蓮の考案したコツは、あくまで成功させることを目的として作られたものであり、少しずつ引き出していくものとは根本から異なるのだ。

 そう考えると、今から慣れるために少しずつ引き出していくのは、あの姉妹の努力を無駄にしてしまう気がして、どうにも気が進まない。


 それに、出来るならば即戦力になりたいとさえ、思っているのだから。

 『纏い』を成功させ、制御が出来れば自分が第一線に立って戦えるし、複数の能力を持っている自分ならばハクアが相手でも善戦できるだろうと。


 ——件の動画の『鬼』や蓮も、同じ複数の能力を持っていたのだから。


「……ひょっとすると、心持ちの問題なのかもしれませんね」


「心持ち?」


「ええ。『トランス』は自分の中に眠る能力を引き出すものです。それは動物と自分という存在を掛け合わせるもの。ですから、そこに精神の介入する余地があるのかもしれません」


 つまり『纏い』を発動する時には自分の精神状態が反映される、ということなのだろう。仮にそれが本当ならば、奏太は精神的に不安定とも取れるのだが——、


「しかしあくまでボクの予想ですからね。天才であるとはいえ、ボクが考えたものよりは、フェルソナさんに聞いた方が信頼性が高いかと」


「いつも思うけど、葵のその自信はどこから湧いてくるんだよ。……あ、そういえばさ、一つ聞きたいことがあるんだ」


「何です? もうそろそろ朝ご飯を作らなければいけないので、手短にお願いします」


「——戦い方について、だ」


 切り替えのために一度深く息を吐く。


 昨日『纏い』を発動させた目的はいくつかあったが、そのうちの一つ。自分の武器が他にないかを見極める、というものだ。


 現状、角くらいしか目立ったものがない以上、選択肢は肉弾戦しか無くなるのだが、喧嘩や護身術などの心得がない奏太としては、あまり考えたくない戦法である。

 というかその場合どうしても角が邪魔になりそうだし、どうにか他の武器を見つけたい、というのが今の心境だ。


 葵は奏太が『トランス』した姿をかれこれ三回中二回見ている。

 同列でユキナと芽空がいるが、前者のユキナに相談するのは尊敬の目が気になって出来ない。そもそも、あの少女が戦闘について考える姿が想像出来ないし、巻き込みたくない。

 故に後者の芽空の手を借りたいところではあるが、彼女にはさすがに頼りすぎな気がするし、何よりあまり彼女に『トランス』の話を振らない方がいいような、そんな気がするのだ。


 そんなこんなで残ったのが葵なのだが、


「戦い方、ですか……」


 口元に手を当てて思案しているらしく、馬鹿にしたり嘲笑うでもなく、真剣な表情だ。

 それを見て、最初から彼に頼まなかったことに罪悪感が生じたが、今更どうしようもないことである。


「葵は不完全なものと、完全なものの両方を見てる。だから、俺自身も気がついてない武器でもあれば、それを使いたいんだ。現状、角しかないしさ」


「とはいえねじれてますけどね。……ボクの記憶の限りでは、やはり角以外見た目で目立った武器はありません。誰かの補助があるのならばその角も使えますが、単独の場合ははっきり言って雑魚です。大人しく負けてください」


「ちょっと待て。まだ『纏い』を制御出来ないことは置いておくとして、確かに角が邪魔で戦いにくいけど、何かないか?」


「何かあるか、と言われればないわけではありません。ですが、奏太さんの体の柔らかさ、バランス感覚次第です」


 葵の言葉に首を傾げる。

 知識がないために、どうしても彼の言葉から具体的な戦闘方法が想像出来ない。彼はラインヴァントの戦闘員、と言っていたが、恐らくは幾度となく経験があるのだろう。そう思ったがために、彼に相談したわけだが、


「えっと、つまり?」


「腕で攻撃した場合において角が邪魔だと言うなら、足を使って戦えばいい、という話ですよ」


「どっちもそこそこだけど、そもそもどう戦うんだ、それ」


「単純に足技を中心としたものなら、カポエイラやサバットなどがあります……と言っても分からないかもしれませんが」


 聞きなれない用語が飛んで来て、再び首を傾げる。

 よく分からないが、ひとまず足技を中心とした護身術を覚えるのがベスト、ということでいいのだろうか。


「と言っても、奏太さんが制御出来るようになれば、角も自由な時に生やせるんですけどね」


「じゃあさっきまでの説明なんだったんだよ」


「あくまで可能性の一つとして話したんですよ。『トランス』を使うなら、何か護身術の一つでも覚えていた方が良いのは確かですから。特に強い能力を持っているのなら、なおさら。とはいえ、蓮さん程扱えるようになれば、覚えていなくても十分過ぎるくらいに強いのですが」


「じゃあ今の俺は?」


「覚えてください。今は『纏い』を制御出来ませんし、身につけた護身術は角のない『憑依』の状態でも使えるんですから」


 と、簡単に彼は言うが、言うのは簡単であっても身につけるのは相当に難しいだろう。武道も、球技を含めたスポーツと何ら変わらない、経験と知識と要領の良さがモノを言うのだから。

 加えて、さっき葵が確認した体の柔らかさとバランス感覚に関しても、時間をかけないとそもそものスタートラインにすら立てない可能性すらある。強くなる為なら、結局のところやるしかないのだが、


「……まあ角で刺すこと中心に戦うよりかはずっと良いか」


「制御、あるいは護身術のどちらであっても、身につけるのには慣れが必要です。だからどのみちしばらくはこのまま無力です。残念でしたね」


 そう言い、鼻で笑ってみせる葵に対して言葉を返そうした奏太は、音を乗せる直前、ふとした違和感に気がつく。

 奥底からふつふつと湧いてくる、正体不明の恐怖感が、主張している。このままゆっくりやっていてはいけないのだと、急かしてくる。

 理由は分からない。何に怯えているというのだろう。


 制御の出来ない『トランス』はひとまずフェルソナに相談し、護身術をじっくり覚えていく。一体、そこに何の問題があるのか。

 確かに時間がかかることではあるが、決して恐れがこみ上げてくることなど、本来はないはずなのに。


「…………奏太さん?」


「——あ、いや、うん。ありがとうな、葵」


「どうしたんですか? 頭でも打ったんならもう一度打たせますよ」


 どうやら葵に様子がおかしいことを悟られたらしく、慌てて平静を装う。


「大丈夫だって。ほら、そろそろ朝ご飯作るんだろ。ユズカ達も待ってるだろうしさ、行ってやれよ」


「……そうですか。それでは——くれぐれも、ボクのいないところで『纏い』を使わないこと。いいですね?」


「もうそれは大丈夫だ。ごめん、ありがとう」


「謝るのかお礼言うのか、どっちかにしてください」


 言った葵は珍しくその口元を緩めると、近くに置いてあった置き時計を掴んで部屋を出て行った。

 真っ白な空間で、残ったのはたった一人。奏太だけだ。


「————」


 先程感じた妙な恐怖は、少しは弱まったものの今も残り続けている。

 このところ忙しい日々だったから疲れているのだろうか。


「……でも」


 疲れがあっても、奏太の目的は変わらない。

 恐怖があっても、それは変わらない。

 やりたいことであり、やらなければならないこと。そのために奏太は、


「もっと、強くならなくちゃな」


 再び決心する。

 まずは『憑依』を満足に使いこなせるようになった。だから、護身術を学んで、最終的には『纏い』も制御してみせるのだ。そして、ハクアを。


 自分なら出来る。何せ、蓮やあの『鬼』と同じ異質の『トランス』を持っているのだから。

 そのくらいのことが、出来ない訳がない。


「そうだよな。…………蓮」


 奏太は呼ぶ。首元のネックレスに触れて、愛する彼女の名前を。

 決して届くことのないその声は、ぽつりと寂しく広い空間に響き渡った。

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