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戦場のホスト  作者: 佐久間五十六
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宿敵大米帝国

 日本共和国軍の宿敵は、言うまでもなく大米帝国である。一時期は堅固な同盟関係を結んでいた時期もあった。しかし、日本共和国の憲法改正を期に腐れ縁を絶ちきった。結果的に、これが無駄な経費を削減する事となり、沖縄にも共和国軍の大きな拠点も置ける様になった。

 それ以来日本共和国の悲願は、世界で2世紀以上に渡って影響を多大に行使し続ける大米帝国を打ち負かす事に変わって行った。その大米帝国の主戦力は以下の通りである。

 主力戦車5797両、主力水上艦114隻、潜水艦71隻、作戦機3125機、陸上兵士162万人余りで、海軍には原子力空母10隻が保有されている。また、日本共和国軍が保有していない、ICBM (大陸間弾道ミサイル)と言ったミサイル技術や、実戦配備された戦略核兵器を保有しており、共和国軍にとって大きな脅威となっている事は確かである。

 全てのカテゴリーで日本共和国軍を大きく上回っており、単純比較すれば軍配は大米帝国に上がる。しかし、戦争とは面白いもので、戦ってみるまで分からないものなのである。かつて、日本共和国は国力10倍の帝政ロシアを破った経験がある。例え勝ち目がなくても、ある一点にフォーカスをあてて、ピンポイントで要所を抑えれば、最終的には勝利を掴めると言う教訓を持っており、それを活かさない手は無かった。

 国家総力戦に成る事は近代戦争に於いては常識であり、例え兵器が高性能になっても、それは変わらない。日本共和国軍が大米帝国より優れている点はない訳ではない。例えば数字上は全てのカテゴリーで劣っているし、核兵器も共和国軍にはない。しかし、日本共和国軍の戦車は20式、30式と言う最新鋭の物が主力であり、実力は肉薄している。水上艦も、核ミサイルを打ち落とせるイージス駆逐艦の数でも日本共和国海軍に分がある。

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