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ワークノート返却

とても短いです。

6月の半ば、席も以前と変わり真ん中らへんの席になっていた。桜野とも席は離れ、いつものように本を読んでいた。

英語の先生が教室に入ってきた。「これ配っといて」と以前提出したワークノートを教卓に置いていった。桜野はそれを見てそれぞれの机の上にワークノートを配っていった。こういうところは偉いよな…なんて思っていると前からワークノートが飛んできた。桜野が投げてきたらしい。軽くおじぎをすると「暇なら配るのくらい手伝ってよ」と言われた。逆らえないので仕方なく半分もらいに席を立った。僕の手に渡すとき、桜野の手がわざとらしく僕の手に触ってきた気がして少しドキッとしたが、いや、嫌いなんだからそんなはずはない、と思い直し配り始めた。いや待て多くないか?クラスは36人。すでに配った分を考えて半分にするなら10冊ちょっとのはず。なのに明らかに15冊はある。気にしていても仕方ないのでとりあえず配る。最後の一つ、桜野のだった。分けるときに自分のくらい自分で持ってけばいいのに。このまま持っているわけにはいかないので 桜野のところまで行き、机にそっと置いた。桜野は顔を上げて僕の顔を見た。無表情。ほかの人と話しているときは楽しそうなのに、僕に対してはなぜかいつもこう。正直慣れた気もするがでもやっぱり悲しいような、もう気にしないようにしよう。

今回もお読みいただきありがとうございます

なんか思いついたのでこんなこともあったなぁと書いてみただけです。

話を盛ってるんじゃないか、いいえノンフィクションです。

次回は何の話をするのか決めていませんが、良ければ見ていただけると嬉しいです。

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