修学旅行3日目(~京都駅)
三日目も二分割しています。
アラームの音で起きた。松本は既に起きていたようだったが、布団にもぐったまま。時刻は6時半。朝食は昨日と同じ7時から。それまでの間に今日の荷物をまとめておく。カーテンを開け松本を起こす。昨日とやってることはほぼ同じ。
朝食の時間になり場所に向かう。ついでに大きい荷物をロビーに持っていく。タクシー行動なので荷物があってもトランクに入れておけばいいが、新幹線で邪魔になる。なので送ることにした。部屋に入るといつも通りと言った感じだった。一つ違うのが料理の盛り付け。前までは普通だったが、今日は手が込んでいる。高級料理店でよくあるような、あの盛り付け。に、パックのオレンジジュース。パックなら誰かにあげても大丈夫そうだ。料理が何だったかは覚えていないが、パンがいくつかとそのジャム、プレートにサラダとなにか、あと何かの料理。どこかの男子が「やればできるんじゃん!」とか言っていた。ちょっと失礼な気もするが、気にしない。今回も味は覚えていない。美味しかったと思うことにしておく。
食べ終わって部屋に戻り、着替える。すでに着替えてる人も確かいたっけ。すぐに出発になるので急ぎ目でロビーに行く。班の人たちは既に来ていて、桜野は昨日と同じ髪型 右だけ結んで垂らしてる、あれ。磯川さんも昨日と同じだった。班ごとに呼ばれ、タクシーに乗る。タクシーと言ってもクラウンやアルファードのような車ではなく、ハイエースの10人乗りのやつだった。右に二人がけが2列、左に一人掛け1列、一番後ろ3人掛けの。A組4班も呼ばれ、タクシーに乗った。呼ばれたのは最後の方だった。運転手さんは「北村」さんと言うらしい。それぞれの場所は僕は一人掛けの席、杉浦と柳田が二人掛けを一人で、桜野と磯川さんは一番後ろの席。僕の後ろは、桜野だ。北村さんは「まず一番遠い平等院から行くね。」と言って、車を走らせた。高速道路に乗り、急ぎ目で平等院に向かう。途中、北村さんは京都について色々話してくれた。京都では長いらしく、昔のこともよく知っているようだった。磯川さんが何か聞こうと思ったのか「タクシーさん」と呼んだ。誰かが笑ったせいでみんな笑ってしまった。運転手さん、なら分かるが、タクシーさんはおかしい。さらに磯川さんは「北方さん」と呼ぶ。違う。磯川さんの天然ボケ、これのおかげで何を聞いたのか忘れた。何も思い出せない。まあ、こっちの方が面白くていい思い出になったからいいんだけど。
タクシーは平等院の近くの駐車場に停まった。ここから北村さんについていく。途中通った道は 周りがお土産屋さんや飲食店などで埋まっていた。雰囲気も平等院に合わせられている。平等院が見えてきた。と言っても十円玉のように正面からではなく、横から。奥行きはあまりないようで薄く見えた。そのまま正面に回った。十円玉や教科書で見る、平等院鳳凰堂だった。朝だったため、光がほぼ正面から当たり、赤さが際立っていた。北村さんは「みんなで写真撮ろうか?」と僕の持っているカメラを見て言った。「じゃあ、お願いします。」と写真を撮ってもらうことにした。いつも写真を撮っていたので、自分が写真に入るのは初めてかもしれない。平等院をバックに5人で並んで撮ってもらった。少し道を進むと平等院ミュージアムがあった。中に入り見学した。平等院のいろいろなことが説明されていたり、展示されていたりしていた。隣には売店もあったが、買うようなものは特になかった。
車に戻り、次は清水寺に行くことになった。ふと後ろを見ると桜野が寝ていた。磯川さんも。なんならみんな寝ていた。後ろに手を伸ばせば触れそうな距離。寝ている姿がすごく、すごく可愛かった。これで触りたくならない方がおかしいと思うレベル。でも前には北村さんがいる。運転しているとはいえルームミラーで見られている。ここは自制することにした。
しばらく走り、京都駅が近くなってきた。この道を真っ直ぐ行くともうすぐ着くらしい。北村さんにみんなを起こすように言われた。チャンス、と思った。後ろを見るが桜野と磯川さんはまだ寝ている。手を伸ばし、桜野の頭を撫でた。桜野は僕の手から逃げるように頭の向きを変えた。そのまま下の方にいってふくらみのところに…と手を動かしていたら桜野が起きた。「何してるの?」と寝ぼけたまま聞いてきた。「もうすぐ着くって。」と言うと「奈保~?もうすぐ着くって。」と磯川さんを起こしてくれた。僕は隣の杉浦と柳田を起こした。それからすぐに車は駐車場に入り、停まった。近くには僕たちの乗ってきた車と同じカラーリングの車がいくつかあった。
駐車場を出て、坂道を上る。途中には京バームや八つ橋のお店がたくさん並んでいた。しばらく進むと赤い塔が見えてきた。あれが清水寺の入口だろう。そこにはカメラマンもいた。カメラマンからの提案でみんなでジャンプして撮ることになった。バラバラで飛んでも面白くないので手をつなぐことになった。僕は一番右端で、男女交互に並んだ。隣はもちろん桜野。桜野は僕の指と指の間に指を入れる、いわゆる「恋人繋ぎ」をしてきた。写真に残るから本当はしたくなかったが、拒否すると桜野も悲しむかもしれないので、そのままつなぐことにした。柳田の「せーの」と言う合図で一斉にジャンプした。一回目なので成功はしなかった。そのまま2回目、3回目を行い、ようやくいい写真が撮れた。その間、桜野と手をつないだまま。手汗も出てきたし離したかったが、桜野がしっかり掴むのでどうしようもなかった。
写真撮影が終わり、清水寺の方に向かった。入口の門をくぐった先には広いスペースがあった。ここがすごい高いところにあるあれだ。ここから飛び降りたアホがいるとかなんだとか。でもそこにあった襖をもって降りて助かったとか、そんなことを北村さんは言っていた。その飛び降りたであろう場所に行った。下を見るとかなりの高さがあり、落ちたら生きて帰れないと感じた。北村さんは僕のカメラで並んでいるところを撮ってくれた。
奥に行ったとことに地主神社という神社があった。縁結びで有名なところらしい。階段を上ると道の真ん中に石が二つあった。恋占いの石というらしい。片方の石から目を瞑ったままもう片方の石に行ければ願いが叶うらしい。全部 らしい。なのは筆者もよく覚えてないかららしい。僕たちは順番にやってみた。辿り着けたかどうかは覚えていないが、きっと辿り着けたんだろう、そういうことにしておく。そしてその先にある神社に行ってみんなでおみくじを買った。ここではまだ開かずに、下に下りてから開くことにした。もと来た階段を降り、そこで開封した。大吉だった。中には金運や失物、旅行など、恋愛には関係のないように思えるものも書いてあった。他の人のは覚えていないが、多分みんなも大吉だったと思う。ちょうどいいタイミングでカメラマンが来た。みんなで結果をカメラに向けて写真を撮ってもらった。
一通り見たところで清水寺の下に下りた。教科書やテレビで見る角度は山を登るらしく、大変なのでやめにした。下には滝のようなものがあり、それが3本あった。それが何だったかは覚えていない。清水寺を下から見ると高さが本当にすごいことがよく分かった。迫力というものが他と全然違った。
そのまま来た道に戻り、買い物をした。やはり八つ橋だろうということで 僕は生八つ橋と硬い八つ橋をそれぞれ買った。生八つ橋は種類が多く、1種類だとなんか寂しいので、2種類入ったやつにした。色だけ違って味は同じかもしれないけど。他の班のみんなも同じように買っていた。そしてもう一つはやはり京バームだろう。ということで一つ買った。実は買い物でいろいろ悩んだりなんかしていた
せいでかなり時間がかかってしまった。これからどこかへ行っても観光の時間が無くなってしまうので、京都駅に行くことになった。京都タワーに上る時間はあったが、少し急ぎ気味になってしまうのでやめた。
京都駅の駐車場に着いた。ここからしばらく歩いて京都駅に向かった。建物の中に入り、エスカレータを下るとフードコートがあった。そういえば今日の昼食を食べていない。これが京都で食べる最後の食事なのでチェーン店ではもったいない。ということで、僕は京都のお店っぽいところにした。できるのを待っていると、まさかの北村さんも同じところのを頼んでいた。ブザーが鳴ったので取りに行った。ご飯の上に牛肉を焼いたものが乗っているのとみそ汁と漬物のセット。味なんて覚えていないが美味しかったと思う。本当はみんなで集まって食べたかったが、そのスペースがなかったので僕は北村さんと食べた。いろいろ話をしたのは覚えているが、内容までは覚えていない。でも、すごく良いことを聞けたと思う。
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