三年生最初の登校日
私は青柳と言います。もちろん偽名です。現在は普通の男子高校生として生きています。
生活していて思うこと、「中学時代に戻りたい」。今の高校が嫌というわけではなく、中学時代が自分にとって良すぎたのかもしれない。そんな中学校時代の3年になってからのことを記憶にある限り綴っていこうと思う。
先に言っておきますが、ですますと だであるが混ざっていて読みにくいと思います。そういう書き方をする者なので目を瞑っていただいて…
それと、いくつか出てくる名前は〇を使っていないものを除き、すべて偽名です。
三年になって最初の登校日、始業式。この日はクラス替えの発表がある。別に好きな人も友達もいないのでどうでもよかった。
登校していつも通り昇降口に向かう。そしてクラス表を受け取り自分のクラスを確認した。A組だった。
今までは下駄箱を過ぎて右に曲がったが、三年生の教室は左に曲がる。無意識に右に行こうとして、そうか左か と思い教室に向かった。
教室にはすでに何人かいたが、同じクラスになったことのある人はいなかった。黒板に貼ってある座席表を確認し、自分の席に座る。(青柳なら席が前になりそうだが、偽名なので本来は後ろの席です)
普段なら好きな読書をするところだが、どんな顔の人がいるのか気になったので 教室全体を見回してみた。知ってるような知らないような、数学の少人数で同じグループになった気がする人(2クラスを合わせてその中で分けるので、クラスは別でも見たことはある)、同じ部活の人、知らない人。可愛い子は…いなさそうだった。そんなことを考えているうちにクラスには人が増え、同じクラスで嬉しいだの、あの子も一緒ならよかっただの、騒がしくなっていった。
話し相手もいないのでとりあえず本を読む。今ハマっている重〇清さんの本、「その日の〇に」。春休み前に図書室から借りた。(とても良い作品なので興味があれば読んでみてください!)本を読み進めていると「青柳君だよね?何の本読んでるの?」と女子の声がした。顔を上げると多分初めて同じクラスになる桜野茉依がいた。「ちょっと見せて」と僕から本を取り、パラパラと眺めてから「ありがと」と返した。その時の笑顔がすごく可愛かった。桜野は女子が固まっている所へ戻っていった。
そんなこともあったが、朝の会、始業式が終わり、何事もなく学校は終わった。
最後までご覧いただきありがとうございます。
実名を使うわけにはいかず、偽名を考えるのに2時間近くかかりましたww
そしてなんといっても
思い出せない!!
2年ほど前のことなのに思い出せない、普段のことなので忘れていくとは思いますが…
なので、一部自分の妄想も含まれてるかもしれません。だから「ほぼ」と付けました。
思い出しながら書いていくため、話がまとまっていないところがあると思いますが、なんとなくでも理解していただければと思います。
最後までこの作品を楽しんでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。