表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/36

みくるのラボ

「改めて自己紹介するよ。闇みくること鳥居刹那アイギスだ。よろしく頼む」

刹那は椅子を回転させてこっちを向き、手を差し出した。

「よろしく。…あなた昔テレビで見た気がするわ。確か天才ロボット少女とかじゃなかった?」

茜は握手しながら刹那に尋ねた。


「ああ。昔そうやって持て囃されてたことはあるよ。今はしがない研究者兼Vツベラーをやってるけどね」

刹那はそう言って苦笑いした。

「ボクも覚えてるよ。確かロボットの大会で操縦担当してたっけ」

「そうなんですか…。それであんなにみくるさんの操縦うまいんですね…」

望は翼の言葉に納得したようだ。どうやら刹那の昔の事は知らないみたいだ。

「結構有名なんだな。そういうの疎くて知らなかったよ」

「まあそもそも私が出てたのは子供向け番組だしね。世代じゃない君が知らないのも無理ないさ」

刹那はそう言って肩をすくめた。


『自己紹介終わった?じゃみくるエネルギー補給するね』

みくるはそう宣言し、背中から伸ばしたコードをコンセントに刺した。

『それじゃお休み…スリープモードに移行します』

みくるは機械音声の後眠りについた。

「みくるって充電もするのね」

「ダンジョンじゃないと魔素は補充出来ないからね。電気と魔素のハイブリッドにした方が効率がいいのさ」

刹那はみくるを横目で見ながら茜に返した。


「正式に加入したから役割を決めようか。みくるはタンク、私はオペレーター兼動画の編集その他諸々ってことでいいね?」

刹那はおれたちに確認した。

「そ、そんなに色々やって大丈夫なんですか…?研究もあるんですよね…?」

望は心配そうに刹那に尋ねた。

「今はリアルVツベラーに専念してるから大丈夫だよ。それに私はいわば『美姫と獣王』の6人目のメンバーだ。ダンジョンに潜らない分裏方くらいこなさないとね」

刹那は涼しい顔で言った。


「でもこれからVツベラー事務所から依頼が来ることも考えられますよね?ボクたちの裏方まで手が回るんですか?」

翼はもっともな疑問を口にした。

「問題ないよ。すでに手順の簡略化に成功してあるからね。試しにリアルVツベラーが出来るまでを実演しようか」

刹那は椅子を滑らせ、部屋の隅にある機械の前で止まった。


「これがリアルVツベラーを生み出す機械だよ。と言っても見ての通りミニチュア版だけどね」

刹那は話しながらスマホを操作した。

「まずサンプルの女の子のアバターのデータを送信。それから思考パターン1のAIを設定。それからスイッチを押す」

刹那がスイッチを押すと機械が激しく光った。そして光がおさまると機械に四角い穴が開いて中から女の子のフィギュアが出て来た。

『ハジメマシテ。ミニリアルVツベラーデス』

フィギュアは機械音声で喋った後お辞儀した。


「すごい科学力ね。こんなのSFでしか見たことないわ」

茜はフィギュアを興味深そうな目で見た。

「魔法と科学が融合すれば簡単だよ。まあ実戦で使うにはまだ色々調整や実験が必要だけどね」

刹那は茜に微笑んだ。


「とにかくリアルVツベラーのことは心配しなくていいよ。君たちは探索者活動に集中してくれたまえ。その方がいいデータが取れるからお互いのためになるよ」

刹那は有無を言わさぬ口調で言った。まあ実際の所探索者活動以外の仕事の心配した所でどうしようもない。リアルVツベラーの製造法という重要機密を明かしただけでもおれたちに気遣ってくれてるんだろう。

「わかった。裏方は任せたわ。ただ体調が悪かったり事情があって休む時は言ってね。出来るだけカバーするから」

茜は刹那の目を見ながら言った。

「了解。色々ぼかすけど報連相はちゃんとするよ」

刹那はそう言ってニヤリと笑った。

自己紹介シーンはあまり得意じゃないです。

次の予定は未定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ