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どうして部活まで入って青春を謳歌したいのか。

前回から長くなってしまいました。

今後はこのようなことが無いようにしていきたいと思います。



あれは・・・女神?いやいや、そんな馬鹿な人間だよな。危ない危ない、見た目で惑わされるところだった。

はっ!つまり悪魔か。

何故、僕が今こんな感じなのかはと言うと前回から引き続き、クラス表の所を見ていたら女神が現れた。簡単に言うとこんな感じだ。

それにしてもあれだよな。

二次元からやってきましたと言われても納得出来るな。

外国人でもなかなかあんな綺麗な人はお目にかからないだろう。

まぁ、僕みたいな一般ピーポーにはどっち道接点はないか。

それよりも続きの話だ、どうするか。


「ねぇねぇ、あの人すごい美人だね、ヨッシー」

「別にそうだとしても僕は三次元には興味はない。てか、何度も繰り返し言うがヨッシーって呼ぶなよ!」

「あぅ…痛いよぉ〜」

「てか、いいのか。そっちのイケメン(笑)さんはボォーとして見惚れているぞ」

「いいよ。別に面倒くさいし」

「あっそ。まぁ、僕もどーでもいい。てか、僕にあまり話しかけてくるなよ、お前も」


面倒くさいか。まぁ、面倒くさよな、人との関わり。

ていうか、大体の奴が見惚れているのか。

まぁ、僕には関係ないないことだ。

何も変わらない日常が始まるのかー。

つまらないなぁー。


「・・・・今日から、このクラスを受け持つ田中だ。早速だが。転校生がこのクラスに来る。情報を得ている奴もいると思うが、仲良くしてやってくれ」


ざわざわとうるさいなぁ、こっちは続きの内容に困っているというのに。

まぁ、耳栓すればいいか。

次の瞬間耳栓をする必要がなく世界から音がなくなったような気がした。

あれ、どうにも表現が厨二臭くなっちゃうな。


「新しくこのクラスに入る。ジュエリーナ・フォン・ルクソールと言います。気軽にジュリと呼んで下さい」


あ?新しい転校生って、あの二次元娘か。

ていうか、やっぱり英名の名前ってカッコいいな。

まぁ、それでもどうでもいいか。どっちにしても関わりなんてあるはずがなく話す事なく高校生活は終わるだな。


「趣味は読書とその他諸々です。あと一般人に興味はありません。宇宙人とか異世界人とか・・・」

「って、おい。さりげなくネタを入れてくるなよ!」

「はい?何か私間違ってましたか。こちらの方ではそうやるって書いていましたが」


ふと気がつくと自分が立って浮き立っていることに気付く。

やばい。つい、いつもの癖で。


「いや・・あ、あのな、何にもありません」

「急に立つなよ、蓮池」

「は、はい」


その後は何も変わらない日常が普通に過ぎ去っていった。

あー、今日は午前中で終わりか。

ヒソヒソされなくて良かった。

メンタル弱いからな、自分。

何のアニメ見ようかな。

だが、だ。その企みは逢えなく潰える。


「あっ、そうだ、蓮池。教育主任の秋山先生が呼んでいたぞ」

「んげっ……何故に?あっはい」


まぁ、あの人の事だきっと何かしらの面倒くさい事があるんだろう。

言われた通りに職員室に行く。

何でこんな事に。拒否権ないんだろうなぁ。

まぁ、あんな事があったんだ目をつけられてもしょうがないか。


「おお、来たか、義経」

「どこの歴史の武将ですか、そいつは。義影ですって。いい加減覚えてください」

「おお、そうだっけ?義経の方がかっこいいと思うんだよな」

「義影の方が気に入っているのでで覚えて下さい」

「おお、そうか。分かったぞ」


このいい加減な人は教育主任で前、いろいろあった時にお世話になったあとで雑用みたいな事を手伝っている。

確か名前は秋山…美代。年齢は確か……


「おい、今失礼な事を考えていないか?

「い、いえ…別にそのような事は…まぁ、実際、先生の年齢なんか興味ないですけどね」

「よし、とりあえずくらってとけ。チェリオー」

「ぐふっ」


とパロネタを入れ、溝内をくらった。

いやいや、チェストならまだしもチェリオはまずいだろう。


「で、何気に刀語のネタを入れている。先生が何の用ですか?」

「嗚呼、そうだ、忘れていた」

「忘れていたって・・・」

「何か校長が言っていたんがな。今年から帰宅部が廃部になった」

「んな?そんな横暴が許されるとでも思っているのか、校長は」

「うん?何をそんな憤っている?帰宅部はお前一人だぞ」

「・・・嗚呼、そうですか。そう言えばそうでしたね。じゃあ、僕はこれで帰るんで」

「ふっふっふ。私がそう簡単に還すとでも思っているのか?」

「何で帰るが還るになって、台詞が悪役なんですか!」

「おっ、流石だな。お前なら分かると思ったぞ。まぁ、それよりもだ。私の言いたい事はわかるか?」

「共感されたくありませんし、先生のこれから話す事なんて理解もしません」

「部活に入れ」

「あーあ、言っちゃったよ、この人は」

「それでだ。お前どうせどこの部活も入る気ないだろう。なら私の元で働・・・じゃなくて私の部活に入れ」

「おいおい。あんた今なんて言った。働けって言っただろ」

「嗚呼、言ったぞ」


しかも堂々と言ったしこの人は。

ほら、僕、働いたら死んじゃう病にかかっているからさ。働けない。


「隠すなら最後まで隠せよっ」

「ふっ、私は隠し事と嘘はつかん。なぜならかってカッコ悪いからさ」

「何その主人公みたい性格」


こんな人でも結婚しているから世の中何があるかわからないよな。

普通こういう教師って、結婚ができなくて結婚したいと嘆いているのがお決まりだろう。


「ん?また、何が失礼な事を考えていないか?」

「い、いえ、別に。それで先生が顧問をしている部活って何ですか?」

「ふふっ、よくぞ聞いてくれたぞ。私が顧問をしている部活の名は「何でも部」だ」

「・・・・・・はぁ?」

「ほら前に有名になった。スケッ○ダンス的な感じみたいでかっこいいじゃん」

「かっこいいじゃんって。あんたいくつだよ」

「そのようみみっちい事を気にするな。それでも男か!」


いやいや、あんたは男気溢れすぎだろう。まぁ、どうせ指摘しても無駄だし。それに拒否権なんて無さそうだしな。

てか、帰宅部が、僕一人ってどうしているよな、この学校。どうしてそこまでして青春?を謳歌したいのやら。

まぁ、めんどくさいか。考えることも飽きる。他人の考えなんてどうでもいいしな。

今、思い返してみるとその時の

何も考えていなかった自分を後々呪う事になるなんて思いもしなかった。



頑張っても意味が無い。

頑張りって何なんでしょうか。とふと考えてしまいます。

次回、なるべく早く投稿します。

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