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後輩の家

映画を見終わり映画館を出た。


「では、先輩昼ご飯どうします」

「お金がないから、家帰ってカップ麺かな?」

「そんな、可哀想な先輩に朗報です。私がご飯を作ってあげます。なので先輩の家に行ってもいいですか?いいですよね、行きましょう」

「お、おう...」


半ば強引に俺の家に到着した。


「先輩の家って、アパートなんですか、しかも一人ぐらし羨ましいですね~」

「そうか?」


人の家に来て、すぐに人の家に何があるか探るのは少しデリカシーに書けるのではないか?

っと言いたかったが、人見知りをするタイプなのでそんなことは言えない。


「冷蔵庫の中にはカレールーとジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、豚肉があるんですか以外に生活感ある冷蔵庫ですね」

「いや、今日の夜カレーにしようかなっと」

「あ、でもお金がないんですよね先輩は」

「まあ、でも家に買いだめしたカップ麺があるから大丈夫だ」

「うあ、ホントだ台所の下の引き出しにびっしりと」


うお、めっちゃ引いてる。

こいつ、お金が無くなるとカップ麺生活の生活感ない人間だと思っているな


「先輩、ここに一度も使われていないエプロンがあるので使ってもいいですか?」

「いいぞ~俺も何か手伝おうか?」

「邪魔なのでいいです~」

「了解で~す」


と言う事で、ソファーで寝そべりながらスマホをいじりご飯ができるのを待つことにした。

意外に後輩は、エプロン姿が似合い体の奥深くが少しモヤモヤっとした。


そんなことを思っていると、いつの間にか眠っていた。


「先輩、起きてください先輩」

「むう、もう出来たの」

「できましたよ、冷めないうちに食べてください」


ソファーの目の前にある、机にスプーンとカレーが置いてあった。

席に着き、後輩とご飯を食べることにした。


「お、ウマイな」

「でしょ~感謝してくださいね」

「感謝します。」

「そういえば先輩は家から学校に通えるのに、一人暮らしをしているんですか」

「なんとなくだな」

「そうですか」


少し、この話には触れられたくないので話題を変えることにした。


「どうして、俺が恋について教えるのにそこまでしてくれるの」

「それは...先輩だからです!!さ、早く食べてくださいせっかくのカレーが冷めてしまいます」

「そ、そうだな」


この時、俺はも少し後輩の知らない一面をもっと知りたくなった。



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