表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

第七話 【目覚めの人物】

 ▷▶︎◀︎◁▷▶︎◀︎◁▷▶︎◀︎◁






 ――――……ピッ、ピピッ、ピピピピピ……――――


「…………んっ……」


 かけていた目覚まし時計の音と共に、カーテンから漏れる朝日が僕を覚醒へと促す。


「…………ん、ん〜っ」

「………………! ………………!」


 目覚まし時計を止めようと手を伸ばしていると、ふと誰かの話し声が聞こえてきた気がする。


 ――――姉さんが外で、ご近所さんと話でもしてるのかな……?


 いや。それにしては、やけに近くで聞こえる気がする。


「…………ん……! ……こ……! …………し!」


 寝ぼけているせいか、何を言っているのかはよく聞こえない。

 分かるのは、ものすごく聞き覚えのある声だ。


「ん……ん〜ん……?」


 なかなか目覚まし時計らしき物に手が当たらず、置いてあるはずの場所を何度も手探りする。


「…………くん! もう…………し!」


 少しずつ目が覚めてきたのか、言葉がはっきりと聞こえ始める。


「……名倉くん! もう少し! もう少し! そう、そこだよ!!」

「…………ん?」


 僕は目覚まし時計を止めると同時に、完全に目が覚める。


 ――――……いや、でもまさか……だって、この声は……!


 慌てて枕元に置いていた眼鏡をかけ、声の主の方へと振り向く。


 そこに居たのは――――。


「やったー! さっすが、名倉くん! カッコイイー!」

「うっ……うわぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ!?」


 驚きのあまり、僕は叫びながらベッドから滑り落ちる。


「あ、おはよう! 名倉くん! いい天気だね!!」




 そんな僕とは裏腹に、声の主……()()()は元気にそう言うのだった。

どうも、斐古です。


ここまでのシリアス展開マシマシ重重をお読みいただきありがとうございます。


突然ですがここで、一旦シリアス展開終了のお知らせをさせていただきます。

それに伴い、次回から『幽気いっぱい!アカリちゃん☆彡』の連載を開始することをここに宣言しm…((ません←


改めて。

シリアス路線はしばしお休みしますが、新キャラによるギャグコメディと化した『思人ノ杜ノ泉』も是非よろしくお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感想・考察・ブックマーク・評価・レビュー、etc…
お気軽にいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ