4話
俺は、朝日翔馬、ある日オンラインゲームで寝落ちしたらそのまま死んで転生したみたいだ。いろいろあって今日俺は幼なじみのカレンと国の兵士養成所に行くことになった。
「よう、翔馬調子はどうだ?」
「カレンか、だいぶ緊張してる、俺みたいなのがついていけるのか不安で眠れなかった」
「大丈夫だ、おれがいる。いざとなったら俺が助けるさ」
「カレン、ありがとう、頼もしいよとても」
親友のカレンは、俺の世界にいた黒人っぽくマッチョで当然男だ、おれは幼い頃からずっとカレンに助けられていた、カレンについて行くため頑張ってなんと兵士養成所に行けることになった。
養成所での暮らしはきつかった、カレンはエリートクラスに所属しおれは一般クラスで最後に話したのは卒業の時だった。俺は現在北のくそ寒い田舎で衛兵をしている、転生すれば最強なんて都市伝説だったよ転生すればわかる。 一応カレンにあったとき恥ずかしくない程度にトレーニングはしている。
「きょうもいつもどおりの帰りですか?」
そういったのは妻のアンナだ
「そうだね、平和だしね。じゃ、行ってきます。」
「ぱぱ、いってっらっしゃい」
まだ4才の俺の子供で名前はユーマ
おれは結婚し家庭を持ち、子供もできていた。
「なんかめんどくなってきたわ」
「先生、もう少しだけ書いてくださいよこのあとどうなるの?」
「わかったよ、これも仕事だ。」
「そうですよ、先生の仕事は物語の第一話を書いて売ることなんですからね」
「そうだったな」
おれの仕事は、小説の一話を書いて売ることだ、適当に書いて読んでもらい誰か続きを書きたいと思った人間がそれを買う、なので細かい設定とかは買った人間が考える。この後の設定も買う人間で様々にちがうのだが俺ならどうする?
「助手くん、どんなのがいい?」
「この展開ならハーレムがむずかしいし、主人公最強も無理ですから終わってますね。エロも爽快さもないないときついです、ちなみにトレンドはエロよりですね。やっぱりハーレム系が重要になってきます。いっそ主人公には愛人が全国に散らばっているほうがいいかもしれません」
「なるほど、悪くないがおそらくこれからのトレンドは違うな、異世界転生がつぎにいくところは、自分の子供だ。つまりこの後最終的には息子のユーマが主人公になる展開が必要だ。」
「たとえば?」
「ありきたりなのは父親が敵に倒され、復讐に萌える展開だな」
「燃えるでは?」
「違う、復讐するといいながらほとんどはしないし、戦争ならしかたないで済ます、復讐はなにも生まないとか、敵に説教するとか自分が萌えるためだな」
「本当に燃えていたら復讐が終わったら灰人になる。灰人とは、生きる目的が燃えて真っ白になった人間のこと」
「あとは、生死不明でいなくなるとか、この場合ユーマは父親をさがす旅に出るだろう。その後父が敵になってたりする。あとは記憶喪失だったとか、知らないうちに兄弟がいたりという展開が可能だ。」
「王道で悪くない感じですね」
「そんな感じで適度に展開できるものを書けばなんとかなる。」