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昔の記憶

ぐっ__がはっ!!__


__僕は血を吐いていた__美しい森の中にある緑は__僕の故郷はその見る影も無く紅蓮の炎で燃やし尽くされていた__


僕を育ててくれた両親、元気だった弟や幼馴染の妹__全てを奪われてしまった__


そして__禍々しいオーラを発する闇色の大剣を右手に持ち__唯一この塲残ってしまった僕__


「どうして__どうして僕らがこんな目に合わなければ行けなかった___!!!」


__そんな僕を見下し__高笑いをしている人間が1人居た


「_なんでこんな事をしたんだ__!兄貴ぃぃぃぃぃい!!」


__それは、僕の兄だった人間であった__


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