表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

桃色髪の女の子

ついに長々と引っ張ってきた理事長が!

勇者パーティって頭おかしい!

どうやら問題は深刻らしい

ボ…わたし、女の子になっちゃった!?


理事長室から出て10分くらいだろうか、寮生の各部屋が見えてきた、どうやら理事長室→食堂→寮生の各部屋の順番に地続きになっているみたいだ


基本の仕組みは同じ学年同士で2人1組になり同じ部屋で生活するものらしい、これは最初に言われていた事だから仕方ない、問題は相部屋になる女の子だ、調査の為に親密もとい仲良くしておく必要がある、その上で男とバレてはいけない。


「あの薬が完全に女になるならまだしも理事長曰く、まだあの薬は未完成らしいんだよねぇ…研究結果では上半身のみしか変化させる事ができないんだとか」


「胸を膨らませる程度ならまだしも下半身を丸ごと異性に変換させるのは難しいとかなんとか…まぁ言ってることも分からなくはないけど、どっちにしろ気を付けないとね、結構条件厳しいな〜」


そんな事を考えながら部屋を探していたら、目の前に101号室の数字の部屋が現れた、手持ちの鍵でロックを解除してドアを開ける


「やっと見つけたよ、今度は迷わなくて良かった」


部屋は殺風景な部屋だった、というより移り住んだばかりのアパートという感じだ、モノが備え付けの物以外私物が皆無だ、今日引っ越して来たばかりなので当たり前なのだけど


日本にあった様なモノ程便利なものは無いが、魔力で動くコーリング(冷蔵庫)は普通にある、水道もあり、こちらにも魔法具が着いているが洗濯機はない 代わりにクリーンという生活魔法がある為、基本はウォーターを洗濯物に掛けて、クリーンで拭き取るのだ、この辺りは魔法具を各部屋に置いている辺り学園がお金持ちという事だろう、流石に庶民には手を出せない


他にもフライパンみたいな調理用具があったりIHに似た魔法具もある、こちらは学食がある為使用する事はほぼ無いだろう、なのに設備整い過ぎていて正直ビビる、他の魔法学園ではこうはいかないだろう


「うわ何この部屋…私物はないけどなんでこんなに備え付けの設備が充実してるんだ…一体いくら掛かるのさ、エンフェリート学園怖すぎる…!じゃなくて理事長が言ってた私服とか確認しなくちゃ!」


先程理事長「制服や下着などが既に準備して部屋に置いてあるぞ」と言っていたのを思い出した、ブラの付け方なんて分からないんだからチェックしないといけない

タンスのようなものを開くと、そこにはピンク、黄色紫、黒、赤、白、様々な色の女性用下着(上下)が入っていて、上の段には畳まれたスカートやズボン、キャミソールやワンピース、靴下や靴など沢山の種類の女性用のものが入っていた


「…ってアホかぁ!!いくら何でも種類揃えすぎ!どんだけボクに着せたいんだあの変態学園長!!もうやだこんなのばっかりじゃん…いやダメだ、仕事なんだからしっかりしないと」


「ありゃ?こっちのクローゼットには制服と靴しか入ってないや、これは冬服用かな?しかもちゃんと2着ある、準備が良すぎて引くわ」


一通り確認した所で二段ベッドの下側に腰掛ける、部屋の広さが風呂トイレ別で10畳程度、食事に関するものは最低限しか置いてないのでベッドがあって2人でも充分に広いだろう、ミユウの私物は少ないので、後は相手次第という事になる


「あっそうだよ、相部屋の女の子が居たね いつ来るんだろう、正直どんな子が来るのか緊張する…」


ミユウの周りの女性は基本変な人ばかりなので、男の方が安心出来るのだ、逆に女性だと変に警戒してしまう


部屋は一通り確認し、トイレは先程確認したので、最後にお風呂を確認しようとお風呂場のドアを開けると


「・・・・・・え?」


そこには桃色髪の女の子が不思議そうな顔をして、全裸で目の前に立っていた

なんと、お風呂のドアを開けたらピンク色の髪の全裸美少女が…!

3次元ではなかなかありえない現象です、この美少女は一体何者なのか


序盤の説明多いですが、一通り説明終えたら減らしていきます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ