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『空に夢が浮いてた瞬間』
『空に夢が浮いてた瞬間』
一分間太陽を直視してやろうと思い
目が痛くなったこと
月が丸くなったり
少しずつ欠けたりして
姿を変えていくこと
くじらやソフトクリームやサンタクロースのヒゲ
そんな形をした雲を見つけたこと
七色のハズなのに
四色にしか見えなかった虹に
ちょっとがっかりしたこと
飛行機の後に続く飛行機雲
それが消える瞬間を
ずっと待っていたこと
ふかふかの雲の上で寝転がって
ゴロゴロしたいと思ったこと
毎日空を見上げるだけで
何か新しいものを見つけられた
でもいつからだろう
空にはなにもないと気づいて
見上げることすら面倒になり
地の上でしか
夢を見つけられなく
なってしまったのは
『空に夢が浮いてた瞬間』について
成長と共に好奇心の幅が狭くなり限定されてきたように感じる時があります。良くも悪くも現実的になってきた、ってことなのかな?




