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『私という通過点』

『私という通過点』



線路は続くよどこまでも


山越え谷越え海越えて


電車はドンドン進んでいくよ





いつの間にか電車に乗ってた私と母


ガタンゴトンと優しく揺られ


二人はどこへ向かっているの?


夕日に照らされた母の横顔


なんかちょっと疲れてるみたい


だから私は悲しくなるの





線路は続くよどこまでも


町越え村越え橋渡り


電車はまっすぐ進んでいくよ





いつの間にか到着した駅で


めっきり弱った母は静かに告げた


『私はここで降りなきゃいけない』と


私が嫌だと答えると


母親は電車の中に目を向け


穏やかに言うの


『今のあなたには守るべき者がいるでしょ?』と





母と別れて娘を連れて


私は先へと進み出す


いつかは私も降りなきゃならない


そんなことを考えながら





線路は続くよどこまでも


絶えず誰かを乗せながら


電車はどこへと向かっているの?






『私という通過点』について



 自分とはわずかに異なる個体を産み出し、未来へと種を残し前進していく人類たち。その先に終着駅なるモノがあるのでしょうか?



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