INUKOの夢日記 1
H28.12.7 wed
・殺人ゲーム
イヌコは言った。
「私はあなたを殺す。なぜなら裏切られたから。」
Aは言った。
「そんなことしてない!!わたしはただあなたのためを思って...!!」
そんなこと私は知らない。
私はそういう自分勝手なお節介が何よりも嫌いだ。
[関東 某所]
持ち物はライフル、食物、防護服のみ。
そんな大層なものはいらない。
あった方がいい気がするかもしれないが、そんなものあった方が動きにくくて死ぬ。
私がやっているのは国が定めた、戦に有能な者を探すためのゲーム、「殺人ゲーム」。
名前こそそりゃあ悪いかもしれないが、これが意外と面白い。
ルールは簡単。
1.撲殺等、直に殺そうとするのは禁止。
2.殺人に使うのはライフルのみ。
3.人のものを奪うのは人間以下の行為なので禁止。
4.ゲームの時間はきっちり3日間。
5.ゲーム参加者以外を殺すのは禁止。もしも行った場合は、公開死刑。
以上である。
まあ、ゲーム参加者は制服支給なので問題はない。
このゲームは、報酬がすごい。
3日間で生き残った者は1000万と今後の生活、進路が保証される。
なぜ進路かって?
そりゃあ、私たちはみんな高校2年だから。
?「イヌコぉ......!!」
誰かの声が聞こえた。
その瞬間.........
ドンッ!!
あ,,,撃たれた,,,,,,,,,,,,,
でも不思議だった。
死なないのだ。
倒れない。
夢なのか。
でも痛かった。
?「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
私を撃った奴がそう叫んだ。
あぁ、私は不死身なんだ。
そう思ったとたん、私の周りから人の気配が消えた。
このゲームが始まる前に薬を飲まされる。
その薬には3人だけ不死身にする力がある。
ただ、不死身は報酬が得られない。
そう、何の得もないのだ。
そんなのにやっていられる奴は普通はいない。
でも私は普通じゃない。
殺りたくてしょうがない。
さあ殺そう。
そう思ったところで目が覚めました。
悲しかったです。