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一章 試験(7)




 落下しながら碕沢は思う。


 ――崖上へ戻ることは不可能だ。


 碕沢は着地をいかに成功させるかに思考を切り替えた。

 片方の腕と二本の綺紐は、ライアスとグルクスを抱えるためにふさがれている。

 碕沢はもう一方の腕に硬化した綺紐を具現化させ、崖壁に向かって思い切り突き立てた。

 綺紐は崖壁に突き刺さったが、落下を停止させることはできない。

 だが、落下速度を減速させることに成功した。

 崖壁から激しい音と削り取られた崖壁の欠片が吐きだされた。

 不意に綺紐が崖壁から弾かれ、碕沢の身体が再び宙に浮く。

 バウンドし、下の二人の体重に振りまわされながらも、碕沢はすぐに綺紐を突き立てた。

 崖壁からの衝撃と三人の体重を碕沢の右腕が支える。

 綺紐が崖壁をまたもや真下へと切り裂いていった。

 二度ほど同様の行動をして、ようやく碕沢たちの落下は停止した。


 碕沢はライアスとグルクスに巻きつけた綺紐を短縮する。

 そして、二本の綺紐を利用しながら、百メートルほど下に確認できた地上へと降りて行った。

 最初こそ幾分危ないところが見られたが、すぐにこつをつかみ、碕沢は二人の人間を綺紐で抱えながら地面へと無事着地することに成功したのだった。



 偶然というほどのものではないが、碕沢たちが着地した場所からそう遠くないところに朱猩シュールンの遺体があった。

 碕沢は上空からそれを確認していた。

 グルクスとライアスを綺紐から解放してから、碕沢はすぐに朱猩シュールンの遺体がある場所へと向かった。

 さすがに魔石や部位を剥ぎ取ることが目的ではない。

 グルクスの槍がまだ刺さっているかもしれないと思い、回収するために来たのだ。

 グルクスの槍は朱猩シュールンの足にまだ刺さっていた。

 しかも運のいいことに破損していないようだ。

 碕沢は朱猩シュールンから槍を抜きとる。

 刃先は欠けていない。

 曲がっているようにも見えないが、素人の碕沢には判断のしようがなかった。

 碕沢はすぐにグルクスとライアスがいる場所へと戻った。

 グルクスがライアスの傷を見ている。

 ライアスの顔色は悪い。

 血が流れているようには見えないが、骨やもしかしたら内臓を痛めているのかもしれない。

 深刻な状況が発生している最中さなかに、新たな人物が一人増えていた。


「アトレウス、なんでここにいるんだ?」


 碕沢は意外の念を込めて問いかける。


「なぜって巻きこまれたからですよ」


 やれやれとでも言いたげにアトレウスが小さく首を振った。

 少年の外套マントはかなり汚れているものの怪我はしていないようである。


「僕がどうやって無事に着地できたかという自慢話を聞くより、まずここから離れたほうがいいでしょう。あの魔獣の血は、他の魔獣を呼び寄せるかもしれません」


「――そうだな」碕沢はライアスに視線を投じる。「ライアスは背負って移動したほうがいいと思う。移動中痛みがあるかもしれないが、我慢してもらうしかない」


 血の気のない顔をしたライアスが小さく頷く。

 いっそ気絶していた方が楽だろう。

 自分で動けないほどの重傷なのだ。

 痛みは相当なはずだった。


「俺がライアスを背負う。悪いが槍は碕沢が持っていてくれるか」


 グルクスがすぐに背負おうと、ライアスに背を見せた。

 碕沢はライアスの移動を手伝うために、彼を抱える。

 ライアスの口からうめき声がもれた。

 そして、ライアスはグルクスに身体を預けたのだった。


「槍はアトレウスに持っていてもらおう。いざって時は、俺が時間を稼ぐから三人はさっさと離れてくれ」


 碕沢はアトレウスに槍を投げた。

 アトレウスは槍を受けとりながら不満を口にする。


「正直、ウォーレン山の裏面にいる魔獣は碕沢さんでも無理ですよ。冒険者ランクで言えば、最低でもランクBマイナスです。失礼ですけど、碕沢さんにランクBクラスの強さがあるとは思えません」


「作戦に関しては後で話そう。とりあえずここからは離れる。いざとなったら、俺が言ったような形にする。何の考えもなしで、魔獣に遭うよりかはましだろう」


 碕沢はアトレウスから視線を切り、グルクスに合図を送った。

 碕沢とグルクスが歩きはじめると、アトレウスも後に続いた。

 碕沢たちは朱猩シュールンの遺体があるのとは反対方向へ、さらにできるだけ崖にそうようにして移動していった。

 碕沢の間隔でおよそ一時間ほど歩いたところで休憩をいれる。

 理由は体力的に厳しいからということではない。

 多少グルクスが苦しそうではあったが、限界にはまだまだ余裕がありそうだ。

 一息ついたのは、今後の展開を話すためである。

 むろん、周囲の安全を完璧に確保できているわけではない。

 だが完璧な安全などそもそも実現できるはずがなかった。

 妥協と選択の産物である。

 現実的な対応というやつだ。


「このまま南に進めば、いずれ崖も低くなるし、森もなくなるんだな」


「確かそうだと思います。森のどのあたりまで強力な魔獣が出現するのかは分かりませんが、まあ、とにかく森をぬければ大丈夫ですよ」


「どのくらい時間がかかる」


「さあ? けど、今の速さじゃ、今日中には無理でしょうね」


「俺が背負って走ったほうがいいかもしれないな。揺れが大きいだろうから、ライアスの負担が大きくなるけど」


「――それくらい大丈夫だ。これでも身体は頑丈なほうなんだ」


 ライアスが笑って言う。


「確かに」


 碕沢もあえて笑った。

 キルランスの兵士採用試験を受ける者でか弱いことなどありえない。

 一般的な平均を大きく逸脱した肉体の強さを持っているはずだ。

 健康であったなら……。


「碕沢さんってずいぶん余裕そうですね」


 批判というより、本当に理解できない様子でアトレウスが眉をひそめている。


「余裕があるわけじゃない」


「そうですか? まったく怖がっていないみたいですけど」


「何を?」


「ほら、その問い自体がありえない。僕らがいる場所を考えたら何をおそれているかなんて問われるまでもないでしょう」


「強いんだろう? なら戦うことに関して対策は打ちようがない。どうやって逃げ切るかだけだろ?」


「その作戦が、碕沢さんが粘っている間にみんなが逃げるですか? 信じられないなあ、その発想。もしかして、朱猩シュールンを倒したことで自信を深めました」


「そんな自信家じゃないよ」


「そうですか?」


「たぶんあのゴリラ魔獣に勝てたのは、相性が良かっただけだろう」


「ゴリラ魔獣?」


「俊敏性が高いわりに、一撃一撃が大振りで躱しやすい――まあ、その分威力はあったけどな。防御力もおそらく同ランクの他の魔獣に比べたら劣るんじゃないか? 俺の攻撃を含めて基本的に届いていただろう? 仮に俊敏性がないかわりに防御力が高い相手だったら、俺の攻撃は通用しなかっただろ。もしくは、威力が多少低くても攻撃に隙がないとなったら、斬り刻まれていたのは俺じゃないか?」


「――あんがい客観的に見ているんですね。でも、そんな卑下することもないと思いますけど」


「卑下したつもりはないが」


「途中からまったく動きの質が変わりましたよね? あれが碕沢さんの本性ですか? ちょっとあれは何と言うか非常に異質なものでしたけど。あの変容がなければ、碕沢さんだけじゃなく、全滅していたかもしれませんね。あの場にいた皆が感謝を覚えるくらいの強さはありますよ」


「おまえは俺をどうしたいわけ?」


 駄目と言ったり、凄いと言ったり、少年の主張は忙しい。


「凄いけど、この辺りの魔獣には通用しませんよ、ということです」


「――アトレウスの言っていることは正しい。ただでさえ、この森から脱出することは不可能なのに、足手まといを連れているとなると、絶望的だな……いや絶望だ」


 ライアスの発言だ。

 口調ははっきりしている。

 彼はやけくそになっているわけでも、負傷した自分を卑下しているわけでもないようだった。


「危険な地域で生きるためには、絶対に判断を誤ってはならない――俺はそう思っている」


 ライアスは、碕沢、アトレウスにそれぞれ視線をとめた。

 そして、最後にグルクスを見る。

 ライアスの眼差しは静かなものだった。

 だが、グルクスの瞳には激しい感情が渦巻いていた。


「分かってる。一人の命のために皆を犠牲にしたりはしない」


 気負うことなく、飄々と碕沢は言った。

 ライアスの顔には安堵が宿った。

 アトレウスの瞳には、意外の念と感心する感情がたゆたっている。

 グルクスは、攻撃的な視線を碕沢に投じていた。反射的な感情の動きだろう。


「いざとなれば、きちんと判断するから、ライアスは自分の身体のことだけを考えていろ」


「――碕沢」


 グルクスの口から呟きが漏れた。

 すでに瞳に危険な輝きはない、

 碕沢がライアスを見捨てるわけではないということを理解したのだろう。

 当のライアスは複雑そうな表情をしていた。

 アトレウスは薄い笑みを浮かべている。感情の読めない表情だった。


「じゃあ、移動しようか。言っておくけど、自分の身を心配しろと言ったのは、気づかったわけじゃなくて、本気だからな。俺はこんな森からさっさと出たい。今日中に脱出するつもりだ」


「そんな気づかい、俺に必要ない。言っただろ、俺は頑丈にできてるんだ」


 笑ってライアスが答えた。

 碕沢はライアスの前に座り、背中を見せる。

 背中に一人分の重さが加わった。

 今の碕沢にとってたいした負担ではない。

 碕沢は念のために綺紐でライアスを自分にくくりつけた。


「じゃあ、急ぐから後ろの二人もついてくるように」


 碕沢は振りかえる。

 すでにグルクスは槍を持ち準備万端だ。

 アトレウスに変化はない。


「その状態の碕沢さんに遅れるわけがないでしょう」


「大丈夫だ」


 二人の返事を聞いて、碕沢は走りだした。

 次々に景色たちが後ろへ流れていく。

 とても人を背負って走っているようには思えない速さだった。

 森の中を走るのに碕沢は慣れている。

 こちらの世界に来てから、彼は森の中ばかりを移動していたのだから。





 碕沢の班の監督官だった男――ランドルはオーダンと共に山をできるかぎりの速さで下山した。

 途中、伝達を頼んだ部下と再会したが、部下の持っていた命令は今となっては不用であったし、また、その内容も結果が出た今となっては間違っていたことを証明するものでしかない。


 ランドルは部下をおいていくことにした。

 部下の疲労が激しかったからである。

 彼はランドルともっと早く出会えるものと思い、体力配分をすることなく最大限飛ばしてきたらしい。

 だが、いっこうにランドルたちの姿が見えず、結局くたくたになってしまったということだ。

 碕沢たちが寄り道をしつつ、かなりの速さで山を踏破していた証拠である。

 碕沢たちの班は優秀なのがここからも分かる。

 最大の証明はむろん朱猩シュールンを討伐したことだ。

 この優秀な人間の命を救うためにもランドルは早く本部へ情報を持っていく必要があった。

 だからこそ、部下をおいて下山を急いだのである。


 負傷した身体に鞭打ちながら、ランドルは本部へと到着した。

 思った以上に早くたどりついたのは、本部がかなり前へと押しだしていたからだ。

 危険な情報を得て、本部も行動を開始したのだろう。

 他にも変化はあった。

 ランドルの所属する部隊のみでなく、他の二部隊とも合流していた。

 つまり、現在本部は、大本部となり大隊長が三人いる状態になっている。

 大隊長三人ならば、何とか崖をおり、碕沢たちと合流して戻ってくることができるのではないか。

 疲労を抱えた頭でそんなことを考えながら、ランドルは大隊長三人を前にして朱猩シュールンに関する報告を行ったのだった。


「あの魔獣はランクCだろう?」


 大隊長の一人が言う。

 魔獣のランクは、冒険者組合ギルドの認定したランクがそのまま一般的に使用されていた。

 本来、冒険者組合ギルドのランクは、冒険者に対して与えられたものなのだが、それが魔獣にも波及していったのだ。

 たとえば、ランクCの冒険者が絶対に倒せる――倒せなければならない――指定魔獣がいたとする。

 本来ランクづけされているのは冒険者だけなのだが、その魔獣のことをランクCの魔獣と皆が自然と呼ぶようになっていた。

 指定魔獣は一体ではない。

 なので、冒険者組合ギルドはカタログをだしている。

 それらのカタログに載っている魔獣たちも当然ランクづけされていた。


「隊長二人で倒したということか?」


 ガウドだ。

 ランドルは簡潔にだが正確性をもって戦いの情報を伝えた。

 戦いで終始重要な役目を果たし、とどめをさしたのが碕沢秋長であることもきちんと説明していた。

 内容は聞き間違えようがない。

 ガウドの問いはあまりに的外れだった。

 なので、ランドルは当然否定する。


「いえ、違い――」


「分かった」


 とガウドがランドルの言葉をさえぎった。

 ガウドの態度がおかしい、とランドルは感じた。

 第三軍団に所属している人間らしくガウドは強い者を好む。

 ランドルの報告を聞けば、普段のガウドであればむしろ碕沢の存在を喜ぶべきところだ。

 ランクCの魔獣――あれがランクCだったとは思えないが――を斃すことができる新人などめったに現れるものではない。

 すぐにでも隊長になっておかしくないと言える実績と言えた。


「残り五組が帰還したら、このまま一度撤収するべきだろう」


 大隊長による冷静な言葉だった。

 だが、ランドルは思わず反論を述べる。


「お待ちください。碕沢を含め、崖から落ちた者たちは見どころのある者ばかりです。おそらく碕沢ならば、たいした負傷もなく着地に成功しているものと思われます。実際、私は碕沢が落下速度を軽減しているところを目撃しました」


「――助けにいけと言っているのか?」


「はい。大隊長殿が三人おられれば、ウォール山の裏面に潜む魔獣であろうと撃退することが可能であると思います」


「ランドル、口を慎め」


 不愉快そうにガウドが言った。


「いいか、俺たちだけなら生き残ることは可能だ。だが、負傷者を抱えてとなると、難しい。だいいちおまえは落下した者たちが無事であると主張するが、生きているやつらをおまえは見たのか?」


「――いいえ」


「はっ」ガウドが鼻で笑う。「生きているのか分からないやつらを救えというのか、おまえは馬鹿か!」


「ガウド、言いすぎだ」別の大隊長が諌める。「だが、ガウドの意見は正しい。状況を聞く限り、生存は難しいだろう。たとえ生きていても重傷者たちばかりで自ら歩くことも困難な状況なのじゃないか? 大隊長は私を含めて三人。落下した者たちは四人。四人の人間をかばいながら、夜間にあの森から生きて出るというのは非常に分が悪い」


「さらに言うのなら」ともう一人の大隊長が後を引き継ぐ。「森の異変――正確に言えば魔獣の異変が報告されている。いつ強力な魔獣が襲ってくるともかぎらない。受験者を守るというのも私たちの役目だ。その対象は崖から落下した四人だけでなく、他の二百人に及ぶ者たちも当然含まれている。どちらを優先するべきかはあきらかではないか?」


 正論である。

 反発心がないではなかったが、幾分冷静さを取り戻したランドルにも大隊長の理屈は理解できた。


「ランドル、きさま、そもそも隊長のくせに大隊長の議論に口出しするんじゃねえ! さっさとさがれ」


 ガウドが怒鳴りつける。

 ランドルは他の大隊長にさっと視線を送った。

 他の大隊長もガウドと同じ意見らしい。

 ランドルは一礼して、その場から立ち去る。

 背後から、


「決定は覆らない。おまえもさっさと撤収する準備をしておくんだ」


 というガウドの声が叩きつけられた。

 口調には負の感情のまじった揶揄が含まれている。

 ランドルは返事をしなかった。

 する必要を感じなかったからだ。

 ガウドは碕沢を嫌っている。

 ガウドが碕沢のことをまったく救おうとしなかったことで、ランドルは確信を持った。

 そして、碕沢に第三軍団の兵士がやられたという話をランドルは自然と思い出した、

 どうやらあれは本当だったようだ。

 おそらくガウドの目の前で碕沢はそれを行ったのだろう。

 ガウドはその時から碕沢に対して私怨を抱いているのだ。



 大隊長三人は、ランドルについて話していた。


「あれは、理屈やらきれいごとを言いすぎる」


 ガウドは嘆息をはきながら、さらにやれやれと口にした。


「第三軍団には珍しい品のある男じゃないか」


「強くなけりゃ意味がねえ」


「なかなか強いのだろう?」


朱猩シュールン程度も斃せないやつだ。隊長としてはまだまだ二流だ。まあ、簡単に倒されるやつよりかはましだがな」


 ガウドは皮肉を言った。

 隊長でまっさきに犠牲になった者がいる。

 その人物はガウドの部下ではなかった。


「――ランドルの言葉が正しいとすると、碕沢というのはすでに隊長格の力を持つということか……確かにおしいな。まだ若いのだろう? どれほど伸びるか期待できる」


「おいおい、まさかランドルの言葉に乗るんじゃねーだろうな。俺は認めないぜ。それともこの場にいる全員の命と引き換えるにする価値が碕沢にあるとでも言うつもりか」


「まあ、ランドルの言に我々の行動を左右するような重大な事実はない。危険を冒してまで救援に向かう必要はあるまいよ」


「あたりめーだ」


 ガウドは嗤った。

 彼はたとえ反対の意見が出ようとも無理やりでも押しとどめるつもりだった。

 いざとなれば、力づくであっても、だ。

 二人の大隊長をいっぺんに相手をするのは無理でも、ひとりひとりならば可能だ。

 そして、その事実を二人の大隊長も知っている。

 結局、ガウドに従うことだろう。

 後で問題になったとしても、充分に言い訳はできる。

 多数の命の安全を優先して行動したことを否定することはできないだろう。

 力こそ正義――すべてを力で押し通す、という安易な思想をガウドは持っていた。

 そして、それが誰に対しても通用すると考えているところがこの男の限界なのかもしれない。









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