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命約  作者: 翡翠蝶
13/19

暇潰しバトル!?波乱の一回戦!

ネタ切れで茶番をつくりました!

みょんみょんさん、少しルールを変えました^^

読んでみて下さい。

「・・・・ということで、暇潰しバトル大会を開始します。」

ルナが口元に笑みを浮かべながら言い、炎孤の方を向いた。

「今日こそぶっ殺して差し上げます。楽しみにしてて下さいね★」

「シラッと言ったわね。」

憂羅がボソリと呟く。

「けど、私、絶対あのクソ狐にだけは負けたくありません!」

紅葉は無駄な対抗心を燃やす。

「ルールを説明します。バトルは三回に分けてやります。一試合勝った人が勝ち進めます。武器以外の持ち込みは禁止です。武器は一人一つです。相手が負けを認めるか、戦えなくなったら試合終了です。」

ルナは満面の笑顔で炎孤を見た。

「君、絶対僕を殺そうとしてるよね!?」

「Yes. Of course.(はい もちろん)!」

「僕は簡単には死なないのさ!」

「その割に雷蛇に5秒で片付けられてるのはどこの誰だった?」

憂羅はジットリと炎孤を睨む。

「何の事だかサッパリ分からないね!」

炎孤はとぼける。

“まぁ、ともかくスタートです!”

零は高らかに告げた。



出場者 〈憂羅,雷蛇,魔奈里,紅葉,岩源,鏡水,炎孤,ルナ〉

審判  〈零〉             

 


          〔一試合目〕  雷蛇 VS 紅葉

  

「うわ~ん、なんで最初で雷蛇さんと当たるんですか~。」

紅葉は既に負け腰だ。

「何だか申し訳ないが・・・・今日ばかりは本気で行かせて貰うぞ!」

雷蛇はフッと笑った。

  

          試合 スタート!  先攻 紅葉

紅葉は鎖鎌をビュンビュン回し思いっ切り雷蛇に投げた。

雷蛇は電撃で鎌を叩き落とすと紅葉に電撃を放つ。

紅葉はギリギリその攻撃をかわした。

「・・・・あ、危なかったです~・・・・」

紅葉はほっと息を吐いた。

「安心している暇など無いぞ!」

雷蛇は飛び出し、紅葉に攻撃しようとする。

「キャア~、私の負けです~。」

紅葉はアッサリ負けを認めた。


「あんた、いくら何でも負けるの早過ぎよ!」

憂羅は紅葉を叱りつける。

「だって~、怖いんですもん!」

「ハア~?・・・・・・・」

二人は言い合いを始める。

“はい!では次に行きましょう!”

零は無理矢理試合を進める。



          〔二試合目〕  炎孤 VS ルナ

 

「フフ・・・・ヤット、ワタシノデバンダワ。」(ゆっくりボイス)

「僕を楽しませてくれよ?」

「モチロン。オマエヲタップリタノシマセテアゲルヨ?」

ルナはニタアと笑った。

 

         試合 スタート! 先攻 ルナ       

ルナは物凄い速さで炎孤に近づくとパンチで炎孤の体を壁にめり込ませる。

そしてめり込んで動けない炎孤を前もって用意していたバズーカで撃ちまくる。

「ズバーン ズバーン!!ズバーン ズバーン!!」

五十発ほど撃ってバズーカを置く。炎孤は既に真っ黒になってノックアウト状態だが、ここで止めるルナではない。炎孤の頭を掴むと床にめり込ませる。掴んで、めり込ませ・・・を繰り返す。

   

三十分後・・・・・

「何か凄い事になってんですけど?」

魔奈里はポカンとする。

床はヒビが入り、炎孤は真っ黒になって痙攣している。

「ルナさん!ダメですよ!」

紅葉が言う。

「そうだな。いくら何でも・・・・」

岩源も頷く。

「もっと強烈に殺らないと!ナルシ狐はこりませんよ!」

「そっちか!?文句を言うのは!?」

「はい!」

岩源のツッコミに紅葉は力強く頷くのだった。



          〔三試合目〕  憂羅 VS 岩源

 

「じゃ、軽くやりますか。」

「うむ。よろしく頼むぞ!」


          試合 スタート! 先攻 岩源

岩源は印を組み、術を繰り出す。

憂羅の上に岩が現れ落下する。憂羅は右に左に避け、お札を投げる。

岩源は素早く結界を張り、お札を撥ね返す。

「もうそろそろ本気で行くぞ!『葉風はかぜ 礫石つぶていしの陣』!」

岩源がそう言った途端、岩源の足の下に陣が現れ、そこから木の葉と石の礫が容赦なく飛んでくる。

「!」

憂羅は必死にかわす。どうやらこれが岩源の必殺技らしい。

スタッと着地し、額の汗を拭う。

「中々やるな。」

「あんたもね。」

憂羅はお札を投げる。そして岩源が結界を張ろうとしている時に岩源に接近する。

「・・・・・私の負けだ。」

首に大幣を突きつけられ、岩源は負けと言った。


「岩源さんの腕も落ちたね~。」

鏡水が冷やかす。

「黙れ!さっきから不愉快だ。次はお前だぞ。行け!」

岩源は怒ったように言った。



          〔四試合目〕  魔奈里 VS 鏡水


「ヨッシャア!やっとだぜ!」

魔奈里はやる気満々だ。

「参ったな・・・・・俺は、レディーを傷つけたくねぇんだが・・・・」

鏡水は渋い顔だ。

  

        試合 スタート! 先攻 魔奈里

「いっくぜ~!『やいばの風』!」

魔奈里がそう叫ぶと「ビュウォォォー!」

と風が鏡水に向かう。しかもこの風は刃になっているので当たれば体を切り刻まれる。

鏡水は余裕の表情で風を避ける。

「仕方ねぇ!」

鏡水は印を組み、水の刃をつくり出す。風の刃と水の刃が激しくぶつかり合う。

「刃には刃で対抗だぜ!」

鏡水は鼻で笑う。

「クッソ~!こうなりゃ!『ストーム・インパクト!』」

魔奈里は一番得意な必殺技を放つ。

だが、鏡水はこれを見ても慌てなかった。

「さっさと終わらせるか。『川風かわかぜ 水流すいりょうの陣』!」

岩源同様、鏡水の足下に陣が現れそこから刺すような冷たい風と水が魔奈里に襲い掛かる。

「ウワァ~!!!」


「随分と早かったわね。やられるの。」

憂羅はびしょ濡れの魔奈里を呆れたように見る。

「何だと~!」

  

“という訳で一回戦終了!”

 

        勝利   敗北

〔一試合目〕  雷蛇   紅葉

〔二試合目〕  ルナ   炎孤 (ボロ負け(笑))

〔三試合目〕  憂羅   岩源

〔四試合目〕  鏡水   魔奈里

  

 

       








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